木村拓哉、解散謝罪に「エセキャプテン!」と批判の声 「通販グッズ買い取れ!」の声も?
19日、SMAPの木村拓哉が自身のラジオ番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)の冒頭で、SMAPの解散について「今回はSMAPの件で皆さんに辛い思いをさせてしまって本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪したのだが、ネット上では「木村さえ独立に反対してなければ、解散はなかったのに!」「他の4人を裏切っておいて、謝罪されてもね……」などと、批判の声が飛び交ってしまっているようだ。
今年1月、SMAPの育ての親であるマネジャーがジャニーズの事務所の内紛により、退所することを決めた際、SMAPの5人は、元マネジャーと共に独立するか、そのまま事務所に残留するか、という岐路に立たされたのだが、木村以外の4人は、売れない時代から母親のように親身になって支えてくれた元マネジャーへの恩返しを最優先し、独立を決意。しかし、木村が事務所残留を表明したため、解散危機ということになり、日本中を巻き込む大騒動となってしまったとみられる。そのため、木村に対しては「恩知らず!」「キムタクにとって、SMAPの価値ってそんなもんなの?」などと批判が殺到。かつては社会現象を巻き起こすほどの人気ぶりを誇っていた木村だが、1月以降、その人気は急落の一途を辿ってしまっているようだ。
「木村は、ラジオ番組では自身のことを“キャプテン”と称し、リスナーからの悩みに親身になって答える姿勢が、『頼れるアニキ』と称賛されていたのですが、1月の解散騒動で揺れる中、放送された回で『自分はここのWhat'sのキャプテンとして、そして、聴いてくださっている皆さんは乗組員として、キャプテンを信じてついてきてください』と発言した際には、『でも、キャプテンが解散危機の原因なのでは?』『信じられなくなってきた』などと、ファンは半信半疑に陥ってしまっていました。そして結局は、解散という結論に至ってしまったため、『エセキャプテン!』『私たちは、キャプテンのもとから離れます』などと、ファン離れが加速する結果となってしまったようです」(芸能関係者)
長年、日本を代表するイケメンとして君臨し、カリスマ的な人気を誇ってきた木村。女性ファンのみならず、男性ファンも桁外れに多く、木村の髪形や、ドラマで身に着けていた衣服、アクセサリーを真似して買った男性は少なくない。それだけに、「キャプテンに憧れて買ったヴィンテージ・ジーンズ、買い取ってくれよ!」などと、怒りのあまり、無茶苦茶な手のひら返しをする男性ファンも少なくないようだ。
「1990年代には、似合いもしないのに、木村の真似をして髪の毛を伸ばす男性が街中に溢れるというロン毛ブームが起こったり、木村がドラマなどで着用した衣服やアクセサリーが、ことごとく品切れ状態になるなど、社会現象を何度も巻き起こしていました。2001年に放送され、平均視聴率34.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という大ヒットを記録したドラマ『HERO』(フジテレビ系)では、毎回着ていた茶色のレザーダウンジャケットがプレミアがつくほどの人気になっただけでなく、木村が演じた久利生公平が、筋力トレーニング系の通販グッズオタクという設定だったため、真似して購入するファンも。しかし、解散騒動により、心が離れてしまったファンにとって、今やただ場所を取るだけの存在と化してしまった通販グッズは邪魔のようで、『責任とって、買い取ってくれ!』と理不尽な怒りを露わにしている人も少なくないようです」(同)
通販グッズオタクという設定は、久利生の“型破りな検事”像を強調するために木村が考案したといわれているが、その一方で、「通販会社と結託していたのでは?」とのウワサも絶えない。果たして、第1シーズン放送から15年が経つ今も、購入した器具を使い続けているファンはいるのだろうか。