なんで『特地』に派遣される部隊は全部旧式の装備なのか? 現役陸上自衛官に聞く『GATE』のリアルさ
【オタクに"なるほど"面白い!オタクニュース・ポータル「おたぽる」より】
「自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」と、なんだか永田町の議論を先取りしたような物騒なタイトルのアニメが、7月3日からオンエアされた。『GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』である。『GATE』アニメ公式HPより
20××年8月、東京・銀座に突如現れた「門」(ゲート)から、モンスターや中世の騎士のような軍勢が出現し、多くの市民を殺傷した「銀座事件」が起こった。現場に居合わせたの年季が入ったオタクの伊丹耀司3等陸尉は、「このままだと夏の同人誌即売会が中止になってしまう!」と、陸上自衛官の義務感からではなく、オタクとしての不純な動機で、一般市民を皇居に誘導して、数千人の命を救う。
この事件で英雄となった伊丹は、2等陸尉に特別昇任。政府は、「門」の先に存在する異世界「特別地域」(特地)の調査のために、陸上自衛隊を派遣、伊丹も異世界戦闘用に開発された「戦闘服四型」に身を包み、偵察隊長として「門」に足を踏み入れる。そこで、伊丹たち自衛官が見た世界とは……。