「エロカルチャー」の記事一覧(47 / 77ページ)

エロ女子大生3人の本音座談会がヤバすぎた件|ブッ飛び素人モデルFile

エロ本編集者とハメ撮りモデル/ブッ飛び素人モデルFile134 1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(50歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの1

『サレたい、新妻。』隣家の人妻が快楽堕ち…

同人エロマンガ案内  今回はNTRエロマンガ『サレたい、新妻。』をご紹介。主人公・久那隅和羽が住む部屋の隣に新妻の塚崎景子が引っ越してきた。豊満な体をした彼女が放つ自然体なエロスに久那隅は惹かれていく。ある日、酔って鍵を

天使もえ本気のお悩み相談「はだかを纏う」~AV女優と結婚したい男の悩み~

天使もえ本気のお悩み相談コーナー「はだかを纏う#4」  AVメーカー・FALENOの専属女優で、FALENOの公式YouTubeチャンネルで人気の『聖ファレノ女学院』に保健室の先生として登場している天使もえ――。その名のとおり、「白衣の天使」に扮してセクシーな「保健室だより」を配信している彼女が、当サイトでもお悩み相談コーナーを担当中! 第4回となる今回は、「AV女優と結婚したい」という35歳の男性の相談に答えてくれた。現役AVスターである天使先生のアドバイス、必読です。 ■FALENOのYouTube公式チャンネルはコチラから ■FALENO公式ホームページはコチラ 【天使もえ】2014年7月にエスワン専属女優としてAVデビュー。華やかなアイドル性と抜群のルックスで瞬く間に人気を高め、AV界のさまざまな賞を獲得。恵比寿マスカッツのメンバーとしても活躍し、一般的な知名度も抜群。2020年、配信特化型の次世代AVメーカー・FALENOに移籍。AVに限らず、YouTubeやバラエティなどさまざまなメディアで活躍する現役最強女優のひとり。公式Twitter(@amatsuka_moe)/公式YouTube『つかちゃんねる』   「AV女優と結婚したい」という男の悩み ――今回もズバッと解決してほしいと思います。お悩みは35歳の男性からです。「AV女優さんと結婚がしたいです。興味本位ではなく、昔から性産業に従事している女性たちを尊敬しています。でも、AV女優さんとの出会い方が分かりません。どうすれば出会えるでしょうか?」という相談ですが、いかがでしょうか? 天使もえ(以下、天使):とても熱い想いを抱いてくださって、ありがとございます。尊敬してくださっているということで、きっと質問者様はとても素直な気持ちでこの質問を寄せてくださっているとは思います。ですが、実はこういう質問をされることって少なくなくて大抵の方は興味本位という印象なので適当に聞き流しちゃうことが多く…。そうでない場合、そこにリスペクトの気持ちを持っていただけるのはとても嬉しいことなんですけど、なぜ結婚相手としてピンポイントでAV女優をご指名なのかなって不思議に思ってしまいます。  よくAV女優を女優として好きになる理由として「体を張って頑張っている」とか「ケアをちゃんとしていて女性らしくて素敵」とかそういうところを挙げてくださる方がいて、よく見てくれていて嬉しいなとは思うのですが、これはAV女優に限った話ではなくて最近の子だとそれなりにケアしている子は少なくないですし、男女に限らずみんな体を張って毎日頑張っているって私は思っていて、だからなぜあえて「AV女優」や「性産業に従事している女性」をピンポイントで尊敬するに至ったのかなと。  それなりに色々な方とお会いしてきたのですが、実際に面と向かって「AV女優の方と結婚したいんです!」と言われると、(あ、この人はAV女優という存在に夢を見ていらっしゃるのかな…)と思ってしまうのが正直なところです。リアルでも毎日どエロいことをしてくれるんじゃないかとか、そういうAVの延長線としてあくまでAV女優としてしか見ていないんじゃないかなと感じてしまいます。  さらに私みたいに警戒心の強いタイプだと(これを言ってしまうとすごく失礼で傷つけてしまうかもしれないのですが…)ただ「AV女優の彼女」というアクセサリーを身につけたいだけなんじゃないかと勘繰ってしまいます。  すごく切ない気持ちにはなるのですが実際に少なくないですよね、恋人を誰かに紹介するときに本当に大切な人だから紹介するというのではなくて「俺の女、いいだろう」と見せびらかして優越感を得たいというタイプの方。男女に限った話ではないのですが、正直この手の方とプライベートでお付き合いするの私は苦手でして…。 ――いわゆる「トロフィーワイフ」ですね。 天使:そう! だから、AV女優と結婚したい理由を知りたいんですけど、もし、そこにちゃんとした理由があって、AV女優さんを心から尊敬しているので出会いたいっていう気持ちなら、やっぱりまずはイベントが一番だと思います。  ファンの人は恋愛対象にならないんじゃ…という不安もあるかと思いますが、それがどんな形式にしろあくまでヒト体ヒト。イベントやSNSを通してでも自分のことを一人の人間として大切に思ってくれている方の優しさや誠実さというものは感じることができますし、何度も言葉を交わす中で異性として素敵な人だなぁと感じる相手であれば、どこかのバーでばったり会ったときに「実はもっと話してみたかったんだよね」と素直に心を開くことができると思います。  最近の女優さんは意外とガードが堅いので、全く知らない人よりは圧倒的に初手のハードルが低めです、知ってる人だから変なことはしてこないだろうなっていう(この信頼を裏切らないでくださいね…!) ――とりあえず、どこかで会わないと何事も始まりませんからね。 天使:「イベントに来てほしいだけじゃないか」って思われるかもしれないけど、例えば飲み屋さんで知らない人にばったり会って、「天使もえじゃん。連絡先を交換したいんだ」っていきなり言われるよりは、イベントに来てくれている人の方が、前情報がある分会話もスムーズになりますし、その後に続く可能性も前者より高いと思います! ――確かに、いきなりナンパされても困ります。 天使:だから、「AV女優だから会いたい」ってことを質問してほしくないです。運命的な出会いがこの方に訪れればいいですけど、最初から職業を限定して出会う女性を選んでしまうと、絶対にいい女性には出会えないと思うので、もっと広い気持ちで結婚というものに向き合った方が、結婚の確率が上がるのではないでしょうか。 ――35歳なので結婚に焦っているんでしょうか? 天使:30半ばだと周りも結婚しているし、温かそうな家庭に憧れを抱くんでしょうか。結婚している人からすれば、「結婚ってそんなにいいもんじゃないよ」って思うかもしれないですけど、していない人から見れば単純に「羨ましい」って思うのかもしれないですね。私も一度くらい結婚してみたい気持ちが最近出てきたんです。お仕事が楽しいうちは絶対にしないんですけど。 ――結婚してみたいと思うきっかけがあったんですか? 天使:単純に年齢が上がってきて、周りも結婚し始めましたし…。なんでも経験してみようっていうタイプなので、一度くらいは結婚を経験したいなっていう気持ちが最近ちらほらあります。 ――ファンがドキドキする発言ですね。 天使:お仕事の方が楽しいから、多分、結婚には向いていないだろうなって思いますけど(笑)。 ――人気商売ゆえにAV女優さんの結婚は難しい話です。 天使:結婚したら、お仕事を続けにくいので。最初から人妻デビューならいいですけど、途中から人妻女優は難しいですよね。 ――女優さんのキャラクターによっては、結婚報告をする方もいますよね。 天使:私はどちらかしか選べないと思っています。 ――結婚かお仕事かですか? 天使:そうです。多分、ファンの人も受け止めるのが難しいだろうなあと。 ――天使先生のキャラクターとして結婚しての活動は難しいかもしれないですね。 天使:あと5年後くらいだったら出来ると思うんですけど。 ――天使先生はファンの方から「結婚したい!」って言われたことはありますか? 天使:たまにありますね。嬉しいなと思う反面で私は天邪鬼なので、そんなこと言って他の子にも同じこと言ってるんでしょ?って思っちゃいます。あとはあなたが思うような女じゃないよ私は…!みたいな謎の抵抗をしたくなっちゃう。でも皆さん本当に優しくて人として素敵な方々ばかりで、何より私のことを大切に思ってくれているのが本当に伝わってくるので、こんなに愛してくれる人と結婚できたら幸せだろうなぁなんて妄想は私の方も結構しちゃいます。 ――いいファンですね。 天使:私のファンは現実主義の方が多いので、そんなに本気の方はいないと思いますけど、どうなんだろう? ――でも、そういったことを言ってくれるファンもいるんですか? 天使:言ってくださる方もいます。 ――かっこいいファンですね。 天使:嬉しいです。 ――それはAV女優としてでなく、「天使もえ」個人を好きですからね。 天使:私の人柄を知ったうえで「結婚したい」って言ってくださるのは嬉しいです。でも、どうしても取り繕っている部分はあるから、私の全部を見せたらどうなっちゃうんだろう…知りたいような知りたくないような、複雑な心境で思わずモジモジしちゃいそうです。 ――理想と現実はどの人間もあります。 天使:そう! そう! ――でも、ファンとそういう話をできる関係を築けているのは、とても素敵なことだと思います 天使:ファンとはいい関係を作っていると思います。AV女優さんのマイナス面を見てからじゃないと、結婚って簡単じゃないですから。既婚者のみなさんの話を聞いていると(笑)。 ――今回もズバッと解決してもらいました。ありがとうございます。次回は『FALENO』に電撃移籍した人気女優さんのお悩みを解決してもらいます!    さて、天使もえ本気のお悩み相談コーナー「はだかを纏う」では皆様からのお悩みも募集しております。下記の専用フォームより、どしどしご応募ください。よろしくお願いします! 天使もえ先生に相談したい方はコチラから  次回の「はだかを纏う#5」もお楽しみに! (撮影・取材=神楽坂文人・公式Twitter@kagurazakabunji/取材協力=FALENO・公式ホームページはコチラ/Bstar公式Twitter@bstar_pro)

『悪徳医淫』爆乳美女が好き勝手やられる

同人エロマンガ案内  今回は、巨乳美少女がダマサれてハメられてしまう『悪徳医淫』をご紹介。デート当日に風邪をこじらせ、恋人と共に寂れた診療所を訪れたマコ。医師の言葉を信じて、診察台に四つん這いで乗った彼女は、股間を弄られ

『エーベンブルグの風』公国の復興を巡る愛憎劇エロアニメ

 流行語大賞にも関連ワードがノミネートされたことのあるメイドカフェ市場。一時は飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長し、秋葉原を中心にたくさんの店舗が誕生した。一時期よりも落ち着きを見せたとはいえ、現在でも100億円規模の市場がある

時給アップにつられ…パート先の店主と愛人セックス/43歳・巨乳妻の告白

山本あかりの告白(取材・文/川田拓也) 【告白者プロフィール】 山本あかり(43歳・主婦)/東京都在住。T160・B92・W65・H88(cm)。四十路の割に可愛らしい顔をした巨乳の人妻。夫とは何年もセックスレスで、お互い男女としては見られず、欲求不満になるとオナニーすることはあったものの……浮気に走ろうとまでは思っていなかったという彼女。しかし、家計の足しにとパートに出たことがきっかけで!? ※ ※ ※  私は今年、結婚20年目を迎える主婦です。  現在は、高校1年生になる息子と、夫との3人家族で、15年前に買った中古マンションで暮らしているのですが……。   「あぁ……ご主人、だ、ダメですよ、店先でそんなことしちゃ……あああっ」    いま、私……パート先のお茶屋さんのご主人の愛人してるんです。  どうしてそんなことになったかというと……。  2年前、私が近所のお茶屋さんで1日8時間、週に5日のパートするようになったきっかけは、夫から「会社の業績が芳しくない」という話を聞かされたから。   「ま、なんとかなるだろ」    他人事みたいに夫にイライラしたりしながらも……。  マンションのローンはまだ20年も残っている上、2年後に大学受験を控えた息子の学費も頭に入れておかなければならないのに、貯金の方は雀の涙。 (私も働かなきゃ)  と思っていたときに見つけたのが、近所の商店街にあるお茶屋さんに貼ってあったパート募集の貼り紙だったのです。   「主な仕事は接客と、店の掃除だね。お茶の種類なんかは、働くうちに覚えてくれればいいから」    面接に伺うと、対応してくれたのは50過ぎの店のご主人でした。時給は1000円と、ほかのパートに比べて安い方でしたが、ずっと専業主婦をしていたため手に何の職もない私に贅沢は言えません。   「いやね、ちょっと前まで若い奥さんに働いてもらってたんだけど、子どもが熱出した~とか、実家の母が~とか、なんだかんだと当日欠勤されて、まいちゃったんだよね、あはは」    人懐っこい笑顔を浮かべながら、少し薄くなった頭をかくご主人は、お腹も出てたりして、本当に普通のオジサンといった印象でしたが、聞けば店の4代目で独身だそうで……。  店舗がある3階建てのビルは持ちビルで2階が事務所、3階がご主人の住居。時計なんかも高そうなものをしていて、 (奥さんも子どももいないから、きっと自由になるお金がたくさんあるんだろうな)  なんて羨ましく思いましたが……いい人そうではあるんですが、正直、見た目的には全くタイプではありませんでした。  そして、働き出して1年が経ち、お茶の種類もほぼほぼ覚え、ご主人が出かけても1人で店番ができるようになったころです。  息子が高校2年生になり、大学受験を見据えて塾やらなんやらと出費がかさむようになり……。 (100円でいいから時給上げてくれないかしら)  そう思って、ご主人に相談したんです。  すると、ご主人から返ってきたのは、思いもしない提案でした。   「あのさ……僕の愛人にならない? 時給1400円にしてあげるから」 「え!?」    〈愛人〉と〈時給1400円〉。  聞き間違えたかと思うような要素を一度に二つも投げられて驚いた私。  しかし、私の耳に強く響いたのは〈時給1400円〉の方でした。  その瞬間、頭の中で電卓をはじく私……時給400円アップ。8時間働くんだから1日3200円アップ。週5だから1週間で1万6000円。1か月の収入にすると……6万4000円も上がるじゃないですか!   「お、お願いします!」    私、思わずそう答えていました。だって、時給1000円で8時間働いていた主婦にとって、6万4000円は8日分のお給料でしたから。  そして、交渉が成立した翌日から愛人としてご主人の性欲処理業務が仕事に加わりました。  するのは基本的に週1回。私は17時になったら帰宅しますが、ご主人は閉店の19時まで仕事。そのため性欲処理する時間帯は、朝の9時に私が出勤してから、9時半までの30分間。  ご主人がすっきりしたら、私は店内の掃除をして、10時になったら店のシャッターを上げるのですが……初日はこんな具合でした。   「じゃ……ず、ズボン、お、下ろしてもらおうかな……」    2階の事務所でデスクの前に座ったご主人が、自分で「愛人にならないか」なんて言った割には照れ臭いのか、顔を赤くして言いました。   「は、はい……」    もちろん、私もド緊張。時給アップに釣られて即答しましたが、夫とはもう何年もセックスレスで、男性のアソコを見るのなんて、いつぶりのことこ思い出せないくらいだったからです。  座ったままのご主人の足の間にひざまづき、震える手でズボンを脱がせると、目の前に現れたのは突き上げられて山のようになったトランクス。  先っぽに引っかからないようにトランクスを持ち上げながら脱がせると、パンパンに充血したご主人のオチ〇チンが露になり……。  一気に心臓がバクバクしました。   「じゃ、じゃあ……失礼します」    私は、何とかそれだけ言って、おもむろにオチ〇チンの先っぽを口に咥えました。   「はうぅ」    ご主人がアエギ声を漏らすのを聞きながら、私は口の中で舌を動かします。そして、口をすぼめ、バキュームしながら、ゆっくりと上下に動かして……。 (あぁ、ご主人のオチ〇チン、夫のより大きくて硬いかも……)  フェラチオしているうちにエッチなスイッチが入った私。それが緊張を上回ってきたころ、   「あぁ、気持ちいいよ……久しぶりだから、すぐに出ちゃいそうだ。も、も、もったいなから、もう挿れさせてもらってもいいかな?」    ご主人が情けない声でこう言いました。  このとき初めて、私はご主人のことを(かわいい)と思ったのです。   「うふ……じゃあ、挿れますね。ああ、」    私はご主人のオチ〇チンにコンドームを被せると、座ったままのご主人に抱き付くようにまたがり、ゆっくりと腰を沈めていったのです……。  それから約1年。週1回の、ご主人との関係は今も続いています。最近はご主人が、   「絶対に中では出さないから生でさせてよ、ね、5千円追加するから」    なんてお金を握らせてきたり、   「たまには事務所じゃなくて店でするのもいいだろ?」 「あン、だ、ダメですよ……開店前なのに、お店の中にエッチな臭いが充満しちゃいますから……ああ、ダメですってば……ああああっ!」    シャッターを開けてないとはいえ店先でしたがったり。何かしら変わったエッチをしたがるんです。  そのうち、「アナルセックスしたい」なんて変態さんっぽいことを言い出したらどうしよう、なんて思いつつも……。  愛人エッチのおかげか、夫に対してイライラすることもすっかり減っていた私。 (お手当はそのままで、エッチは週1といわず、2回に増やしてあげてもいいかな)  なんて思っている今日このごろなのです。

三行広告大解剖! その発生から盛衰を切り抜き写真と共に振り返る

昭和エロ遺産<三行広告> 目次 ・テレクラやカップル喫茶を盛り上げた三行広告 ・ホテトルや大人のパーティなどの「営業」広告 ・首都圏限定の裏風俗「大人のパーティ」 ・三行広告の業者はボッタクリ? ・「裏ビデオ販売」「生OK」三行広告の過激化 ・「大人のパーティ」「裏ビデオ販売」三行広告の終焉 【文=橋本玉泉(@H_gyokusen)】 1963年、横浜市出身。トラック運転手、学習塾講師、経営実務資料の編集、フリーペーパー記者など数多くの職を転々とした後、91年からフリーライターとして活動。事件や犯罪に関するレポートや歴史・文化などの記述も多い。『メンズサイゾー』では性に関する習俗、話題、事件や、偉人たちの性癖を赤裸々に綴った『日本のアダルトパーソン列伝』などを執筆。 テレクラやカップル喫茶を盛り上げた三行広告  かつて全盛を誇ったアングラなエロや風俗を語る上で、言及しなければならないもののひとつが、いわゆる三行広告である。  その名の通りに三行という情報量によって構成された広告のスタイルは、すでに明治期の『朝日新聞』などに見られるが、そんな歴史の資料みたいな説明は無意味であろう。通常、三行広告といえば夕刊紙やスポーツ新聞に掲載されている、一見しただけでは内容がよくわからない、怪しげな広告を指すのが一般的だ。  そして、三行広告でも、媒体によって内容がかなり異なる。まず、スポーツ新聞に掲載の三行広告は、アルバイト募集などの求人関係やテレクラやカップル喫茶等の宣伝広告がほとんどである。  だが、求人といってもジャンルに特徴があり、風俗店の従業員や新聞拡張員、さらに変わったところではゲイ雑誌向けの男性ヌードモデルの広告も多かった。  実は以前、筆者はこの男性ヌードモデルの求人に応募したことがある。収入減での生活苦とともに興味も手伝って応募した。だが、顔立ちが良いわけでもなく、スタイルや肉体に優れているわけでもない筆者は、電話の時点で次々に断られた。  そして、たった1件だけ、かろうじて面接OKとなったところがあった。簡単な面談と、上半身だけ服を脱いで身体を見てもらったが、結局は不採用だった。男もただ「脱ぎます」で仕事になるほど、甘くはないということをなんとなく理解した。 「テレクラ」 基本的に狭い個室で男性がひたすら女性からかかってくる電話を待つというもの。ネット普及以前の出会い系システムで、男女間で交渉が成立すれば、テレフォンセックスや店外で会うということもでできた。   ※2010年に「メンズサイゾー』で「ネットナンパ」連載しているライター・所沢ショーイチ氏が突撃し、体験談を寄せている。   「カップル喫茶」 1995~96年に関西でブームとなり、97年には関東にも進出。「自分たちのエッチを見られたい人」という願望を持つ男女が喫茶店風の店に集い、ハレンチな姿を見せ付け合う大人の社交の場。   ※AV女優や風俗嬢、キャバ嬢などを務めた橘まり女史。プライベートでの経験人数は500人以上を誇る彼女が、凄テク男子がいるとのウワサを聞きつけ、突入している。 ホテトルや大人のパーティなどの「営業」広告  スポーツ新聞には、風俗系の三行広告はかなり少ない。1999年以降、法改正によって認可されたデリヘルの広告が載るようになった程度である。裏風俗などの広告は、ほぼ皆無だ。アングラ的な風俗の三行広告が掲載された例は、筆者が知る限り『九州スポーツ』でわずかに確認された程度である。  求人等のみならず、風俗やエロ系、アダルト関連までをカバーした三行広告が掲載されていたのは、『内外タイムス』『レジャーニューズ』『夕刊フジ』の3紙であった。そのなかでも、量もさることながらバリエーションの豊富さでも群を抜いていたのは『内外タイムス』である。  『内外タイムス』の三行広告は、。風俗関係の「営業」、「お知らせ」「雑件」「SM」「出会いの広場」などのほか、求人関係で「マッサージ」「募集(女子)(男子)(男女)」「スペシャル男子」などがあった。  先に求人関係について簡単に説明すると、「マッサージ」「募集(女子)」は風俗嬢募集、「募集(男子)」は風俗店の男性従業員やピンクチラシのポスティング、送迎ドライバーなどの求人。「募集(男女)」は風俗その他の従業員のほかAVの男優および女優。「スペシャル男子」は前述の男性ヌードモデル募集だった。  風俗関係のメインは「営業」で、出張タイプの風俗で、ホテトルまたはデートサークルと呼ばれた。最寄駅と電話番号、そして簡単なコピーのようなものが記されただけの広告で、独自のレイアウトだったが三行広告として理解されていた。 「内外タイムス」  アダルト面でのホテトルや大人のパーティといった風俗系の「営業」三行広告には定評があった。またビデオや精力剤などの販売系、スワッピングパーティの参加者を募集する「雑件」など、多くのジャンルを網羅していた。   首都圏限定の裏風俗「大人のパーティ」  そのコピーは多種多様だ。たとえばスナックの看板のような、女性や花の名前などが記されていたりするが、それは屋号でも店名でもない。電話しても、「はい」とか「もしもし」としか言わない。だが、それか普通なので、こちにも問い合わせか、予約するくらいである。  ほかには、サービスの傾向をそれとなく知らせるコピーは多い。よく目に付くのが「人妻」「熟女」という類であり、これはほぼ信用してよい。逆に、「女教師」「ナース」「OL」などといった職業系は、単なるイメージと思ったほうがよかった。以前、現役の中学教師をしている女性の何人かにも副業かアルバイトをすることはあるかと聞いたところ、全員が「無理」「不可能」と答えた。学校教職員の仕事は忙しく、そんな時間的余裕は無いそうである。ナースもまた同意見だった。  ただし、三行広告系ではないが、吉原のソープランドで、アルバイトをしながら風俗で働いている女性には何人か会ったことがある。なので、「OL」は実際にあったかもしれない。  次に「営業」によく見かけたのは大人のパーティだった。これは首都圏限定の裏風俗で、88年ころに都内に出現し、90年代末から2000年代初頭に全盛を迎えた。筆者が調べたところ、92年ころにはJR山手線沿線に12ほどが営業していたに過ぎないが、98年頃になると都内だけでなく埼玉や神奈川、千葉までエリアを広げ、その数も20から30、あるいはそれ以上だったと思われる。 「大人のパーティ」  マンションの一室で営業。男性客は居間には数名の女性のひとりを指名し、別室に移動してプレイ。指名は必ず男性客が行い、女性から誘うことはない。簡単な料理や飲み物などが用意されており、飲食は自由だった。一時は摘発を受けるなどして、壊滅状態だったが昨今になり復活しつつあるという。 三行広告の業者はボッタクリ?  次に「お知らせ」「雑件」「SM」だが、このあたりの分類はさほど厳密ではない。「営業」の欄にもSMクラブの広告は多かったし、「お知らせ」「雑件」も同様だった。若干の違いといえば、「雑件」には女装系やフェチ系、スワッピングパーティなど、ややマニアックなものがいくらかあった程度である。  「三行広告の業者は怪しい」とか「信用できるのか。ボッタクリとかはないのか」などと、知り合いなどによく聞かれた。だが、筆者の経験で言えば、三行広告の風俗で、ウソやボッタクリにあったことは一度もない。料金などのシステムは電話で聞けばきちんと教えてくれるし、納得できない料金を請求されたことは皆無である。  「出会いの広場」はデートクラブの広告がメインだった。しばしば混同されるが、デートクラブまたは恋人紹介所と呼ばれるものは、デートサークルあるいはホテトルとはやや異なる。デートサークルは風俗だが、デートサークルはあくまで一般女性を紹介するだけというのが建前だった。なので、顧客はあらかじめ会員登録が必要というケースをよく見かけた。  ただし、その実態はどうなのかわからない。出張系風俗で働く女性から、「週に2回くらい、恋人紹介でも仕事をしている」という話を聞いたことがある。だが、それだからといって、デートサークルすべてが実質的に風俗だったかどうかは不明だ。 三行広告の過激化  次に『レジャーニューズ』だが、こちらは紙面のほとんどが風俗系の広告で埋め尽くされていたというスタイルで、形式としての三行広告はごくわずかだった。だが、その風俗広告の大部分もアングラ系で、ピンクチラシを紙面に張り詰めたような構成だった。なので、内容的には三行広告的だったと考えられよう。  内容的にはホテトルがメインで、大人のパーティなどの広告も盛り込まれていた。何より見やすく使い勝手がいいので、ファンは多かった。」  また、分量は少ないが「文通欄」もあった。いわゆる「出会い系」である。また、「ドッキリする写真 切手代だけで進呈」といった、エロ系実話誌でおなじみのエロ広告が掲載されていたのも、『レジャーニューズ』の特色のひとつだった。  『夕刊フジ』の広告は、スタイルにおいても、まさに三行広告そのものだった。2行または3行、ほかにも5行くらいの広告もあり、ジャンルも『内外タイムス』とほぼ同じであった。  さらに、風俗関係では過激あるいは刺激的なコピーも珍しくなかった。たとえば、電話番号の上に「生OK」などと載せた広告などである。その意味は、推して知るべしであろう。  その他、裏ビデオ販売の三行広告もあった。事務所などで直接購入できる場合には「試写あり」と記されていた。見てから購入できるという意味である。裏ビデオ関係は、ほどなく通販へと移行していく。  こうした三行広告は、90年代後半から2001年ころまでに最盛期となった。この時期、分量だけでなく、バリエーションも豊富になっていた。もしかしたら、三行広告系の裏風俗だけでなく、あらゆる風俗が最も盛んだった時期かもしれない。 「NN」「ぷち」「露」「ふんどし娘」 小さな広告で効率良く集客するために、大胆な見出しが紙面に掲載されていた。   「大人のパーティ」「裏ビデオ販売」三行広告の終焉  しかし、そうした時期は長くは続かなかった。  2002年に韓国でサッカーのFIFAワールドカップが韓国で開催されたが、それに伴う健全化の流れで、『夕刊フジ』は一部を除いて三行広告を廃止した。さらに、2004年ころから当局による風俗等への取り締まり強化、いわゆる浄化作戦が進められる。  こうした流れの中で、『レジャーニューズ』が2008年10月に、『内外タイムス』が2009年11月に、相次いで休刊した。これによって、風俗・アダルト系の三行広告は終焉を迎えたといっても過言ではないだろう。  三行広告の激減によって、影響を受けた業種もすくなくないと思われるたとえば、集客のほぼ100%を三行広告に頼っていた大人のパーティなどは、壊滅状態になったと考えられる。  現在でも、スポーツ新聞や夕刊紙にはいくらかの三行広告が掲載されている。だが、かつてのような勢いはない。  筆者が以前、『内外タイムス』『夕刊フジ』をほぼ毎日、そして月曜と木曜には『レジャーニューズ』をそれぞれ購入しては、三行広告を隅々までチェックしていたのは、すでに遠い過去のこととなってしまったことは時代の流れといえようか。 (文=橋本玉泉)

『好きだよっ!』クズ男が本当の恋に目覚める純愛ゲーの名作エロアニメ

 このところ懐古厨全開の作品ばかり紹介しているが、今回はエーテルから2000年にリリースされた『好きだよっ!』のエロアニメ版を紹介しよう。バニラからリリースされている。  『好きだよっ!』は一見萌えゲーっぽいが、実際はなかなかシリアスな純愛ゲーだ。  メインヒロインは美人三姉妹。姉・新橋玲奈は全盲、次女・美奈はクローン人間(!)。主人公は手当たり次第の女に手を出す学園内でも有名な遊び人だ。彼は本気の恋をしたことがない。そんな彼が長女と三女との三角関係に悩みながらも、次女・美奈と触れ合うことで本当の恋に目覚めていくというのが大筋なストーリーだ。  前編が玲奈と梨奈、そして主人公との恋の葛藤、後編が美奈に心惹かれる主人公が中心に描かれる。シナリオの一部に超展開があるものの、全2巻60分という尺を考えれば上手くまとめられており、タイトルにつながるオチがすばらしい。  原作は原画家のきみづか葵氏の画力も功を奏し、良質なシナリオと美しいCGで人気を博したが、エロアニメ版の作画も悪くない。  EDのスタッフロールは原作のEDを意識して作られていると思われるが、歌は原作の「Everytime,Everywhere」ではない。個人的にはOVA版のほうが好きだ。  クローン人間が登場するなどキャラ設定がぶっ飛んでいることもあって、リアル路線の『君が望む永遠』やその他の作品に負けてしまった感のある『好きだよっ!』だが、当時の美少女ゲーム界には衝撃的なタイトルであった。古い作品のため、未プレイの方は原作を購入しよう。FANZAでダウンロード可能だ。 (文=穴リスト猫) 【ダウンロードはこちらから】 『好きだよっ! 前編』 『好きだよっ! 後編』

昭和の大スター・山口百恵の楽曲は大長編恋愛ドラマのごとく|架乃ゆら昭和コラム「美徳のゆらめき」

昭和大好きAV女優・架乃ゆら連載コラム第5弾  当コラムを読んでくださったライターの成松哲さんが架乃ゆらちゃんに昭和歌謡を語ってもらうイベント「架乃ゆらと聴く昭和歌謡&シティポップの夕べ」を開催してくださり、ますます注目

『ビ・ヨンド』PC98の超名作! ドタバタコメディで爆笑必至

 2019年にTVアニメで『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』が放送された。この作品はエロゲーマーなら誰でも知っているエルフの超名作であり、同名タイトルが原作となっている。リリースは1996年。しかもPC-98での対応というクラシックタイトルだ。PlayStation 4やNintendo Switchにもリメイクされている。(オリジナルとだいぶ雰囲気は異なるが)  懐古厨のエロゲーマーからすると、Windows以前の名作が注目されることは非常に喜ばしいことだ。ということで今回はシルキーズのPC-98対応『BE-YOND ~黒大将に見られてる~』のエロアニメ版『ビ・ヨンド』を紹介しよう。原作のリリースは1996年。OVAは1998年でピンクパイナップルだ。ちなみに脚本は『ポケットモンスター 』『イナズマイレブン』シリーズでおなじみの冨岡淳広氏である。  ストーリーは、記憶を失った漆黒の魔王とその従者・レンが巻き起こすドタバタSFコメディだ。完成度はかなり高く、古き良きギャグアニメであり、かなり笑える。魔王のくせに記憶を失ったことで、善良な小市民な性格となってしまった設定が最高だ。やることなすことが裏目に出る一方で、良い人のためにどんどん愛されてしまう。本当は魔王なのに。  今作は魔王をはじめ、とにかくキャラクターのすみ分けがすばらしく、それぞれがきちんと笑いの役割を担っている。従者のレンは感情を持たないのであるが、徐々に愛されていく魔王に嫉妬するようになる辺りが非常にかわいらしい。クールビューティーキャラであるが、魔法を繰り出す瞬間など萌えである。  警察のエバやトレジャーハンターのフェイなどはおバカキャラとして、どこかドジでマヌケなところもあるのだけど、憎めない存在だ。常にクスッとした笑いを誘ってくる。  全体のストーリーの流れにも違和感なく、ありがちが超展開もない。OVA全2巻、ギャグ満載できっちりとひとつの作品に仕上がっている。無理に原作を再現しようとしなかったのが功を奏したのだろう。  原作とOVAも古いタイトルではあるものの、いま観ても十分に通用するクオリティであり、万人受けする作りとなっているのはさすがは冨岡淳広といったところか。作画の乱れもない。  エロアニメ版を観て気にいった方はぜひとも原作にも挑戦してもらいたい。FANZAで原作リメイク版がダウンロード購入可能だ。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちらから!】 ・ビ・ヨンド 第1話 「覚醒 ~awakening Satan;the Devil~」 ・ビ・ヨンド 第2話 「伝説 ~The legend of Satan;the Devil~」

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