「ひと夏で数十万円荒稼ぎ!?」セミの幼虫をガムテープで乱獲する“昆虫食大国”中国の村人たち
<p> 夏の風物詩といえば、日本ではセミの鳴き声だろう。セミは幼虫として土の中で5年以上を過ごし、羽化してからわずか数週間でその短い命を終える。子どもの頃、そんなセミのはかなさに夏休みが終わる寂しさを重ねた人も多いだろう。しかし、中国から、はかなさもクソもないニュースが飛び込んできた。</p>
<p> 安徽省六安市の農村部では、村人が夜中、数千本もの白楊樹にガムテープを巻き始めた。数時間後、ガムテープには羽化しようと気を登ってきたセミの幼虫が大量に付着していた。なんとも残酷な行為だが、実はセミの幼虫は中国では大人気の食べ物。カラッと揚げたセミの幼虫は、スナックのように露店で売られることになるのだ。</p>