火がついたタバコに生ゴミ、排泄物まで……!? “自己中”中国人の困った「ポイ捨て癖」

<p> こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。</p> <p> 2015年12月20日、広東省深セン市の工業団地内にある残土処理場で、大規模な土砂崩れが発生しました。大量の土砂は多くの民家や工場棟をのみ込み、90人以上もの行方不明者を出す大惨事となりました。今回の事故が発生した原因は、中国企業側のずさんな対応もあります。もともとこの処理場は採石場だったのですが、環境保護を名目に採石が中止されました。そして手つかずとなったこの土地に、地元の企業が都市開発時に発生した土砂を捨てていたのです。本来中国では、不要な土砂は政府が指定した処理場に投棄することが義務付けられているのですが、運送コストを抑えるために多くの企業が近隣の空き地や河川に違法投棄します。今回の事件のほかにも、13年3月に浙江省温州市の河川では、地元企業が産業廃棄物の違法投棄を繰り返した結果、河川に住む生物が大量死するという事件が発生しました。しかも、このような「ポイ捨て事件」は、中国では日常茶飯事なのです。</p>

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ