西島秀俊『無痛』、“フジ最低ドラマ”目前! 水10枠廃止決定で「俳優人生の黒歴史に」!?

 苦戦が続く、西島秀俊主演連続ドラマ『無痛~診える眼~』(フジテレビ系、水曜午後10時~)だが、もはや業界内でも「西島の汚点」と冷ややかな視線を送られているようだ。今クールのフジドラマでは、月9ドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、松坂桃李と木村文乃W主演の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』、篠原涼子主演『オトナ女子』の中で最低値の平均視聴率についてしまっている。

 人気俳優と医療ドラマという鉄板の組み合わせだけに、下馬評も高かった『無痛』は、初回11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でスタート。しかし第2話から7.1%と1ケタ台に急落し、第3話で8.4%、第4話では4.7%の打ち切り水準に。その後も7%台をウロウロしている惨状で、全話平均は第8話までの時点で7.8%となっている。

「4%台を記録した10月28日は、プロ野球日本シリーズの中継延長によって放送スタートが午後11時45分という、さながら深夜ドラマの時間帯となってしまった。ネット上には『早く無痛が始まってほしい』『野球より、無痛を放送すべきなんじゃない?』といった声が出ていました」(芸能ライター)

 さらに第9話の放送予定だった3日は、音楽特番『FNS歌謡祭』によって放送休止となっている。

「特番での休止は仕方のないところと思われがちですが、『無痛』が今クールでぶっちぎりの視聴率を獲得していれば、放送曜日をずらすなどの配慮があってもおかしくはありません。スタート直後に休止回があるとすれば、そのドラマはもともと局サイドがそこまで期待を掛けていなかったと言えるし、逆に中盤以降での休止は『期待ハズレだったため』となります。もはやフジは『水10枠』自体に、そこまで期待していない、ともいえますが」(テレビ局関係者)

 フジの水10枠は、最低視聴率3.7%、全話平均5.1%を記録した『リスクの神様』や、全話平均6.6%だった『心がポキッとね』など、最近“大爆死”続き。前出の関係者は、「この低視聴率ぶりは、西島とフジの関係性にヒビを入れかねない」とも語る。

「西島は前作となる15年『流星ワゴン』(TBS系)が全話平均10.3%、また14年『MOZU』(TBS系)も11.0%と、近年の主演作では2ケタをキープしていました。『無痛』の残り少ない放送回数で、2ケタに巻き返すとは考えにくいだけに、西島がフジドラマへの出演に、恐怖心を抱いてしまっているという話まで出ていますよ。同ドラマが、俳優人生の黒歴史にならなければいいのですが……」(同)

 水10枠は、来年1月期のTOKIO・長瀬智也主演『フラジャイル』を以って廃止することが決定。敗戦処理枠にもかかわらず、西島というさらなる被害者を出してしまったフジの罪は大きい。

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