爆問田中と山口もえの子連れ再婚で噴き上がる“父と娘の入浴問題”
10月4日、爆笑問題・田中裕二(50)がタレントの山口もえ(38)との入籍を明らかにし、記者会見を開いた。2人は一昨年から真剣交際が報じられ再婚も噂されてきたが、本人たちの口から「交際している」という言葉はなく、また田中の所属事務所社長である太田光代(51)が否定していたこともあり、「本当に付き合っているのか?」と懐疑的な読者も多かっただろう。交際を否定し続けてきたことについて、田中は会見で「(山口の)子供たちのことを第一に考えて」軽率な発言は慎んできたと理由を話した。この会見では、
「2013年春から交際がスタート」
「2012年に行われた安めぐみと東貴博の披露宴で、田中が前夫と離婚していた山口に『ちゃんと生活してる?』と声をかけ、山口家族と食事に行くこととなったのがきっかけ」
「昨夏に山口の自宅で子供たちが寝静まった後、プロポーズをした」
「山口の連れ子である8歳の長女と4歳の長男は、はじめは田中を“たなチュー”と呼んでいたが、1年ほど前から“パパ”と呼ぶようになった」
など、結婚に至るまでのエピソードや現状について語られた。
その中で田中は、子供たちとのふれあいについて「僕がお風呂に入れる係で、2人の子供と一緒にお風呂に入っている」と発言したのだが、これに一部のネットユーザーが反応し議論を呼んでいる。
「8歳なら実の父親と一緒にお風呂に入るのも嫌なのに、最近一緒に暮らし始めた継父となんてありえない」「それを黙認してるもえもおかしい」「子供は嫌だと思っていても言い出せないのかも」と、田中と長女、そして山口の関係性に批判が沸いているのだ。
確かに、8歳の女の子となると、成長の早い児童では第二次性徴期に入り始める時期で、家族といえども誰かに裸に見られることを恥ずかしがる子供も出てくるだろう。父親のみならず母親との入浴すら拒否するケースもある。この「父親と娘は、何歳まで一緒に入浴していいのか問題」は、しばしばネット議論の題材となる。比較的最近では、9月上旬にはてなダイアリー上で「娘と風呂に入りたがる父親の気持ち」が綴られ、はてな界隈で様々な意見が出た。
また、今年6月に、朝日新聞が『パパとお風呂、いつ卒業』と題した記事を掲載している(http://www.asahi.com/articles/ASH5W74YRH5WUEHF01H.html)。一部引用させてもらうと、「父と娘の場合、9歳で一緒に入っている親子は約半数、11歳で大きく減って1割程度に、中学に入る13歳では約1%に。母親と息子の場合は、11歳で2割以下に、13歳で約1%になる」(「風呂文化研究会」事務局・東京ガス)。同記事にコメントを寄せた、教育心理学が専門の桜美林大学・山口創教授(47)によれば、「思春期を迎え性の成熟が促される11歳ぐらいがお風呂自立の時期と考える」とのこと。であれば、「8歳の娘・4歳の息子」と三人で入浴する田中の場合は“セーフ”かもしれないが、あくまでこれは一般論でありケースバイケースなのは言うまでもない。7歳でも「一人で入りたい」と望む子供はいるだろうし、10代でも異性の親との入浴に抵抗を覚えない子供もいるだろう。
さらにいえば、「家族なら裸を見せてもOK」と考える人たちがいることもまた事実で、タレントの加藤紀子(42)は「21歳まで父親と一緒にお風呂に入っていたが、友達に『おかしい』と言われてやめた」。最近ではSKE48の古畑奈和(19)が「いまでも父親と一緒にお風呂を入っている」と話し、また平愛梨(30)の妹である平佑奈(16)は「高校入学を機に父親とのお風呂を卒業した」という。
もし娘側に恥じらいが芽生えて父親との入浴を拒否した際に、父親や母親が「家族なのに一緒にお風呂に入るのが恥ずかしいなんておかしい」と入浴を強制するとしたら問題だが、現時点で田中・山口家の事情に周りが口を挟むのはおかしいだろう。再婚しステップファミリーとなった彼らの家庭が、穏やかなものになることを願う。
(シュガー乙子)