トム・ハンクス、『ハドソン川の奇跡』で共演のアーロン・エッカートを絶賛

【リアルサウンドより】

 クリント・イーストウッド監督の最新作『ハドソン川の奇跡』より、主人公のサリー機長を演じるトム・ハンクスが、副機長のジェフ・スカイルズを演じるアーロン・エッカートについてのコメントを発表した。

 本作は、「ハドソン川の奇跡」と呼ばれる実際に起きた航空機事故をもとにしたヒューマンドラマ。パイロット歴40年のベテラン機長であるサリーが操縦する航空機が、突然、160万人が住むマンハッタン上空で両エンジン停止に陥り、空港に引き返すことができないと判断したサリー機長は、航空機をハドソン川に水着させる。その決断により、“乗員乗客155人全員生存”という奇跡を起こし、一躍英雄となったサリーだったが、その後、国家運輸安全委員会から「乗客の命を危険にさらす無謀な判断」と厳しく追求され、容疑者にされてしまう。当時のマスコミが報道しなかった“真実”が、本作では描かれているとのこと。

 トム・ハンクスは、「僕とアーロンは撮影準備のためによく一緒に台詞の練習をしたんだ。完璧に専門用語を言えるようにしたかったからね。でもアーロンのおかげでうまくいったよ。彼には素晴らしい未来が待っている」と、撮影時の裏話を明かすとともに、アーロンの仕事への姿勢を評している。

 アーロンは、1997年『In the Company of Men』で映画デビューを果たし、以来、ジュリア・ロバーツやキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ニコール・キッドマンなど数々のオスカー女優と共演。『ダークナイト』の悪役トゥーフェイスを演じ、日本でも知名度を上げている。

■公開情報
『ハドソン川の奇跡』
9月24日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開
監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2016 Warner Bros. All Rights Reserved
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/

■書籍情報
『機長、究極の決断「ハドソン川」の奇跡』
発売中
著者:C.サレンバーガー
刊行:静山社文庫

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