ショーンK発掘の日テレに「片棒担ぎ」の猛批判! 一方で熱烈オファーかける某局とは?

 全出演番組の降板が決定し、一瞬にして“レギュラーゼロ”となってしまった“ショーンK”ことショーン・マクアードル川上氏。各メディアとも、学歴詐称ほか、生い立ちや整形疑惑にまで切り込む状況だが、一部テレビ局に「経歴詐称の片棒を担いだ」と批判が出ているようだ。

 ショーンがレギュラー出演していた『とくダネ!』(フジテレビ系)と『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、それぞれ番組冒頭でメインMCの小倉智昭、古舘伊知郎から、降板の報告と謝罪が行われた。

「ショーンの出演番組がなかった日本テレビとTBSは、盛んに批判を繰り広げています。しかし、ウソで塗り固められたショーンの経歴については、『そもそもの発端は日テレ』という声も出ているんです」(テレビ局関係者)

 年商数十億円、国際派経営コンサルタント、イケメンクオーターといった華々しい素顔が初めてメディアで伝えられたのは、2009年5月放送の『魔女たちの22時』(日本テレビ系)だったという。

「番組に出演したショーンは『年商30億円の社長』などと紹介され、貧乏な学生時代からアルバイトに励み、自ら資金を貯めてアメリカの大学に留学、経営コンサルティング会社に就職後に独立したというVTRが流されました。また、銀行、メーカー、通信会社など一流企業に向けて経営アドバイスを行っており、世界6カ国7都市にオフィスを構えているとのこと。騒動をスクープした『週刊文春』(文藝春秋)の取材に、ショーンは『魔女たちの22時』の内容について『それはダメだと思います。(中略)テレビってこういうものかと。否定すべきだったと思います』などとコメントしていますが、本人の言葉を信じるのであれば、現在のショーンを生み出してしまったのは、ほかならぬ日テレということになります」(テレビ局関係者)

 こうして、一瞬のうちに全てのレギュラーを失ったショーンは、所属事務所社長に対して「4月からどうやって生きていけばいいですかね」と話していたというが、そんなショーンの起用に前向きの姿勢を見せるのは、『5時に夢中!』や『バラいろダンディ』を放送するTOKYO MXの大川貴史プロデューサーだ。

「今後、どうやって食べていくか次第ですが、本人がOKであればこちらとしてはぜひ。経歴には問題があったかもしれないが、人柄や能力はまったく問題視していない」(大川プロデューサー)

 とはいえ、海外でのコンサル活動が事実であるのならば、「コメンテーターは廃業して経営コンサルタントに戻ればいいような気もしますが……」(芸能記者)との声も。各メディアのさまざまな思惑がうごめくショーン騒動は、どこまで波紋を広げていくのだろうか?

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