「03カルチャー」の記事一覧(31 / 60ページ)

地上411メートルのスリルを3Dで再現! 名監督が描く“伝説の男”の素顔とは『ザ・ウォーク』

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 今週取り上げる最新映画は、超高層ビル間の綱渡りを体感する3D超大作と、ヘタレな若者が凄腕エージェントに覚醒するコミカルな快作。2作品のタイプは異なるが、映画らしい刺激と驚きに満ちた充実作だ(いずれも1月23日公開)。

『ザ・ウォーク』(2D/3D上映)は、『フォレスト・ガンプ 一期一会』(1994)の巨匠ロバート・ゼメキス監督が、米国の超高層ツインタワーの間を綱渡りしたフランス人大道芸人の実話をスリリングに描くドラマ。幼いころ綱渡りに魅了され、独学で技術を体得したあとサーカスで修業したプティ(ジョセフ・ゴードン=レビット)は、パリの大通りで芸を披露して日銭を稼いでいた。ある日、世界一の高さとなる米ニューヨークのワールドトレードセンターが完成間際だと知り、ツインタワーの間にワイヤーを張って歩くことを決意。協力する仲間たちを集め、現地入りして準備を整え、1974年8月7日を決行の日に定める。

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『スカパー!アダルト放送大賞』紗倉まな・天使もえが襲来! 「くぱぁ」の素晴らしさを激白!!

<p> AV界の“金字塔”として、毎年さまざまなドラマを生む『スカパー!アダルト放送大賞』も、今年で12回目。年々注目度を増すこのイベントは、3月3日に授賞式を迎える。</p>

<p> 授賞式まで2カ月を切った中、昨年「女優賞」を受賞した大人気・紗倉まな(さくらまな)ちゃんと、同じく昨年「新人女優賞」を受賞した新</p>

“SMAPタブー”に触れて打ち切り!? 伝説のパロディマンガ『平成義民伝説 代表人』

<p> ここ数日、世間はすっかりSMAP騒動一色。多くのマスコミにとって、SMAPやその他のジャニーズのアイドルたちのスキャンダルを報じることはタブーであるというのは小学生でも知っている一般常識ですが、マンガの世界ではどうだったのでしょうか?</p>

<p> 実は、ジャニーズがイジったマンガとしては、90年代にオッサンが美少年たちを次々と手込めにするホモネタを描いた4コママンガの怪作『ジャニーさん』(データハウス)という作品が存在しました。しかし、これはあまり一般には知られていません。</p>

<p> しかしその後、2002年にメジャー誌である「週刊少年マガジン」(講談社)で、堂々とSMAPをいじり倒すという、神をも恐れない所業のマンガが連載されました。その名も『平成義民伝説 代表人』。『幕張』(ジャンプ・コミックス)、『喧嘩商売』(ヤンマガKCスペシャル)などの代表作を持つ木多康昭先生の作品で、単行本が2巻まで刊行されています。</p>

三三七拍子のリズムで単独プレイを応援!? 「ひとりじゃないんだ!」という感覚が楽しい新バイブとは?

『月刊サイゾー』にて好評連載中の「妄想指南」。今回は、女性のオナニーライフを充実させてくれるアイテムをセレクトしてみたゾ! ――今月はガーリーなルックスのバイブ「シンクロ3・3・7」をご用意しました。 秋山竜次(以下、秋山)フォルムに愛らしさがあって、いかにも! というバイブと…

捕鯨船エセックス号を巨大な“怪物”が襲う! 名作小説の元になった実話を映画化『白鯨との闘い』

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(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED.

 今週取り上げる最新映画は、故・森田芳光監督ゆかりのキャスト・スタッフが豪華に集う人情コメディーと、小説『白鯨』のモデルになった19世紀の実話を最新の視覚効果と3D映像で蘇らせた海洋活劇。新人監督による心温まる娯楽作と、ハリウッドの名匠がタブーに挑む衝撃作という点でも、好対照の2作品だ(いずれも1月16日公開)。

『の・ようなもの のようなもの』は、森田芳光監督のデビュー作『の・ようなもの』(1981)の35年後を描くオリジナル作品。落語家一門の出船亭で修行中の志ん田(しんでん)は、師匠から以前在籍していた志ん魚(しんとと)を探すよう命じられる。あちこち訪ね歩いてようやく見つけた志ん魚は、落語とは無縁の中年男になっていた。なんとか復帰させたい師匠の指示により、志ん田は志ん魚と共同生活を始めることになる。

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“それ”はジワジワと近づいてくる……ファン必見の新感覚ホラー『イット・フォローズ』

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(c)2014 It Will Follow. Inc./配給: ポニーキャニオン

 今週取り上げる最新映画は、青春映画の名手・行定勲監督が大胆な仕掛けで観客を驚かせる衝撃作と、斬新な設定で恐怖がジワジワ募る米国製ホラー。いずれもジャンルをクロスオーバーさせて味わいを深めた、創意工夫が光る2作品だ。

『ピンクとグレー』(1月9日公開)は、アイドルグループNEWSの加藤シゲアキが発表した小説を、『GO』(2001年)、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)の行定勲監督が映画化した青春サスペンスドラマ。人気俳優の蓮吾が、自宅で首を吊った姿で見つかる。第一発見者は、幼い頃からの親友で無名俳優の大貴。遺書に導かれ、蓮吾の伝記を発表して一躍時の人となるが、親友の死で得た名声に苦しむ大貴は、次第に自分を見失っていく。

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“ダサイタマ”をメッタ斬り!! 伝説の埼玉ディスマンガ『翔んで埼玉』

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 皆さんは、埼玉県について、どのような印象をお持ちでしょうか? 僕のようなサラリーマンですと、都心へのアクセスもよく、お手頃な物件がある住みやすい県、という印象です。結構レジャーも充実してますし、ハマっ子神奈川や、ディズニー千葉と比べて気取った感じがしないところも好印象です。</p>

<p> そんな素晴らしい彩の国・埼玉県にお住まいの皆様に、本日は大変うれしくないマンガをご紹介したいと思います。いや、むしろここから先は読まないほうがいいかもしれません。これを読んでしまったら、あなたは絶望のあまり埼玉県から引っ越してしまいたくなるかもしれない、そんな恐るべき埼玉県の真実を描いた作品『翔んで埼玉』(宝島社)をご紹介しましょう。</p>

アブラカス、ホルモン、焼肉……差別された人々のソウルフードとは?『被差別のグルメ』

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『被差別のグルメ』(新潮新書)

“被差別部落”という言葉を聞いたことはあるだろうか? 現代の日本社会では、あまりピンとこないかもしれないが、身分的、社会的に差別された人々が集まって暮らす地区のことだ。

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女の子にしかできない闘いがココにあるッ! キャットファイトレポート~範田紗々のバナナフェラにファン総立ち!!~

 日本で唯一のキャットファイト団体・CPE(キャット・パニック・エンターテイメント)の、毎年恒例となっている年末大会が2015年12月31日に開催された。大晦日であるにもかかわらず、“キャットファイトの聖地”『新木場1stリング』(東京都江東区)には大勢の人々が駆けつけ、試合前…

2016年のスタートを飾る名作がめじろ押し! トム・ハンクス『ブリッジ・オブ・スパイ』ほか

<p> 今週の当コーナーは特別編として、「オススメの2016年年明け公開映画」を取り上げたい。映画館に居ながらにして、時間と空間を超える旅や冒険を体験できる必見の3作品だ。</p>

<p> 『ブリッジ・オブ・スパイ』(2016年1月8日公開)は、スティーブン・スピルバーグ監督3年ぶりの新作で、米ソ冷戦時代の実話に基づくサスペンスドラマ。ニューヨークで保険法を専門とする弁護士ジェームズ(トム・ハンクス)は、FBIに逮捕されたソ連スパイ・ルドルフの弁護を引き受ける。正義の原則を貫き、死刑確実だったルドルフに懲役30年の判決をもたらす。これがきっかけとなり、ジェームズは5年後、米ソがそれぞれ捕らえたスパイの交換を実現するための交渉役として、東ベルリンへ派遣される。</p>

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