北朝鮮の砲撃に「みんなで一緒に死ぬのも悪くない」韓国“7放世代”の冷ややかな反応
<p> 北朝鮮からの砲撃に韓国が応戦。5年ぶりとなる砲撃戦に、両国が緊張感に包まれている。北朝鮮は「準戦時状態」を宣言。まさに非常事態といっても過言ではないが、この状況に韓国の若者たちの反応はとても冷ややかだ。</p> <p> 今の韓国の若者世代は、恋愛、結婚、出産、マイホーム、人間関係を放棄した「5放世代」。さらに、希望と夢をも捨てた「7放世代」といわれるほど、未来にさほど期待してはいない。そうした状況を反映するかのように、今回の砲撃に対してもかなり厭世的な意見が多く、ネット上には「このまま戦争が起きても別に構わない」といったコメントがほとんどだ。「戦争になれば、不況、就職難から解放される」「出世のチャンスが訪れるかもしれない」「これ以上失うものなんてないから、全部滅びろ」など、戦争を怖がるどころか、ひとつのチャンスだと捉えているフシもある。戦争を起こしてでも、現実逃避したいという気持ちすら感じられるのだ。極端ではあるが、「最悪の場合、みんな一緒に死ぬからそれも悪くない」という者までいる。いっそのこと、戦争ですべてリセットされることに、より多く期待を寄せているのが、今の韓国の若者世代といえるのだ。</p>