10歳の教え子をホテルに…教師によるわいせつ事件が頻発する理由

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

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『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(幻冬舎)
 近年、教師によるわいせつ事件が世間を騒がせている。9月下旬には、宮崎県でともに教師である夫婦が公園へ行き、遊んでいた女児の前で妻が下半身を露出し、夫がその一部始終をビデオ撮影するというおぞましい事件が発生した。同じく9月には、部活動中の女生徒にわいせつな行為をしたとして、茨城県の公立中学に勤める男性教諭が逮捕された。この教師は過去3度も同様の事件で逮捕されており、公判中だったという。

 ほかにも児童買春や痴漢など、教師による犯行が日々ニュースになり、恐ろしいことに、私たちはいつの間にかこの手の事件を聞き慣れた状態に陥っているのではないだろうか。増え続けるわいせつ事件を予防するために、どういった要因や背景があるか、本格的に検証する時期が来ている。そこで今回は、教師による生徒へのセクハラ(=スクールセクハラ)の加害者・被害者を取材した、共同通信社記者の池谷孝司氏による『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』(幻冬舎)から、スクールハラスメントの要因を探ってみたい。

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