メディア露出激増のGENKINGに早くも不信感、「ゴリ推しやめて」の逆風

 “謎の美男子”としてInstagramのフォロワー数が43万人を超え、このところテレビ番組で見かける機会が急増中のGENKING(年齢非公表)。テレビ的なカテゴリーとしてはオネエタレントのようであるが、本人は「性別を超越した存在になりたい。平成の美輪明宏さんを目指す」と明かし、“ニューキャマ系”というジャンルで職業はマルチクリエイターらしい。

 数々のバラエティー番組に出演している他、朝の情報番組『スッキリ!』(日本テレビ系)では“GENKINGのプチプラでおキャワたん”という担当コーナーまで持っている。メディア露出が増えると同時に、GENKINGが自らについて話す機会も増えている。

 3月放送の『行列のできる法律相談所』(前同)出演時には、俳優業の男性のパートナーと同棲中であることを告白し、「僕、ずっと主婦だったんですよ。専業主婦で夕方6時にごはんを作って」「暇でInstagramを始めて、家で自撮りしていたらインスタがフィーバーした」と説明した。また、「元カレはイケメン芸能人」とも明かしており、「金子賢?」「成宮寛貴じゃない?」などネット上で“元カレ&現彼氏は誰か”推理が白熱していた。

 そしてGENKINGは、7月13日に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話SP』(前同)で、“元カレ”を紹介。10年前に交際・同棲していた元彼は、ヘアメイクアーティストのおぐねー(46)であると明かした。

 しかしその後、ブログでおぐねーとの交際について「初めて会ったのは、かなりマセガキだった13歳の頃」「15、16歳って一番弾けたい時期だから、どんどん僕も調子に乗って凄く尖っていった」と綴り、ネットユーザーから「13~15歳の時期に同棲してたってこと?」「いま23歳ってこと言いたいんだろうけど絶対見えないから」と疑問が噴出。GENKINGの言動に綻びが見え始める。

 8月8日の『王様のブランチ』(TBS系)では、「小学校の時から金髪だったし、カラコンも小4から入れてた」というエピソードや、中学時代に「断るのがすごく苦手で、告白されたら全員付き合ってた」ために、なんと十股をかけていたことも明かした。そうした過去を経て、現在のGENKINGは恋人に一途に尽くすタイプになったといい、「彼の実家に行ったら彼のママが使っている調味料を全部メモって同じ調味料買ったり」していたとのこと。彼氏のママの味を再現すること=一途に尽くすこと、なのか? 先進的な恋愛観や考え方をウリに“ニューキャマ系”を名乗っているのかと思いきや、やることはいちいち古臭い。

 『ブランチ』で披露したエピソードには、視聴者から「何自慢?」「『自分は特別です』みたいな感じ出し過ぎ」と否定的な感想が相次ぎ、また、「ゴリ推しの空気を感じる」とGENKINGの急激なテレビ出演数増加を訝しむコメントも増加傾向。テレビに出れば出るほどアンチが増殖するのは現代社会の常だが、逆にアンチが増えるにつれて支持も厚くなり立場が磐石になるとも言える。GENKINGの芸能活動はまだ始まったばかりだ。
(ルイコスタ松岡)

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