「リアルサウンド」の記事一覧(29 / 47ページ)

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宮台真司の『野火』『日本のいちばん長い日』評:戦争を描いた非戦争映画が伝えるもの

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スティーブ・ジョブズ伝記映画を巡り、ティム・クックとアーロン・ソーキンが舌戦

【リアルサウンドより】

 ダニー・ボイル監督のスティーブ・ジョブズ伝記映画『Steve Jobs』について、アップルCEOのティム・クックが批判的な態度を見せていることに対し、劇作家・脚本家のアーロン・ソーキンがコメントした。『Hollywood Reporter』など 、米各メディアが報じている。(参考:Aaron Sorkin Rips Apple’s Tim Cook Over ‘Steve Jobs’ Critique: “You’ve Got a Lot of Nerve”

 ティム・クックは先日出演した「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」で、スティーブ・ジョブズ伝記映画について問われ、ジョブズの自伝やドキュメンタリー作品『Steve Jobs: The Man In The Machine』(原題)などは読んだり、観たりしていないとしつつ、「多くの人々が彼を利用しようとしていて、私はそれが本当に嫌です」とコメントしていた。

 アーロン・ソーキンはこれに対し「誰もこの映画で儲けようとは考えていない」とコメントしつつ、「ティム・クック氏は、内容を決めつける前に、ちゃんと映画を観るべきである」と続けた。

 さらに、「もし、あなた(ティム・クック)が中国の電話組み立て工場で1時間17セントで子供たちを雇っていたのなら、“映画監督らが(ジョブス)を利用しようとしている”などとは言えないはずだ」と皮肉った。

 映画『Steve Jobs』は、10月9日に米国で公開される。

(文=編集部)

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光宗薫、ベッドシーンで見せた微笑みの破壊力 姫乃たまが『ピース オブ ケイク』の濡れ場を考える

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8月25日に開催された『ピース オブ ケイク』記者会見にて、ベッドシーンについて語る光宗薫

【リアルサウンドより】

 いつかテレビで見た、アイドル然としていない女の子の姿を思い出していました。

「元AKB48の光宗薫が映画で濡れ場に挑戦していますが、同じアイドルとしてどう思いますか」と、聞かれたからです。男性への媚びを感じさせまいとする態度が、禁欲的で逆に魅力的だった彼女。中性的な印象から、濡れ場がイメージできません。

 しかも「同じアイドル」と言っても、こちとら人前で歌うのが本業なのに、ライターを兼業してなんとか活動している程度の地下アイドルです。彼女と自分を同列に考えられるわけもなし、どういう気持ちだったのかなあ、撮影どうだったのかなあ、程度の、凡庸な好奇心しか湧きません。

 当連載はそんな地下アイドルが、映画の“濡れ場”についての感想を綴っていくものです。

 ジョージ朝倉原作の「ピース オブ ケイク」は、多部未華子が演じる25歳の主人公、梅宮志乃と彼女をとりまく同世代の男女の「等身大の恋愛感覚」(と、パンフレットに書いてあるのですが、流されるがまま異性と関係を持ってしまったり、恋人のいる異性にダメ元で告白したり、恋人のケータイから勝手にリダイヤルして怒ったり等々……のことのようです)が描かれた作品です。下北沢のほか、阿佐ヶ谷、高円寺などの中央線沿線を舞台に撮影されています。

 光宗薫の濡れ場は、恋人役である綾野剛との絡み、それから少しだけお隣さんである主人公の家に漏れる喘ぎ声の演技があります。後者は誰とも絡まない状態で、正座して音声だけ収録したことが取材で明かされており、現場を思うとシュールな恥ずかしさがあります。

 絡みのシーンはほとんど布団に覆われているため露出は多くないのですが、時折、画面に現われるすらりとスレンダーな手脚や、低めの喘ぎ声は中性的で、特別に性的な欲求が掻き立てられることもなく、彼女の毅然としたイメージは保たれたままでした。唯一、ギャップがあったのは「どうやってやったら気持ちいい?」と聞いたあと、掛け布団の中に潜り、綾野剛の股間に顔を寄せてから、さっと顔を出して「いってもいいのに」と、いたずらに微笑んだ瞬間でした。あの可愛さはなんというか、見てはいけないものを見たようなドキドキがあったのです。

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同作では、多部未華子と綾野剛もラブシーンを演じている

 AKB48から離れて3年ほどたった今もなお、元アイドルと称されがちな彼女ですが、ベッドシーンはアイドルから脱皮する過程に感じられました。あのいたずらな笑顔は、テレビで見かける彼女の毅然とした態度、雑誌で見かける中性的な印象の写真とは違って、プライベートだとこんな風なのかな、と思ってしまう生々しい愛らしさがあります。

 ちなみに元アイドルということで彼女の濡れ場ばかり話題になっていますが、今作では主演の多部未華子さんの方が肌の露出も濡れ場も多いです。しかし、最近はアダルトビデオの女優さんも細いなあと思っていたのですが、映画女優さんって本当に細いですね……。

■姫乃たま(ひめの たま)
地下アイドル/ライター。1993年2月12日、下北沢生まれ、エロ本育ち。アイドルファンよりも、生きるのが苦手な人へ向けて活動している、地下アイドル界の隙間産業。16才よりフリーランスで開始した地下アイドルを経て、ライター業を開始。アイドルとアダルトを中心に、幅広い分野を手掛ける。以降、地下アイドルとしてのライブ活動を中心に、文章を書きながら、モデル、DJ、司会などを30点くらいでこなす。ゆるく、ながく、推されることを望んでいる。

[HP] http://himeeeno.wix.com/tama
[ブログ]姫乃たまのあしたまにゃーな http://ameblo.jp/love-himeno/
Twitter https://twitter.com/Himeeeno

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