「事件簿」の記事一覧(2 / 5ページ)

下半身がだらしない夫は妻の財産を処分する権利なし

※イメージ画像:Thinkstockより  戦前の新聞記事には、自分の奥さんをまるで品物のように扱う事件や話題がいくつも見つかる。  たとえば、知人に貸したり、ローンで買ったり、牛と交換したりなどなど。さらには、夫婦ゲンカの末に奥さんを水に投げ込んだダンナが、通行人に奥さんを助…

「貞操蹂躙だ!」 とんでもない手口で慰謝料を騙し取ろうとした結婚詐欺の女

※イメージ画像:Thinkstockより  結婚や男女関係などをネタにして、相手からカネを巻き上げようとする手口は後を絶たない。この手の詐欺やトラブルはかなり多いことと思われるが、なかなか発覚しないのが現状ではなかろうか。その中で、明るみに出た事件をひとつ。  昭和8年のこと、…

「セレブなお妾」から転落した美人教師

※イメージ画像:Thinkstockより  美女というのはいろいろとメリットも多い反面、道を間違えると思わぬ転落へと陥ってしまうこともあるようだ。  明治43年(1910)7月19日の夜のこと、神奈川県葉山の海岸にひとりの女性が身を投げたのを、付近で操業していた漁師が発見。急い…

中年男から大金を騙し取った少女の正体は…

※イメージ画像:Thinkstockより  大正14年(1925)5月31日のこと、浅草に住む男(41)が「所持金を盗まれた」と警察に駆け込んできた。  聞けば、肌身離さずに持ち歩いていた、現金730円を持ち逃げされたのだという。当時、サラリーマンの初任給が40円前後、東京でも…

「ステッキガール」に「カクテル女」昭和の素人売春婦たち

※イメージ画像:Thinkstockより  大正から昭和初期の新聞を見ると、「~ガール」とか「~女」といった表現を見かけることがある。「モダンガール」などの一般的なものを除くと、デートでお小遣いをねだったり売春目的で男性に声をかけたりする素人女性のことである。  まず、大正末期…

【事件簿】大阪でストリートガールを捕まえたら何と12歳の少女

※イメージ画像:Thinkstockより  戦前の日本では、私娼すなわち無届で営業活動をするセクシャルワーカーの女性が非常に多かった。とくに大正時代になるとその数が急増。もちろん違法行為であるため、警察もその取り締まりを盛んに行った。  吉田秀弘氏の『日本売春史・考』によれば、…

色仕掛けでカネを騙し取ったセレブ風女詐欺師

※イメージ画像:Thinkstockより  昭和9年(1934)5月上旬、東京・六本木の交差点を通行する黒紋付の女性を、警視庁六本木署の刑事が職務質問した。外見はいかにも貴婦人風であったが、刑事の目にはどこか怪しく映ったという。  そして、彼女の所持品を調べてみると、手提げバッ…

【事件簿】金と女にまみれたニセ霊能者が起こした事件

※イメージ画像:Thinkstockより  昭和5年(1929)5月25日、警視庁青山署は多数の婦人たちから現金を騙し取った容疑で、僧侶・林清界こと林清次(32)を検挙した。その手口は、霊能者を装って女性を信用させ、肉体関係を結んだ後に現金を騙し取るというものだった。  神戸市…

【事件簿】吉原『若狭楼」8人斬り事件

※イメージ画像:Thinkstockより  戦前の遊郭では、さまざまな事件が起きている。その多くはちょっとした暴力沙汰やいざこざだが、なかには死者を出すような殺傷事件も何件かある。  明治23年(1890)のこと、東京に住む山下清吉(25)という男は下谷龍泉町にある東京電燈の支…

無責任“男狂い”女学生の起こしたトンデモ事件

※イメージ画像:Thinkstockより  春が盛りの今日この頃。春といえば、新人の季節である。新しく入学した学生や新入社員たちが街を行き来する姿もよく見かける。  なかには、気分が高揚して、つい羽目を外してしまうような方もいるのではないだろうか。  明治37年(1904)のこ…

サブコンテンツ

このページの先頭へ