「韓国」の記事一覧(18 / 74ページ)
2016年9月7日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 芸能, 韓国]
<p> 最近韓国のネットでは、あるヒップホップ・アーティストが公開した1枚の写真が話題になっている。彼の名はブラック・ナット(Black Nut)。2014年にデビューし、現在「韓国ヒップホップ界の問題児」として知られている。</p>
<p> 問題の写真は、ブラック・ナットが自身のインスタグラムに公開したもの。上半身裸の彼が、警備員と思われる2人の男性と一緒に写っており、一見すると芸能人にありがちな「ライブでボディーガードに守られている風」の写真だが、そのキャプションには「公然わいせつ罪で、(場外へ)引っ張り出された」と書かれていた。</p>
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2016年9月6日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, エロ, 事件, 宗教, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 韓国]
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韓国で、またまた性職者の存在が発覚し、大きな問題となっている。
8月29日、現職の教会牧師(61)が、20代の女性信者に対し、数年にわたりセクハラ行為を働いていたことが明らかになった。
事の始まりは2013年12月、牧師は女性信者Aさんから「胃腸の具合が悪い」と相談を受けると、「治療を行う」と言って自宅に招いた。そこで牧師は、Aさんの上着を脱がせてブラジャーだけにさせると、おなかのあたりをなで回した。ここまでなら、まだマッサージだと言い張ることもできたかもしれない。しかし、牧師は突然ブラジャーのホックを外して、Aさんの胸にまで手を伸ばしたのだ。
牧師の行動に驚いたAさんは叫び声を上げたが、牧師は冷静に「マッサージとは、こういうものだ」と主張。揉み手を緩めることはなく、30分ほどマッサージを続けたという。それからというもの、牧師はAさんを何度も呼び出しては、セクハラ行為を続けた。
Aさんが牧師の度重なるわいせつ行為を訴えなかったのは、「誰も信じてくれるはずがない」と悲観していたからだ。それを告白するきっかけになったのが、友人Bさんの存在だ。
実は、彼女も牧師の被害者だったのだ。
Bさんは昨年6月、牧師の出張業務に同行を命じられる。牧師を信頼していたBさんは、快くついていったのだが、牧師が予約したモーテルは1人部屋だった。Bさんは当初、部屋に入ることを拒絶していたが、「何もしないから」という牧師の執拗な説得に根負けして、渋々宿泊することになった。
しかし、Bさんが部屋に入ると、牧師は態度を一変させる。牧師はBさんに無理やり抱きついてキスをして、体中を揉みしだき始めたのだ……。神に仕える牧師の行動とは思えない、ふしだらさだ。
牧師から受けた行為に大きなショック受けたBさんは、Aさんに事のあらましを打ち明けた。そして、Aさんも数年前から牧師のセクハラに悩まされていたことを知ったのだ。結託した2人は、牧師に対し、辞任するか外部へ転属するよう要求。こうして牧師は“布教派遣”の名目で別の教会に移ったのだが、彼女たちの怒りは収まらず、マスコミに告発。事件が明るみになったというわけだ。
ネット上では「牧師の実名と教団、教会名を公開しろ!」「一般的な牧師の姿だな」「教会側は沈黙しないで、対策をハッキリさせろ」といった、牧師・協会側へのバッシングに始まり、「女も問題だろ」「断りきれずに受け入れた女の神経を疑うわ」など、被害女性たちにまで痛烈な批判が集まっている。
ネット民の攻撃が辛らつなのも、韓国では宗教家による犯罪がしばしば起きているから。過去にも、「家族に不幸が訪れる」と祈祷を強要して金をだまし取ったシスターや、仏堂の中でハメ撮りを繰り返した僧侶など、やりたい放題なのだ。
「信じる者は救われる」というが、韓国では、信じる相手は慎重に選ぶ必要がありそうだ。
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2016年9月5日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 薬物, 韓国, 麻薬]
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8月29日、韓国法務部は、大量の麻薬を国内に流通させていたとみられる女(41)が、6月にアメリカ・ロサンゼルスで現地警察に逮捕され、強制送還手続きが進行中であることを明らかにした。
女は過去数年にわたる韓国内の麻薬流通の胴元で、関係者からは“麻薬女王”と呼ばれている。自らを“アイリス”と名乗り、インターネットやチャットアプリなどを利用して、違法薬物を蔓延させていたとみられている。2015年以降、警察に逮捕された薬物依存者の多くが、「アイリスから買った」と供述していたことから、マークされていた。
それだけ注目を集めていた女が捜査の目をかいくぐっていたのは、その周到な計画性にある。女は、アメリカや中国など多くの中継点を経由させ、自身が直接動くことはなく、インターネット上での接触も海外サーバーを利用するなど、徹底して痕跡を隠していたため、追跡が困難だった。
また、韓国内での供給方法も、無人の公民館などに配送して、依頼者がそこまで取りにいくという方式を取っていたため、捜査を難航させた。結局、女は追跡から1年以上も逃げ延びることができたのだ。ちなみに、女が使うハンドルネーム“アイリス”といえば、09年に韓国内で大ヒットを記録したスパイドラマと同じ。神出鬼没な女は、さながらスパイのようだった。
一方、今回の逮捕に韓国ネット民からは「韓国女は世界中で体を売るだけではなく、今は違法薬物まで流通させて国をおとしめるんだな」「違法薬物根絶のために、アメリカで銃殺刑にしてくれよ」などと、怒りの声が多く上がっている。
麻薬女王の逮捕で、がぜん注目される韓国の薬物事情だが、実情はとても深刻だ。8月22日に発表された「2015麻薬類犯罪白書」によると、韓国では昨年度取り締まられた薬物絡みの犯罪が、過去最高を記録した09年度の1万1,875人を超える1万1,916人となった。16年に入ってもその勢いは衰えず、1~6月の間だけで、昨年度より30%以上急増しており、このペースなら年内に1万5,000人を超える見込みだ。
韓国検察は「違法薬物増加の原因は、インターネットの普及により、売人と簡単に接触できるようになった上、金のやりとりも直接行わなくてよくなったから」だと分析している。事態を憂慮した韓国政府は、今年4月からインターネット上での違法薬物取り締まりを強化しているが、根絶はやはり難しいようだ。
麻薬女王の逮捕は、韓国内の薬物汚染を多少は改善することができるのだろうか?
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2016年9月4日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
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インターネット上に蔓延するとりとめもないホラ話は、時として真実のように受け入れられ、現実社会にまで影響を与える場合がある。韓国でも最近、そうした話が急速に拡散して、警察が動く騒動が相次いだ。
7月頃からSNSを中心に広がり、慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)市に住む父兄たちに恐怖を与えているのが、同エリアで実際に起きたとされる「小学生誘拐事件」にまつわるウワサだ。
このウワサには「小学生にチョコパイを与えて……」「塾の先生を装って近づいて……」「嫌がる子どもを、無理やり車に連れ込んで……」など諸説あるのだが、特徴的なのは、どれもやけに具体的だということだ。こうした現実味のある内容から、ウワサは急速に広がった。
父兄の要請を受けた警察が捜査を開始すると、ウワサの真相はすぐに明らかとなった。実際は、ある小学生が大人にバイクに乗せてもらっただけの話で、それに尾ひれがついて拡散されたようだ。当然、この期間に誘拐された小学生もいなかった。
一方、全羅北道群山(チョルラプクト・クンサン )地方では、「群山怪談」なるものが広まった。
発端となったのは、大邱(テグ)地区。こちらでは、60代男性と40~50代とみられる女性の不倫動画が急速に拡散されていた。2分ほどの動画は、確認されているだけで6種類あり、男女の営みも赤裸々に映し出されている。
しかし、これだけでは終わらなかった。なんとネット上では、当該女性の家族が不倫動画の衝撃に耐えきれず一家心中したというウワサが流れ、「群山怪談」として、さらに急速に広まっていった。
しかし、動画の撮影場所も拡散した地域も大邱だったにもかかわらず、なぜ「群山怪談」となったのか? その理由は、6月22日に群山のある貯水池で女子高生の自殺事件が起きていて、ネット民が勝手に問題の動画と結び付けたのだ。
相次ぐ市民たちからの要請を受けて捜査を開始した警察は、自殺した女子高生と問題の動画に関連性はないと断定。続けて、動画を流布させた人物の特定に乗り出すことも明らかにしている。しかし、こうした事実をが明らかとなったにもかかわらず、「群山怪談」は今も悲しい物語としてネット上をさまよっている。
インターネット上のウワサ話は、急速に拡散しては立ち消えるが、それに踊らされないリテラシーを持ちたいものだ。
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2016年9月3日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
くだんの番組のキャプチャ画像
日本の“オタク”が韓国のテレビ番組で紹介され、話題を呼んでいる。
その番組とは、「韓国人のオタク心を目覚めされ、韓国にもオタク文化を根付かせる」ためのバラエティ『能力者たち』(MBC)。毎週さまざまな分野のオタクたちが自分の能力や知識を披露する、韓国初のオタク専門バラエティ番組といったところだ。
「日本特集第1弾」と名付けられた8月25日放送分は、完全日本ロケ。3人の番組MCは、8月7日から14日まで、横浜みなとみらいエリアで開催されたイベント『ピカチュウ大量発生チュウ!~今度はぬれるんだって???~』を堪能したり、漫画『スラムダンク』の舞台となった鎌倉を訪れるなど、日本のオタクたちと触れ合った。
MCたちの前に現れた1人目のオタクは、「幼稚園の頃からピカチュウが大好き」という、23歳の男性だった。
全身をピカチュウグッズでコーディネートし、かなりのハイテンションで登場したこの男性は、「ピカチュウの赤いほっぺに、まんまるボディ、ギザギザのしっぽ、すべてがかわいい」と、ピカチュウ愛を熱弁。一緒にいた友人も「生まれた時からピカチュウに囲まれていました」と語り、MCたちを感心させた。
ピカチュウ祭りを一通り堪能したところで、続いて登場した2人目のオタクは、YouTubeチャンネル「UFOキャッチャーTV」を運営するクレーンゲーマー。彼は、MCたちが欲しがっていた『ONE PIECE』のトラファルガー・ローや、『エヴァンゲリオン』のアスカのフィギュアを、UFOキャッチャーで次々と取ってみせる。
そして3人目のオタクは、『富江』などで知られる伊藤潤二作品のキャラクターをメイクで再現しているという女性。彼女は「伊藤作品の中に入りたい」と、人並み外れたオタク心を見せつけた。
番組放送後、ネット上には視聴者から「好きなことをしながら、自由に生きているのがうらやましい」「横浜に鎌倉、いいな。日本に行きたい!」「あれだけピカチュウに囲まれたら、好きになるのは時間の問題かも」「オタクって、実はとても純粋な人たちなんだな」といった感想が寄せられた。
それにしても、韓国では毛嫌いされがちだった日本文化やオタクが、いまや羨望のまなざしでテレビに取り上げられるとは、これも「クールジャパン」効果なのだろうか? 第2弾の放送が楽しみだ。
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2016年9月2日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
<p>「入金がなければ、自慰行為映像を流出させてやる」</p>
<p> これは先ごろ、韓国内で横行したインターネット犯罪の脅し文句だ。8月23日、主犯のチョン容疑者(33)を筆頭に、中国を拠点にした同国系韓国人8人が、恐喝・情報保護に関する法律違反疑惑で懲役2年を求刑されたことで明らかになった。</p>
<p> 容疑者たちが犯罪に利用したのがチャットアプリで、その手口は実に巧妙だ。女性を装った容疑者たちは軽快なトークで相手との距離を縮めると、自分の写真が入っているというファイルを相手に送るのだ。しかし、このファイルは、受け取った相手のスマートフォンに登録された連絡先、文字入力記録、GPSの位置情報などをこっそりと抜き出す悪質なウイルスだった。</p>
<p> そうとは知らずにチャットを続けると、容疑者たちは女性のエロ動画を送って、先方にも自慰行為を撮影して送り返すよう迫るのだ。<br />
</p>
「「自慰行為動画」をネタに恐喝! 中国系韓国人が仕組んだ、巧妙すぎるチャット詐欺」の続きを読む
2016年9月1日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 映画, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
問題の『月光宮殿』
言わずと知れたジブリの名作『千と千尋の神隠し』にそっくりなアニメが韓国で公開されることがわかり、話題になっている。タイトルは『月光宮殿』。ポスターを見てみると、千尋と同い年くらいに見える少女が、ハクのような龍に乗っている。日本人ならリメイク版かと勘違いしてしまうほど、“うり二つ”だ。
監督のキム・ヒョンジュ氏は、公開にあたり「ある少女が昌徳宮に閉じ込められて一晩を過ごすのだが、そこでどんなことが起こるかを想像して、10年前から企画してきた」と語っている。ちなみに、『千と千尋』が日本で公開されたのは2001年7月で、韓国でも翌年に公開され、大ヒットとなった。
『月光宮殿』はストーリーや設定だけでなく、登場人物、絵柄、雰囲気まで『千と千尋』と似ているため、案の定、韓国ネット民を中心にパクリ論争が巻き起こっている。『月光宮殿』のストーリーは、13歳の少女ヒョン・ジュリが月光宮殿に迷い込み、家に戻るための道を探すというもの。月光宮殿を支配しようとする梅花夫人の計略で危機に陥りながらも、イケメン武士などと力を合わせ、乗り越えていくという。湯婆婆やハクのような登場人物も出てくるというわけだ。
ネット民は「キムチヒロwwwwwwwwwwww」「誰が見てもパクリなのに」「まだ見てないけど、もう見たような気がする」「アイデアの元は神隠しだな」「日本人はこのアニメでまた数年間、われわれをからかうんだろうな」などと、あきれ果てている模様。一方、パクリ疑惑に対して、関係者は真っ向から反論している。
この映画の制作会社代表は、「映画を実際に見れば、払拭される議論」と一蹴。前出のキム監督もマスコミ試写会で「どこが似ているのか、むしろ質問したい」「普通の少女が主人公、ファンジー世界で冒険をする、龍が出る部分などが俎上に載っているが、そういった要素だけで似ているとはいえない」と話している。また、配給会社関係者も「我が国の文化財を基盤にした、とても韓国的なアニメーション」と断言。関係者一同、パクリではないと主張しているわけだ。
ちなみに『月光宮殿』には、韓国テレビ局MBCと、ソウル市の傘下機関であるソウル産業振興院(SBA)が共同出資しており、文化財庁と昌徳宮が推薦する作品とのこと。映画の舞台となっている昌徳宮は世界文化遺産に登録されているだけに、盗作疑惑ははなはだ迷惑な話だろう。
『千と千尋の神隠し』は先日、イギリスBBCが選ぶ「21世紀の偉大な映画ベスト100」で4位に選ばれたばかり。果たして『月光宮殿』がどのような評価を受けるのか、公開が楽しみだ。
●類似点をまとめたブログ
<http://cigar_kuma.blog.me/220794731409>
「湯婆婆やハクまで登場!? 韓国で『千と千尋』丸パクリ映画が公開へ」の続きを読む
2016年8月31日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 芸能, 韓国]
テレビショッピング専門チャンネルが約15もある韓国。そのため、チャンネル同士の競争が激しく、時には突拍子もない演出で視聴者を失笑させたりする。そんな中、とある番組が視聴者の笑いを誘った。
その番組で販売したのは、トイレットペーパー。新商品というわけでもなく、かといって高級ブランドでもない、韓国では昔からおなじみの商品だ。
ところが、同商品の名称が、番組の演出家の心をくすぐってしまったらしい。というのも、なぜか「モナリザ」と名付けられた商品だったのだ。
「モナリザ」といえば、言わずと知れたレオナルド・ダ・ヴィンチの名画だ。世界で最も知られている絵画作品だけに、描かれた女性のほほえみを知らない人はいないだろう。
演出家は、その名画「モナリザ」の再現を試みた。30個入りのトイレットペーパーがテーブルの上にディスプレイされたその横に、黒っぽい衣装を着た女性モデルを座らせ、いかにもモナリザを意識した表情とポーズで、絵のようにフリーズさせた。
それだけではない。そのモデルの上半身を、なんと白い額縁が大きく囲んでいる。おまけにBGMは、「釜山港へ帰れ」で日本でも知られる歌手のチョー・ヨンピルが1988年に発表した「モナリザ」という曲。まさに「モナリザ」尽くしだった。
ネット上には、この番組を見た視聴者からの「最初は『?』って思ったけど、釘づけになって見てしまった」「超ウケる!」「誰が考えたか知らないが、斬新なアイデアだ」「トイレットペーパーと関係ありそうななさそうな演出」「これがテレビ通販の進化か」といった書き込みが寄せられた。
このように、韓国ではたびたびテレビショッピングが話題になるのだが、伝説となっているのは、2003年に放送された番組だ。本物かどうか定かではないが、「ヨルダンの死海でくんできた水2リットルと塩500グラム」というセット。値段は6万4,00ウォン(約6,400円)。あまりにも斬新すぎる商品だったため、妥当な値段かどうかの判断すらつかない視聴者が多かったようだが、ある程度順調に売れたそうだ。
いずれにせよ、「モナリザ」がウケたということは、今後もオモシロ企画が増える可能性が大きい。韓国のテレビ通販がどこまで進化を遂げるのか、注目だ。
「韓国・通販番組がどうかしてるぜ! トイレットペーパーで名画「モナリザ」を再現!?」の続きを読む
2016年8月31日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 最新芸能ニュース, 東アジアニュース, 社会, 韓国]
私塾だらけの街並み(「학원」は「学園=塾」を意味する)
超学歴社会といわれる韓国だけに、受験におけるプレッシャーは日本より強い。そのため、学習塾などの教育事業も活発で、国内の私教育市場規模は年間33兆ウォン(約3兆3,000億円)に達する。これは、韓国の国家予算の9%に近い数字だという。しかし、市場規模が大きくなれば、問題も生じやすくなる。
過熱する私教育市場は、学校などの公共教育機関にも影響を与え、教師たちを追いつめていく。さらに、過度な子どもへの投資は、家計を圧迫し、貧困につながるなど、悪循環を招いている。
それだけ私塾の影響力の大きい韓国だが、そうした常識を土台から崩壊させる事態が起きた。問題となったのは、塾生を獲得するための過剰な誇大広告だ。
8月24日、韓国教育庁はインターネット上に蔓延する塾生勧誘の広告を徹底的にモニタリングした結果、虚偽・誇大広告を掲載している私塾130件、両親の不安を煽る先行教育勧誘を行った私塾318件を摘発した。
摘発された事例は「受講生90%以上合格」「英語ができない人も、たった2カ月で満点」などの虚偽広告や、「大学入試は小学生から!」といった過度の先行教育を誘発する広告などだ。教育庁は、各私塾に対して証明資料の提示を求め、修正指示や運営停止などの処分を下す予定だ。
今回の調査によって私塾運営の問題が浮き彫りになってきたが、特に無法地帯と化しているのが、韓国の首都であるソウル近郊である。江南(カンナム)地方教育庁は今年1月から7月までの間に、江南地区の私塾1,625件と、予備校263件を調査した結果、304件の私塾・予備校を閉鎖・営業停止処分にしたと発表した。
この件に絡めて、教育庁関係者は「今後も虚偽・誇大広告に対する監視を続けて、不正運営を行っている私塾などを根絶する」と、意気込みを見せている。
韓国では最近も、私塾の講師が試験問題作成者と組んで、試験問題を流出させた事件(参照記事)が問題となっている。学歴社会をうたうのなら、まずは“ブラック私塾”の撲滅から始めるべきだろう。
「「虚偽広告は当たり前」“ブラック私塾”による塾生募集合戦が過熱! 韓国・超学歴社会の闇」の続きを読む
2016年8月30日 [06連載, 43お騒がせ!東アジアニュース, 政治, 最新芸能ニュース, 朴槿恵, 東アジアニュース, 韓国]
小学生たちの人文字(ハートの中のハングル3文字は左から「パク」「ク」「ネ」)
韓国の朴槿恵大統領に、とあるファンから手紙と動画がプレゼントされた。USBメモリに入れてで送られた動画には、小学生60人が登場。彼らは“人文字”でハートマークと「パク・クネ」の名前をハングルで作っている。
一見どころか、何度見ても異様としか思えない奇妙な動画を作ったのは、韓国人ではない。なんと、中国の“朴槿恵ファン”だ。
韓国大統領府(青瓦台)のFacebookによると、最近、金融業に従事するある中国人が「両国の友好に小さな力を与えたい」として、パク大統領に手紙を送ってきたという。彼は手紙に、2012年の大統領選の際、朴大統領のファンになり、普段からSNSなどを利用して大統領の活動に関心を寄せる朴槿恵ファンだと書いた。
そんな彼の友人で、小学校の教師をしている中国人が、前出の動画を送ったそうだ。動画には人文字だけでなく、小学生が韓国の歌に合わせて踊り、「アイ・ラブ・ユー」と一斉に叫ぶシーンもあったとか。小学生たちが望んで参加したのか、強制的にやらされたのか定かではないが、手紙には「私たちみな、大統領をとても愛しています。最近痩せられたので、もっとたくさん食べてほしい」などと書かれていた。額面通り受け取るのであれば、小学生たちも朴槿恵ファンということだろう。
中国のファンからのプレゼントに韓国人は感動……するどころか、朴大統領へのバッシングが始まっているから面白い。ネット民たちは、「なぜ? なんのために? 韓流アイドルと錯覚したのか?」「一体いくら払って作らせたのか。悪い冗談はよせ」「子どもたちが成長して真実を知ったら、大人たちをどれだけ恨むか」などとコメントを寄せている。中国の、しかも小学生たちが、韓国大統領のファンになるわけがないという主張だ。
今年1月末にも、朴大統領は中国のファンからプレゼントを受け取っている。2月2日の誕生日に合わせて、手紙や詩を添えた64ページの冊子や卓上カレンダーを送られたのだった。パク大統領はそのプレゼントをFacebookで紹介。「遠く離れていますが、信頼してくれる“槿恵連盟(ファンクラブの名称)”のみなさん、今年は祝福と喜びを共にできる1年になることを期待しています。いつかみなさんと共に過ごせる時間が訪れることを期待しながら……」などとつづった。
だが、このときもネット民たちは「ほかに自慢することがないのか?」「国民を怒らせようとしているのかな?」などと猛バッシング。中国との外交にほころびが出始めていた時期だっただけに、風当たりが強くなったのだろう。
いずれにせよ、中国のファンからのプレゼントくらいしか、自慢するところがなさそうな最近の朴大統領。マリオ姿で世界から称賛された安倍首相とは、大きな差ができてしまっているようだ。
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