「社会」の記事一覧(28 / 67ページ)

運転手の“ながら運転”事故が3年間で4,000件……韓国で路線バスに乗るのは自殺行為!?

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イメージ画像(足成より)

 妊婦に対する暴力や、座席に堂々と放尿をする立ちション男など、最近、韓国における電車内でのモラル低下が問題視されている。しかし、こうした乗客によるトラブルが多発しているのは、電車だけではない。

 10月末に仁川(インチョン)の市内の路線バス車内で起きた騒動は、大きな物議を醸している。なんと、泥酔した乗客の男(46)が突然、ズボンのチャックを下ろすと、その場で自慰行為を始めたのだ。男は、ほかの乗客の通報によって、現行犯逮捕された。

 驚いたのは、この男の職業だ。なんとは、同市の住民センターで働くベテラン公務員だったのだ。彼の処遇はまだ明らかになっていないが、バスの車内で自慰行為をして逮捕という前科は、以降の公務にも支障が出ることは間違いない。

 ネット民の間では、「こんな奴が公務員とは、この国が心配だ……」「酒をバカみたいに飲むから、犬野郎になるんだ。何事も、ほどほどがいい」などと、公務員という肩書も相まって、激しいバッシングにつながっている。

 一方、運転手自身が引き起こすトラブルも多々ある。中でも、運転中の携帯電話の使用は大きな問題だ。 

 なんと、ここ3年間だけで、携帯使用による前方不注意が原因のバス事故が4,000件余り発生、400人近い人命が損なわれているという。最近、日本では、トラック運転手が「ポケモンGO」に夢中になり、歩行者をはねるという事件があったが、韓国では乗客を乗せるバス運転手の多くが“ながら運転”をしているわけだ。

 乗客トラブルに始まり、運転手のながら運転など、何かと問題の絶えない韓国バス業界。最近では、特定の乗客に対して露骨な乗車拒否を行うバスまであるという。電車もダメ、バスも危険となれば、かの国での移動手段は、どうすればいいのだろうか?

ついにAIの反乱始まる!? 「おデブちゃんロボット」に男性が襲われ、2針を縫うケガ

<p> ドイツが推進する製造業の革新「インダストリー4.0」に対抗すべく、中国政府が掲げている「中国製造2025」では、医療やロボットなど、高付加価値産業の育成を志しているが、それは必ずしもうまくはいっていないようだ。</p>

<p> 11月16日から21日、広東省深セン市で開催された「第18回中国国際高新技術成果交易会」において、事件は起きた。「鳳凰網」(11月18日付)などによると、17日午後、同交易会で展示された、ゆるキャラのような締まりのない顔をしたロボットが突如、コントロール不能となり、暴走。ブースを破壊し、ガラスの破片が通行人めがけて飛び散った。ひとりが病院に搬送され、2針を縫うケガを負ったというのだ。</p>

【美容整形の闇】「まるでミイラ……」頬骨削り手術の副作用で、体重が27kgに

<p> 韓国では頬骨が高いことをコンプレックスに思う女性が多く、西洋人のような頬骨のない顔立ちが好まれるというが、“美容整形大国”だけに、頬骨削り手術や頬骨縮小注射といった方法もあふれている。多くの韓国女性がこのような頬骨縮小法で小顔を目指すのだが、実は副作用に苦しむケースもかなり多い。</p>

<p> 先日、韓国のネット掲示板では、整形の副作用で体重が27kgになったという女性の書き込みが話題になった。彼女はヤブ医者が運営する整形外科で頬骨整形手術を受け、早速副作用に見舞われたという。</p>

<p> その副作用とは、顔面のひどい痛み。あまりにも痛みが長く続いたため、手術を受けた病院を訪ねると、病院側は治療費やその他費用を全額負担し、最後まで責任を持つと約束したそうだ。</p>

崔順実ゲートは無関係? 韓国フィギュア界の女王キム・ヨナが“あの疑惑”を完全否定!

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 韓国フィギュア界の女王キム・ヨナが、韓国社会で物議を醸している“疑惑”について、公式に否定した。

 キム・ヨナは昨年8月、独立を祝う「光復節」のイベントに参加。当日の様子を撮影した動画には、パク・クネ大統領に手を握られたキム・ヨナが、その手を振りほどく様子が映っており、話題となっていた。また、動画の中でパク大統領が言葉をかけるのだが、キム・ヨナがこれを無視するような場面も収められていた(参照記事)。

 動画が出回った当時、韓国では「キム・ヨナの態度は不適切だ」と批判の対象になっていた。しかしここ最近、パク大統領を陰で操り、国政に介入にしていたチェ・スンシル容疑者ら一派が、スポーツ界をも食い物にし、キム・ヨナに圧力をかけていたという疑いが出ると状況が一変。逆に、キム・ヨナの行動には「理由があった」とし、当時の行動に賛同する声が増え始めていた。

 チェ容疑者ら一派の圧力とは、どういうものなのか? 例えば韓国水泳界の英雄で、2008年北京五輪競泳金メダリストのパク・テファン選手が、チェ一派から、リオ五輪出場を断念するよう脅されたという疑惑が浮上しており、現在、検察の捜査が進められている。14年9月に行われたドーピング検査で陽性反応が出たパク選手を排除しようと、チェ容疑者の息のかかった文化体育観光部の高官は「スポンサーは私が保証する。母校で大学教授になるべきだ」などと脅迫まがいの発言をしたとされる。

 現在、韓国のスポーツ界では、同様の圧力が他の有名選手たちに対してもかけられた可能性があるとして、捜査が拡大する気配。キム・ヨナ選手も、それら圧力への怒りから、パク大統領に反抗的な態度を取ったのではないかと臆測が飛び交っていた形だ。

 ただ今回、これらの臆測について、キム・ヨナ本人が公式に否定するコメントを出した。11月23日、キム・ヨナは、ソウル・オリンピックパークテルで開催された「スポーツ英雄-名誉の殿堂授賞式」に参加。記者たちに動画の件を質問されると、次のように答えた。

「実は当日、直前まで、立ち位置は違っていたんです。生放送ということもあり、右往左往する間にそのようなことが起きた。(中略)いくら私に礼儀が欠けていたとしても、大人の手を払ったりはしません。映像で見ると誤解されるような状況ですが、払いのけた事実はありません」

 なおキム・ヨナは、圧力自体についても「身に覚えはない」と否定。一方、授賞式では、韓国史上最年少でスポーツ英雄への殿堂入りを果たした。フィギュア界で圧倒的な成果を残したことが、その選定の理由となっている。実は、キム・ヨナには、過去にも殿堂入りの話があった。ただそれを「気に食わない」と、チェ容疑者をはじめとする関係者が邪魔していたという説も浮上している。フィギュアの女王に対して、本当に圧力が皆無だったのか? 捜査の進展が待たれている。
(文=河鐘基)  

月550時間労働で月給わずか3万2,000円……ブラックすぎる中国・児童労働の実態

<p> 電通の過労死問題や政府の働き方改革に関する取り組みなど、最近、日本では労働環境をめぐってさまざまな議論が巻き起こっている。しかし、日本のブラック企業や残業など、まだまだマシなのかもしれない。今回、中国で報じられたニュースで、驚きの労働状況が明らかになった。</p>

<p> 香港紙「東方日報」(11月22日付)によると、“中国服飾工場”といわれ、アパレル工場が集まる江蘇省常塾市の一部の工場では、児童労働がまん延しているという。ここで働く少年たちはほとんど休日がなく、工場と寮を往復するだけの生活を強いられている。<br />
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上海市の“選挙“で珍現象 トランプ氏が圧勝、蒼井そらが次点で……

<p> ドナルド・トランプ氏が劇的な勝利を収めた米大統領選挙の興奮冷めやらぬ中、時期を同じくして中国では地方都市の下部組織・単位における人民代表選挙が各地で行われた。中国ではいわゆる国政選挙や地方選挙はないものの、都市部では社区(コミュニティ)の選挙、地方では村民委員会の選挙が存在する。</p>

<p> しかし、そこは中国。11月16日に実施された上海市の選挙では、珍現象が起きた。</p>

<p>「明報新聞網」(同日付)が伝えたところによると、同市松江区の社区選挙において、投票所のひとつになっている上海工程技術大学での投票結果が話題を呼んでいるというのだ。この投票所の有権者は学内の寮に住んでいる学生がほとんどなのだが、結果はこうだ。<br />
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ゴミ屋敷から8トンのゴミを搬出! 家主はうつ病、高齢の母親は「強迫的溜め込み障害」で……

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「このものすごい量のゴミをどのように集めたのか、またこんなゴミ屋敷でどうやって生活してきたのか、不思議で仕方ない――」(作業に参加したメンバー)

 16日午前9時、韓国・釜山市東区に住むパクさん(58歳)のマンション前に集まった同区職員、ボランティアセンターのメンバー、警察、地域社会保障協議会のメンバー総勢30人は、目の前に広がる光景を見ながら絶句した。小さな部屋2つとキッチンがある約30平方メートルのパクさん宅室内には、ありとあらゆるゴミが散らばっていた。長年にわたり放置されていたゴミは異様な悪臭を放ち、周辺住民からはクレームが多数寄せられていた。

 清掃作業は6時間に及び、廃棄されたゴミの総重量は、なんと8トンにも上った。

 このゴミ屋敷に住むパクさんは、うつ病に加え、健康状態もよくないため生活保護を受けているのだが、彼の母親(93歳)は捨てられたものをむやみに拾ってくる「強迫的溜め込み障害」を患っているのだという。この病気は、初期には大切なものを捨ててしまったのではと不安になり、病状が進行すると、必要なものと不要なものを区別できなくなってしまう。日本でもゴミ屋敷の問題がたびたび取り沙汰されるが、家のあるじが強迫的溜め込み障害を患っている可能性があるという。

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 2人の居住スペースは、大人2人がやっと寝っ転がれる3.3平方メートル程度で、残りはすべてゴミの山。食事は外で買って済ませていたという。

 区庁には、悪臭による周辺住民の苦情が相次ぎ、パクさん親子の健康上の問題も懸念されていた。そこで今回、一斉清掃を行うことが決定。担当者は「室内を数箇所修理し、居住環境を改善するとともに、地域の健康増進センターと連携して、パクさん親子の治療に取り組む計画」とコメントしている。

 ちなみに日本では、これまでゴミ屋敷を強制的に清掃することは法律上難しかったが、世田谷区をはじめとする一部自治体では、状況を改善できる条例などが整備され始めている。なお、清掃費用は原則的に「居住者負担」となるそう。また、このようなゴミ屋敷のあるじの大半が、高齢者であるという事実も指摘されている。社会の高齢化とともに、今後ますます増えそうなゴミ屋敷だけに、韓国の事情とばかりに傍観はできないかもしれない。
(文=河鐘基)

これぞチャイニーズドリーム!? “中国一の資産家”アリババ創業者が、自身と激似の極貧少年に経済支援

<p> 11月11日の「独身の日」、中国最大のECサイトを運営するアリババグループは昨年に続き大セールを行い、日本円でなんと1兆9,000億円という売上額を記録した。グループの会長、ジャック・マー(馬雲)氏の個人資産は3兆円ともいわれており、事実上、中国一の資産家である。</p>

<p> そんな彼が、片田舎に住む極貧少年に奇跡をもたらしたと、話題になっている。</p>

試験当日に寝坊した受験生が警察にSOS! パトカーが自宅に駆けつけ、試験会場まで送り届ける

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聯合ニュース

 日本ではじわじわと受験シーズンが近づいているが、お隣・韓国では11月17日、一足先に大学修学能力試験(日本のセンター試験に相当)が実施され、全国85の地区、1,183の試験会場で、60万5,987名の受験生が試験に臨んだ。

 韓国社会の受験の厳しさは、“受験戦争”ならぬ、“受験地獄”と表現されるほど。高学歴や大企業中心の階級社会が日本以上に厳然と存在する韓国社会においては、受験をいかに成功させるかが、その後の人生を決めるといっても過言ではない。そのためか、受験生本人や父母も、大学修学能力試験当日は必要以上にナーバスになる。当然、ハプニングも続出するが、今年も多くの珍事が起きているようだ。

 例えば、とある女子生徒のグループが試験会場に到着したところ、違和感を覚えたという。というのも、自分たち以外の受験生がみな男子生徒で、ほかに女子が見当たらない。実は彼女たちは、試験会場を間違えていたのだ。慌てて近くの交番で事情を説明し、パトカーに正しい会場まで送ってもらい、なんとか遅刻を免れた。

 一方、別の女子生徒は、前日の夜に「緊張で寝付けない」と睡眠薬を服用。案の定、翌日、大寝坊してしまい、窮地に立たされた。すると、両親が警察に通報。自宅に駆けつけた警察官が会場まで送り届けて、こちらも試験開始ギリギリのところで間に合ったそうだ。

 そのほかにも、親に試験会場まで送ってもらっている途中に車が故障し、警察のお世話になった男子生徒や、「時計と弁当を忘れた」と慌てて警察に通報した男子生徒の話がメディアを通じて伝えられている。

 寝坊して警察に通報するという行為はどうかと思うが、パトカーで受験生を送り届ける韓国警察の親切さには驚くばかり。京畿道北部地方警察庁に至っては、警察官405名と協力団体職員315名、計720名を動員し、今年の試験当日に備えていたという。そんな韓国社会の風景について、韓国の東大と呼ばれるソウル大学に通う現役学生からは、こんな声も。

「韓国では、ソウル大学を出た学生でさえも、就職できるとは限りません。能力が低ければ論外だし、能力が高すぎる人間はすぐに独立してしまうと、企業が警戒するんです。いい学校に入るために受験生たちは必死に勉強しますが、韓国と比べてまだ社会に余裕のある日本がうらやましいです」

 ともあれ、受験生たちには頑張ってほしいものだ。
(文=河鐘基)

中国地方役人が“賄賂ロンダリング”!? オークションに出品された、総額1,200万円超の高級品に疑惑の目

<p> 中国拍売行業協会(中国オークション業協会)の発表によると、2015年の国内のオークション落札額の合計は256億6,000万元(約4,105億6,000万円)に達するという。中国経済が減速しているとはいえ、富裕層の利用が多いオークション市場は、依然として活況を呈しているようだ。</p>

<p> そんなオークションに出品された品物が、物議を醸している。11月19日に湖北省武漢市で行われたオークションに先立って公開された出品物は、書画や工芸品、ジュエリー、腕時計、電子製品、記念硬貨、切手、プリペイドカード、金券、有価証券報告書、酒類など、その数159種類に及び、開始価格の合計は80万元(約1,280万円)を超える。とはいえ、出品者がただの金持ちなら話題になるような話でもないが、問題は、同市の役人が出品していることだ。さらに、それらは上納品だという。<br />
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