ベッキー復帰への各局の慎重な姿勢に「需要ないから!」の声 皺寄せで“外様”芸人たちのギャラ削減?

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 6日、テレビ東京の10月編成説明会が行われたのだが、1月にロックバンド・ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不倫を報じられたことで、芸能活動を自粛し、レギュラーを務めていた『ありえへん∞世界』(テレビ東京系)を休演中のベッキーの復帰について、高野学編成部長が「何も決まっていない」とコメント。これに対してネット上では「別に需要ないから、いいよ」「公式サイトからも、もう名前消しちゃっていいいのでは?」などと、辛辣な意見が寄せられた。

 ベッキーは、5月に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で仕事復帰したものの、批判の声が殺到。そのままレギュラー復帰するという計画は破綻し、今のところ、レギュラー復帰を果たしているのは、『FULL CHORUS ~音楽は、フルコーラス~』(BSスカパー!)のみで、地上波の番組はゼロ。5日に行われた、フジテレビの10月編成説明会では、宮道治朗編成局次長が「各局にレギュラーがあるので、その状況を見ながら検討中」と発言するなど、ベッキーの本格復帰について、各テレビ局は慎重な姿勢を見せているのだが、視聴者からは「悩む必要はない」「需要なし」などと、冷え切った意見ばかりが目立っている。

「先月30日に発売された『週刊女性』(主婦と生活社)によって、川谷と一般女性との熱愛疑惑が報じられた際には、『これは、さすがにベッキー可哀想』と、ベッキーに対する同情論が高まりつつあったものの、今月3日、所属事務所・サンミュージックプロダクションの公式サイトで、ベッキーの10月のスケジュールに、事務所いわく『システム上のエラー』で、『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)への出演予定が掲載されてしまった際には、その誤報を鵜呑みにした人たちから『復帰させるな!』『復帰させるなら、もう番組見ない!』などと、猛抗議のコメントが寄せられてしまっていたため、これを見た各テレビ局が、より慎重になってしまったようです」(芸能関係者)

 稼ぎ頭だったベッキーの本格復帰が長引けば長引くほど、サンミュージックに所属する他のタレントへの負担は増すばかり。今月1日に放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、先月のギャラを訊かれた、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーが「113万円」、安藤なつが「90万円」と暴露したのだが、芸能リポーターの井上公造に「仕事の割にはもらってない気がする」と指摘する場面もあった。

「井上は、メイプル超合金の2人のギャラが活躍の割に低いことについて、『今年になってお仕事お休みになっている方がいるので。看板さんが』と、名前を伏せつつも、ベッキーの自粛による皺寄せが他のタレントに及んでいることを指摘。さらに、『10月くらいになると彼女の仕事がちょっとずつ増えてくると思うので』と、ベッキーの地上波本格復帰を匂わす発言もしたのですが、カズレーザーは、『ベッキー帰ってくるんですか?』と名前を出して訊き返し、『僕ら知らないんです。お笑い斑ってサンミュージックの中でも外様だから、何の情報も入ってこない』と発言。これに対してネット上では『外様なのに、スキャンダルの皺寄せはしっかりくるんだな』『カンニング竹山や小島よしおといい、芸人ばかりが損してる感じだな』などと、同情する声が増し、その反対に、ベッキーへの批判がさらに増すという悪循環が生まれてしまっています」(同)

 しかし、ベッキーが復帰するとなると、現在、ベッキーの後釜として各番組に出演している他の事務所のタレントたちが仕事を失うことになるわけで、ベッキー問題は今後も長く尾を引くことになるに違いない。

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