ベッキーの不倫相手・川谷絵音だけじゃない! 下積み時代を支えた妻をブレイク後にポイ捨てしたアーティスト

 今月7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)にて不倫交際が報じられたベッキー(31)と「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)。デイリースポーツによると、この報道を受けて出演中のCMの一部が打ち切りを決定したとのこと。1998年のデビューからコツコツと築き上げてきた彼女の“好感度”は、わずか3カ月あまりの恋愛によって無情にも崩壊しかけている。

 しかし、一番の被害者はバンドの裏方でもあった川谷の妻だ。川谷のブレイク前から公私ともに付き合い、バンドが売れた昨年夏に人生の伴侶となったにも関わらず即不倫され、“卒論(=離婚届)”の提出を促される……。この一連の流れをネットでは“桜井メソッド”と呼び、Mr.Childrenの桜井和寿(45)の過去に再び注目が集まっている。

 彼は1994年1月、所属レーベル・トイズファクトリーの元社員と結婚。彼女は桜井よりも5歳年上で、下積み時代の桜井を長年支えていた。Mr.Childrenは同年6月に5枚目のシングル「innocent world」を発売し、バンド初のオリコンチャート1位を獲得したことで一気に人気を集めた。その後はスター街道を突っ走り、1997年発売の6枚目のアルバム『BOLERO』にてトリプルミリオンを獲得。その年に桜井と吉野美佳(45)の不倫が発覚。2000年5月には離婚を発表し、同年6月に吉野と再婚した。

 “桜井メソッド”を実行済のアーティストは他にもいる。ギタリスト・布袋寅泰(53)は、1985年に歌手・山下久美子(56)と結婚。当時、山下はすでに歌手としての地位を確率していたが、布袋はまだ無名。所属バンド・BOØWYは1986年にブレイクしたが1987年に解散し、翌年ソロ活動をスタート。1990年代にはアーティストへの楽曲提供に力を入れ始めた。その時に出会ったのが、後に妻となる今井美樹(52)だ。そもそも今井は、山下の大ファンだったらしく、布袋と仕事をする前から、山下と親友関係にあったそう。その後、1997年に布袋と山下は離婚。1999年に今井と再婚した。山下は、今井と布袋の関係を知る前に「布袋が不倫しているかも」と、親友である今井に相談していたという話もある。布袋は自身の著書で、「今井美樹がいなくても、いずれ山下久美子とは離婚していた」と今井をかばい、略奪愛を否定した。一方、山下の著書には、布袋や今井も登場こそするものの、決して両者にとってマイナスなことは書かれていない。

 そして、1994年にデビューしたGLAY・TERU(44)。前年1993年には以前から彼らのファンだった一般女性と結婚し、2児をもうけていた。しかし、1997年発売の初ベストアルバム『REVIEW-BEST OF GLAY』が当時のアルバム売り上げ日本記録を更新し、翌年「音楽活動に専念する」と別居生活を始める。妻は「彼の邪魔をしないで見守りたい」とコメントを発表。その後、2000年には離婚を発表し、2002年にPUFFY・大貫亜美と再婚、1児をもうけた。これも略奪・乗り換えだったという。

 彼らとは少し事情は異なるが、昨年話題となった元THE YELLOW MONKEYの吉井和哉(49)。彼は1992年に同バンドにてメジャーデビューし、同時期に吉井が売れない時代を支えてきた一般女性と結婚。4児をもうけた。2004年7月にバンドは解散し、2007年には山梨県の大豪邸に妻子を置いて、東京にて単身赴任生活を開始。しかし、2008年頃には離婚していたといわれている。その後2012年2月に眞鍋かをり(35)との交際が発覚し、2015年9月に結婚。1児をもうけている。

 最後に、かなり事情は変わるが音楽プロデューサー・小室哲哉(57)も“乗り換え”はお手のもの。1988年に元アイドル・大谷香奈子(49)と結婚し1992年に離婚。2001年にはKABA.ちゃん(46)も所属していたdos(dance of sound)のメンバーASAMI(40)と再婚し、2002年3月に離婚。同年11月にKEIKO(43)と再婚した。

 時に「付き合ってはいけない3B(=バンドマン、美容師、バーテンダー)」なんて言葉を耳にする。彼らは低年収でヒモ体質、自由人が多く浮気癖もあると言われているが、その多くは女性にモテる。そんなバンドマンを売れるまで献身的に支えていたにも関わらず、ようやく軌道に乗ったかと思えば、不倫されてポイ捨て……。どんなにひとりの女性を傷つけようと、今回挙げた彼らは芸能界において成功を収めている。とはいえ、あまりにも不倫相手との格差がありすぎた川谷。人の噂も七十五日――何事もなかったように活躍する日が来るのだろうか。
(夏木バリ)

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