カルチャーは、点ではなく線――『アフロの変』がつなぐ“変なモノ”
<p> 深夜番組は、テレビの豊かさの象徴だ。</p> <p> かつて深夜枠では、エロ番組から実験的な番組、マニアックな番組まで、多種多様な番組を放送していた。その自由な空間から新しい人材が生まれたり、育ったりしていた。だが、テレビ全体に余裕がなくなった現在、深夜番組にも自由さが乏しくなってしまったことは疑いようがないだろう。</p> <p> 多くの深夜番組は、ゴールデンタイム放送を目指すことを宿命付けられる。その可能性が薄い番組は、一部の視聴者から熱烈に支持されていたとしても、短命に終わってしまうことが少なくない。<br /> </p>