「14ウーマン」の記事一覧(11 / 127ページ)

川口春奈の病み具合と二面性に心配の声。事務所の早急なケア望まれる?

 2月14日放送の『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に女優の川口春奈(22)が出演し、プライベートな一面にネット上では「病んでいる」と心配の声が上がっている。

 彼女は長崎県の島育ちだ。九州・大分出身の指原莉乃が「東京に染まった人は豆乳でカスタマイズしたのを頼み、インスタに必ず豆乳のシールが写るように載せる。それでその横にハイブランドの財布を置く。なぜか」と、“スタバ女子ディスり”を始めると川口も乗ってきて、嫌いな女子について語り出した。川口は、カフェでテイクアウトした際の容器(カフェ店員の手書きの文字や絵が描いてある)を撮ってSNSに投稿し「今日も一日ハッピーでいられそう」とかいうオシャレ女子が嫌い、なのだという。

 指原が「すごいわかる! 特にタレントで、『声かけてもらいました、○○さん頑張って』っていうのが一番嫌い!」とヒートアップすると、川口も「そんなん誰が知りたいんやろ? 載せんでいいやん」と思わず地元長崎の訛りが出るほど興奮していた。そうした“オシャレ女子”にも支持されていそうな川口だが……万人ウケ狙いが基本の若手女優がここまで言うのはなかなか珍しいことだ。

 そして、川口の入浴方法を話すと、スタジオからは驚きの声が上がった。「上京して(7年めにもかかわらず)友達ができない」という彼女は入浴時に“結構しゃべる”ようで、独り言で「今日なんもしゃべれなかったな。クソっ!」と反省やムカつく感情を口に出しながら「パッ! と水をかける」という。また、共演したことのない阿部寛と鬼ごっこをする夢をよく見るそうで、黒いマントの阿部にタッチされた人は死ぬという設定らしい。

 一連の話を聞いた指原は「闇深い」、後藤輝基は「ちょっと病んでるねえ」と評したが、川口といえば以前にも不安定な様子を表すエピソードがあった。

 一つ目は千葉雄大の股間を触っている疑惑、という衝撃的なものである。2014年の『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)で、ドラマ宣伝のため出演していた玉木宏が「某女優に千葉君が『たまちん』を触られているのを目撃した」と話し、千葉も「『久しぶり、チン!』みたいに触ってくる」と暴露。ネット上では、「ベテラン女優ではなく若手、(千葉にとって)年下。何回か共演経験がある」という情報からすぐに「該当女優は川口春奈しかいない」と特定され、噂になった。玉木と千葉、川口が共演した映画『幕末高校生』の公開後というタイミングでもあり、同映画の舞台挨拶で玉木が「二面性があると思う」と川口を評していたからである。

 もうひとつは、2016年10月の『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)に出演した時のこと。川口は足を組んで座り、他のゲスト陣がVTRに盛り上がっている中、一人だけつまらなそうな無表情を貫いて放送中には2ちゃんねるで「アンビリバボーの川口春奈の態度がすごく悪い悪い問題!!」というスレッドまで立てられた。Twitterでも「テレビに出る人間の態度じゃない」「カメラ確認してから足組んでたの戻したし終始ほぼ真顔何こいつ?」と驚く投稿が相次いでいた。ちなみに2月9日に放送された生活情報バラエティー番組『あのニュースで得する人損する人』(日本テレビ系)に出演した際は、スタジオに出てきた鍋料理を「いただきます!」と豪快に口を開けて食べている様子が「すごい食べっぷり!」と話題になった。これが「二面性」なのだろうか? 静かにしていると「態度が悪い」、豪快にご飯を食べれば「ガツガツしすぎ」と批評されること自体、彼女にとってストレスになりそうだが。

 川口の所属事務所はレプロエンタテインメントではないが、清水の引退騒動で「若手の芸能人なら薄給・激務は当たり前」と多くの年輩タレントが苦言を呈したように、芸能人として働くことは心身ともに相当タフでなければ難しいのだろう。単純に川口の性格的な問題なら良いが、日頃の激務から鬱憤が溜まって、病んでいる行動をしたり、無愛想になっているのだとしたらなかなか心配な事態だ。余計なお世話とは思うが、地方から単身上京し、7年経ってもまだ東京に馴染めないという川口を、所属事務所は十分にケアしてあげてほしい。

(ボンゾ)

芦田愛菜、合格名門私立は「女子学院」と「慶應」! バーニングがマスコミに「称賛記事」を指示?

 天才子役として脚光を浴びた芦田愛菜が今春、名門私立中学校に進学する。2月11日付の「デイリースポーツ」が「都内の名門私立中学に合格」と伝えると、同16日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、芦田が合格した学校名を報じるなどして、“称賛ムード”を盛り上げた。

「芦田の“お受験成功”を取り上げたマスコミ各社とも、『偏差値70超えの難関校』『由緒ある名門校』と仰々しく報じており、『新潮』に至っては、実際に芦田が通っていた塾や、合格した中学の名前を掲載。同誌によると、芦田は早稲田アカデミーの難関中学受験対策をするNN(何がなんでも)志望校別コースに通い、『女子御三家』のひとつとして知られる女子学院や、慶應中等部に合格したそうです」(芸能プロ関係者)

 私生活では大金星を挙げた芦田だが、仕事は低迷中だ。2016年4月期に主演した『OUR HOUSE』(フジテレビ系)が全話平均視聴率4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大コケし、役者としては「落ち目」「過去の人」の印象が広まりつつあった。

「だからこそ、芦田サイドは、この機会に各マスコミを使って、彼女を持ち上げているんです。芦田は10年に出演した『Mother』(日本テレビ系)で大ブレークし、11年に主演した『マルモのおきて』(フジテレビ系)の頃から、大手芸能事務所・バーニングプロダクションの周防郁雄社長がバックに付いたといわれています。 “芸能界のドン”と呼ばれるほどの権力を持つ周防社長のバックアップによって、芦田はマネジメントやマスコミ対応などで恩恵を受けるようになったんです。昨年は『OUR HOUSE』で芦田の名に傷が付いてしまいましたが、周防社長も、この“難関中学受験突破”を猛アピールすることで、イメージを回復させようとしているのでしょう」(同)

 どの報道を見ても「さすが芦田愛菜!」という論調が展開されているのも、「周防社長の勅令が奏功しているため」(同)なんだとか。事実、芸能活動の傍らで難関校の受験を成功させた芦田は十分称賛に値するもので、ネット上には「天才子役なだけでなく、勉強もできるなんてすごいなぁ」といった声が多数寄せられている。

 一部報道では、「中高6年間は休業か」と伝えられているが、いつ芸能界に戻ってきても、“芸能界のドン”のバックアップがあると考えれば、安心といったところか。

元SPEED・島袋寛子の結婚に「SPEEDを解散に追い込んだ」元カレ・元ジャニーズの高橋直気が「おめでとさーん」

 2月13日、元SPEEDの島袋寛子(32)が12歳年下の舞台俳優・早乙女友貴(20)と結婚したことを報告し、Twitter上に幸せそうな笑顔の2ショット写真を投稿した。その後、10代の頃に以前島袋と付き合っていたと噂されていた元ジャニーズJr.の高橋直気(32)が思わせぶりなツイートをし「交際の噂は事実だったのか!」とネットがざわついている。

 島袋と早乙女が結婚報告をした同日の夜に、高橋は誰のこととは明記せず「おっ!結婚したんだね!おめでとさーん!」とツイート。これに対しファンからは「懐かしいですねwおめでとうって言えるの素敵」「あれはホントだったんですね…」「今更だけどガチだったってコトなんだ」「大人になったね。あの時はショック過ぎたよ」とリプライを寄せた。

 ファンのいう“あれ”“あの時”とはもちろん、高橋と島袋との交際報道のことだろう。高橋はジャニーズJr.在籍時に滝沢秀明、今井翼、櫻井翔らとともに活躍し、美しいルックスから人気を博した。しかし当時16歳だったにも関わらず喫煙写真が流出したり、島袋との熱愛が噂されたことが影響してか98年にジャニーズ事務所を脱退。高橋は現在、ミュージシャンとして活動している。

 高橋と島袋は、SPEEDが人気絶頂だった96年~99年頃に交際していたとされている。当時は、SPEEDと同じライジングプロダクションに所属するDA PUMPが大人気で、これを潰したいがためにジャニーズはメディアに圧力をかけた、とまことしやかに囁かれていた。そんな中で、ジャニーズは、ジュニア内でも人気上位だった高橋を解雇。敵事務所のタレントと付き合っているのが許せなかったからなのか、喫煙に熱愛とスキャンダルが続いたことで切り捨てることを決断したのか、など様々な憶測が飛び交った。

 だが騒動はこれだけでは収まらなかった。高橋がジャニーズを脱退することが決まった直後、今度は島袋がSPEED脱退を決意するのだ。島袋は高橋と結婚する気で、二人で島袋の地元である沖縄に帰り飲食店をやりたいという話も盛り上がっていたという。また、「彼氏が事務所を解雇されて私だけが芸能界に残るなんて……」と島袋が考えたためとも言われており、結果的にはSPEED自体が2000年で解散することになる。一連の騒動から、高橋は「SPEEDを解散に追い込んだ人物」とも言われる羽目になってしまった。

 若くして手に入れた芸能界での人気を手放してまで愛しあっていた2人だが、その後交際関係について音沙汰はなかった。島袋はソロ歌手として芸能界に残り、松本人志とのデート姿も週刊誌に撮られた。一方で、高橋は表舞台から姿を消す。

 しかし2009年に、高橋はブログを開設し、再び表舞台に戻ってきた。現在はミュージシャンとして活動中で、Twitterのフォロワー数は3,000ほどと少ないが、定期的にライブを行い、精力的に活動している様子が伺える。

 事務所の対立に巻き込まれた2人だが、20年近い月日を経て、一方は結婚をし、一方も逆恨みすることなく「おめでとう」と言えるような関係になっているのは幸いなことだろう。
(ゼップ)

清水富美加の次は……“洗脳騒動”を起こしそうな女性タレントを業界人が爆弾証言!

 芸能界は今、清水富美加の引退騒動で激震が走っている。清水は「幸福の科学」の信者であり、教団を通じて発表した直筆コメントの中で、「お仕事の内容に、心が追いつかない部分があり、しっかりとした生活を送れず、毎日がギリギリの状態でした。(中略)私、清水富美加は幸福の科学という宗教に出家しました」と明言。清水は自身が、洗脳状態であることを否定しているが、芸能関係者いわく「機会があれば洗脳されそうなタレントは、実は大勢いる」という。

「まだ20代の若手女優・Xは、純朴な雰囲気で人気を集め、近年は話題のドラマや映画にも多数出演しています。本人は真面目な優等生タイプで、世間の評価やゴシップなどをかなり気にする性格でもあるんです。時として彼女とは真逆のきらびやかなルックスを好む層から、バッシングされることもあるので、悪意のある誹謗中傷に遭って弱っている時などに、自分を支えるような知らない世界の価値観に触れる機会があれば、のめり込んでしまう恐れがある……と芸能関係者の間で心配されています。また、『こういうタイプがいきなりヌードになる』ともいわれており、もし急にそんな話が出てきたら、精神状態はかなり危うい状態でしょうね」(芸能プロ関係者)

 女優のヌード仕事を好意的に受け取るファンは多いだろうが、「本人のキャラクター的に不自然という場合は、要注意です」(同)という。

 さらに、清水やXのような女優以外にも、危うい状態の女性タレントがいるという。

「多数のバラエティ番組にレギュラー出演するYです。明るいキャラクターで番組を盛り上げたり、セルフプロデュース業を展開するなど、ファンも多いですが、彼女の置かれる環境は常に不安要素だらけ。Yは母子家庭育ちで、母親がお金に汚く、以前Yの稼ぎに手を付けて問題になったことも。プライベートがそんな感じだと、やはり精神的なダメージを負っていたのか、Yはある時、いきなり休業したこともありました。正直言って、洗脳されやすいタイプだと思いますよ」(テレビ局幹部)

 Yのメンタル面の不安定さには、日頃から事務所もヒヤヒヤしていると聞くが、ぜひ定期的にケアをしてあげてほしいものだ。

 最後に、有名女性アーティスト・Zの名前が挙がった。

「数年前、Z本人にAV関係者が接触してきたそう。しかも事務所に内緒のまま、出演をOKし、撮影まで済ませてしまったというのです。事務所が発売前に気付いて、世に出るのはストップさせたそうですが、こうした甘い言葉に乗ってしまうのは、心に隙間があるからなのではないでしょうか。“歌姫”としてチヤホヤされてきただけに、周囲が見えていないのかもしれませんね」(同)

 再び芸能界で、“洗脳”騒動が起こらないことを祈るばかりだが……。

舞台共演者と次々に恋しながら、過去の不倫相手へのオマージュ作で凄みを見せるー宮沢りえという女優の業

 劇場へ足を運んだ観客と出演者だけが共有することができる、その場限りのエンターテインメント、舞台。まったく同じものは二度とはないからこそ、時に舞台では、ドラマや映画などの映像では踏み込めない大胆できわどい表現が可能です。

  過激な性描写や社会風刺など、舞台でしかできない刺激的な表現の中に身を置くことは、演じ手にとっても大きな成長の糧となるもの。演劇という手段だからこそ可能なエロティックさの演出と、そこへ挑む俳優の輝きについて考えてみたいと思います。第2回は、野田秀樹作・、演出の舞台、NODA・MAP第21回公演「足跡姫 ~時代錯誤冬幽(ときあやまってふゆのゆうれい)~」でヒロインを演じる宮沢りえに焦点を当てます。

 全身に施したタトゥーが透けてみえる薄い衣装を身にまとい、股間に手を当てながら身をくねらせる――。まるでストリップのダンサーのように官能的に舞う宮沢の役は、女歌舞伎の創設者といわれる出雲阿国(いずものおくに)の後継者「三、四代目出雲阿国」。江戸を舞台に、女歌舞伎の衰退を憂いながらも「踊るときに私を突き動かしているものを見せたい」と、舞台を真摯に愛する一座の看板芸人を演じています。

 実際の衣装はタトゥー柄が施された肌色のボディーストッキングを着用しているのですが、上に羽織ったキモノを透かすことで本当に素肌に見え、体のラインも露わ。阿国の踊りは男の視線を意識したもので、薄いキモノがヒラヒラはだけるのですが、阿国の信条は「肌よりもはるかに男たちの目を喜ばせるものはないか」。その思いは、やがて同じ一座にいる弟で劇作家の「サルワカ」(妻夫木聡)が描いた物語に登場する幽玄の存在「足跡姫」の憑依を呼び込みます。

舞台で一人二役を演じ分ける力量

 下ネタスレスレで遊びのあるセリフも発するチャーミングな阿国と、目の据わった足跡姫の2役の演じ分けは、顔が大写しになる映像作品でならある程度容易にできるのかもしれません。大劇場での舞台では難しいはずの挑戦を、単に声色を変えるだけなくやってみせたのは、宮沢の存在感としか表現しようのないものでした。

 NODA・MAPは、演劇界の重鎮である野田秀樹の作、演出による公演で、緻密に練られた言葉遊びによるセリフと時空間を超越した重層的な作劇で毎公演、高い評価を得ています。宮沢は2004年の「透明人間の蒸気」で野田作品に初出演し、読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞。宮沢は同作が本格的に演劇を志すきっかけとなったと明かしており、「足跡姫~」で7作目の出演になるほど、野田とは深い信頼関係を築いています。

 毎公演大きな人気を集めるNODA・MAPですが、「足跡姫~」ではもうひとつ、別の意味での注目が集まりました。

 同作は、2012年に亡くなった人気歌舞伎役者、十八代目中村勘三郎へのオマージュ作品。野田と生前の勘三郎は歌舞伎「野田版 研辰(とぎたつ)の討たれ」を共作するなど深い親交があり、その大切な作品に信頼を寄せる女優を起用することは納得ですが、宮沢と勘三郎は過去に不倫関係にあり、その結果宮沢が心身に深い傷を受けたことは、よく知られています。

 モチーフといっても、この役が勘三郎なのだろうと思わせるような、そのものズバリの取り上げ方はしないのが、野田の卓越したセンスです。「足跡姫~」は、モノとして残ることのない“肉体の芸術”である演劇そのものと、生と死がテーマ。阿国とサルワカの母である「二、三代目出雲阿国」は、病気で踊ることができなくなり「世界で一番遠いところ」の存在を姉弟に残して亡くなります。

 終盤、命が燃え尽きる寸前の阿国は、踊れなくなった踊り子にとって「世界で一番遠いところ」が「舞台」そのものだと気がつきます。母と違い、舞台で死ぬことができる自分は幸せだと弟の腕にすがる宮沢の、うるんだ瞳が照明でキラキラ輝く美しさは、生である舞台でしか目にすることのかなわないものでした。

愛憎の傷も糧とするのが、女優

 サルワカは、“舞台”なのだからここで幕が引かれれば阿国の死はただ作中の出来事である「偽物」になる、と叫びますが、役者にとって「舞台で生きることと物理的に生存することは不可分」とはよくいわれること。これはただ勘三郎に捧げるものではなく、宮沢本人への野田からのエールでもあるのではと感じられます。

 かつて勘三郎とのスキャンダルで大きな痛手を負ったはずの宮沢ですが、その後は俳優仲間として刺激を与えあうよい関係であったといわれています。そして宮沢は、「ドラクル」(2007年)の市川海老蔵、「盲導犬」(2013年)の小久保寿人と「足跡姫~」にも出演している古田新太、「三人姉妹」(2015年)の赤堀雅秋、そして昨年の「ビニールの城」の森田剛……と、いずれも舞台で共演した多くの俳優と熱愛の噂がささやかれています。

「足跡姫~」の劇中劇に「舞台にあるのは偽物ばかり」というセリフがありました。舞台はただの娯楽で物語も偽物だけれど、まるで本物の人生や出来事のように魅せてくれるのが、役者の努力と才能です。“偽物”から引き出した何かを、ひとりの人間、女性としては傷つく経験であったとしても飲み込み、糧(かて)として、“本物”の自分の魅力に変えて輝き、感動を生み出すーーその底知れぬ貪欲さを体現しているのが、宮沢りえという存在なのかもしれません。

▼NODA・MAP第21回公演「足跡姫 ~時代錯誤冬幽〜」特設ページhttp://www.nodamap.com/ashiatohime/

(フィナンシェ西沢)

清水富美加、能年玲奈……“洗脳疑惑”タレントを立て続けに輩出したレプロの闇

 清水富美加の幸福の科学への出家騒動で、所属事務所のレプロエンタテインメントは、2015年に“洗脳疑惑”が報じられたのん(能年玲奈)の名前が出ることに、最も敏感になっているという。各マスコミ、芸能関係者とも、清水の件に関しては「レプロが被害者」とする向きが強いが、一方で「この短期間に、立て続けに2人の所属タレントの洗脳疑惑が勃発したことで、管理責任を問われるのは仕方がない」(芸能プロ幹部)との声もある。

「スポーツ各紙の情報源は、主にレプロ関係者となっているため、レプロ側が不利になる情報は、知っていても書けない状況です。また、昨年夏に独立宣言し、現在は“のん”名義で活動している能年を引き合いに出して、『清水も能年と近い状況に追い込まれたのでは』といった論調の記事も、NGとなっています」(スポーツ紙記者)

 能年の後に清水が騒動を起こさなければ、「能年自身の問題」として片付いたかもしれないが、清水の一連の騒動によって「レプロこそが諸悪の根源」という見方が、ネット上で強まっている。

「レプロは元々、社長である本間憲氏が老舗芸能プロ・スカイコーポレーションから独立して立ち上げた芸能事務所。同プロからは、本間社長の右腕的存在の人物H氏も同調する形で独立しています。このH氏は長年レプロのナンバー2として活躍し、マスコミからの信頼も厚かったのですが、彼が系列会社に異動してからというもの、社内から不満の声が高まるように。『ワンマン社長である本間氏のイエスマン以外は、遅かれ早かれ退社せざるを得なくなる』とは、元レプロスタッフの弁です」(前出・芸能プロ幹部)

 多くの芸能プロは、「ワンマン社長」によって成り立っているというものの、H氏が去った後のレプロは、本間氏の方針に反対するどころか、疑問を感じることさえ許されない雰囲気になっていたという。

「レプロの従業員数は、72名(16年2月現在)と発表されていますが、ここ3年ほどの間に30人もの社員が退社しているそう。また、今月にはマスコミの窓口になっていたK氏という幹部が退社するとあって、現在若手の女性社員がマスコミ対応を担当しており、大混乱に陥っています」(同)

 すでにレプロ側は、清水を幸福の科学側から“奪還”することは諦めているというが、「せめて違約金の請求を最大限回収しようと、本腰を入れるようです。いずれにせよ、看板の若手女優が立て続けに似たような事態に陥ったことで、業界からの信頼は大きく失われました」(同)という。

 大勢のレプロタレントの仕事にまで、悪影響を及ぼしかねない清水の出家騒動。果たしてレプロは、この状況に歯止めをかけることができるのだろうか。

清水富美加だけじゃないレプロの「月給5万円」は「少ない」のか「妥当」か

 2月12日、人気若手女優の清水富美加(22)が宗教団体「幸福の科学」に出家するために、芸能界引退の意向を告げ大きな注目を集めた。「幸福の科学」の広報は記者会見を開き、清水の所属事務所・レプロエンタテインメントが清水を奴隷のように働かせていたとコメント。その中で睡眠時間3時間、1カ月に31日間働き、月給はたった5万円だったという点が世間をざわつかせているのだが、果たしてこれは本当なのだろうか。

 まず月給5万円と聞いて思い出すのが、能年玲奈(現・のん/23)。能年も独立してレプロ事務所と揉めたのだが、『あまちゃん』撮影中は多忙で自炊も洗濯もできない生活にもかかわらず「月給5万円」で、替えの下着がなかった……と主張していた。「衣食住」のサポートをする代わりに、駆け出しのタレントに関しては「月給5万円」ということなのだろうか。レプロは新人女性タレントに寮を用意して住まわせ、寮母さんが食事の世話をするシステムを整えているという。新垣結衣(28)も沖縄から上京して寮で石田未来(08年に退社/28)とルームシェアをしていた。ちなみに能年と同室だったのは元アイドリング!!!の大川藍(23)である。

 だが、地方ロケが続いたり連日の撮影となった場合には当然、不規則な生活となり、自由に使える現金が5万円では足りなくなるということなのだろうか。それこそ、タレント自ら財布を出さず、マネジャーに必要なものを頼めばいいとも考えられるが、マネジャーがつきっきりで見守ってくれているわけではなかったり、関係が浅く要求しづらいということもあったのかもしれない。

 この「月給5万円」問題について、13日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、坂上忍やラサール石井は特に驚く様子もなく、「駆け出しの頃はそんなもの」「珍しくもなんともない」と話した。芸能界ではよくあることなのだろうか。ただし坂上やラサールが「駆け出し」だったのは40年も前の時代だろう。物価がだいぶ違う。また、『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)司会の宮根誠司は、「そんなにまだお金の価値もわからない子に、ガバッとあげても大変なことになる」と指摘したが、児童だからといって労働に見合わない薄給で十分、という価値観はいかがなものか。おまけにタレントは基本的に個人事業主の立場であるが、月給5万円では健康保険料や年金も払うに払えない。未成年のうちは親の扶養に入っているはずだから問題ない、ということになるのだろうか。

 レプロは「相応の額を支払っている」と説明し、清水には近年「月給20万円」を渡していたという。この中から清水自身が家賃・光熱費・食費・交通費などをすべて捻出しているとしたら確かに厳しい額であるが、家賃や交通費は事務所持ち(経費)でそれ以外の自由に使えるお金が「20万円」だったとしたら、見方も少々変わってくる。ただそれでも、<芸能人>としては些か淋しい懐具合で夢がない。特に女優となると、CM契約1本数千万、ドラマ出演1話400万円、といったドリーミーな番付がしばしば話題になるではないか。

 とりわけレプロの所属タレントが薄給なのだろうか? レプロ所属であるが女優ではなくバラエティタレントの菊地亜美(26)は、2015年の出演番組で「3カ月に1度のペースで海外のカジノに通っている」「自分の給料ではブランド品が買えないため、カジノで勝ってその資金を集める」と明かしていた。話を“盛って”いる可能性もなくはないが、当時の菊地はバラエティに引っ張りだこで働き通しだったはず。にもかかわらず、ハイブランドのバッグや靴を自腹で買える程度の収入も得られていなかったのだろうか。となると、やはり薄給の可能性は否定できない。

 また、同じくレプロ所属のアイドルユニット・バニラビーンズのレナは、2007年のデビュー時からずっと「月給5万円」のままだとTwitterで語ったことがある。晩御飯はベビースターラーメンを食べている、とも綴っており、彼女の場合は「衣食住」もサポートされていないようだった。

 簡単に比較はできないが、吉本興業のトレンディエンジェルやサンミュージックのメイプル超合金などは最近テレビで月給を語っており、斎藤さんは300万円(800万円の月もあったとか)、カズレーザーは180万円と明かしていた。ブレイクからわずかの期間でも一気に給与がUPするシステムのようだ。だが露出量・仕事量を鑑みれば相応の額のように思える。

 2016年1月には小島瑠璃子(23)、菊地亜美、JOY(31)の3人が『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演し給料が少ないという事情を語っていたのだが、JOYは大ブレイク時も月15万円だったとのこと。契約だったから仕方ない、と納得した様子で話してはいたが、これも芸人と比較すれば驚きの額。JOYが当時所属していた事務所(昨年4月、バーニング系列に移籍)にはGENKINGらが所属している。ホリプロ所属の小島に至ってはブレイクから大分経った16年にも「貯金するお金もない」と語っていた。タクシー代もボーナスもないため、どうしようもなくなって預金を崩して生活していたという。

 ホリプロといえば超大御所・和田アキ子も月給制で働いていることを明かしている。ホリプロは年功序列式に給料が上がっていくシステムのため、小島がいくらタレントとしてブレイクし、出演本数が多く労働時間も長いといっても、昇給に値する要件ではないのかもしれないが……。となると、綾瀬はるかや妻夫木聡も、数多くの作品に出演しCM契約も複数抱えていた20代の頃、決して多くはない月給で暮らしていたのだろうか?

 清水の引退騒動に際して、レプロ所属の先輩タレントであるユージ(29)が、13日放送の『ゴゴスマ~GO GO!Smile!~』(TBS系)に出演し「(給料が)安いのは認めます」と明かした。また「仕事の少ないデビュー当初は歩合制だったが、稼ぎ出したら月給制(5万円)に移行した」という清水側の主張については、「稼ぐようになったら変わるんじゃなくて、契約している部署による違い」と説明。レプロには女優、俳優、モデル、アイドル、歌手、アスリート、子役など様々な人物が所属するが、タレントごとに管轄部署が異なり「芸能部門は例外なく給料制。(清水が)芸能部門に入ったから固定給になっただけで、稼ぐようになったからではない。たまたま(芸能部門に)入ったタイミングで仕事が増えたからそう感じたのかもしれない」とユージなりの見解を示した。

 それぞれの事務所ごとにさまざまな契約の形があるようだが、「芸能人になればリッチな生活が出来る」という理想は夢物語なのかもしれない。多くのグラビアアイドルが、水着の写真集やDVDをリリースするだけでは満足な給料をもらえず、枕営業や愛人契約をもちかけられると暴露していることにも、それは表れている。それにしても、芸能事務所はマネージャーも薄給激務で離職率も高い重労働だ。一体誰の懐に大金が入っているのだろうか。

(ボンゾ)

清水富美加が招いた“レプロの地獄絵図”――幸福の科学出家騒動が業界に起こした波紋

 清水富美加の芸能界引退報道が世間に衝撃を与えている中、業界関係者の間でも、彼女がテレビや映画界の第一線から去ることを嘆く声が続出しているという。

「2月12日付のスポーツ各紙が、清水が宗教団体『幸福の科学』の信者であり、出家のために芸能界から引退すると報じて以降、テレビやネットなど各媒体もこぞって同ニュースを取り上げています。教団サイドと清水の所属事務所・レプロエンタテインメントは、“契約内容が悪質だったか否か”で意見が対立しており、今後も引き続き泥仕合が展開されそうです」(テレビ局関係者)

 教団側は、清水の引退を否定しており、「体調の回復を待ち、宗教者としての修行を積む」ことを前提に、「信条上合致する、考え方の合う映画やドラマなどに出演する可能性はあります」と表明している。

「しかし、こんな大騒動を起こしてしまっただけに、これまでのように第一線での活動はほぼ不可能。今春公開予定の映画『暗黒女子』など、主演作が多数控えていたことからもわかるように、本人や事務所にとって2017年は“勝負の年”となるはずだったんですが……。業界にとっても、清水を失うことは大ダメージです」(同)

 清水の関係者は、各現場でも、「今年は本気なので、よろしくお願いします!」と言って回るなど、張り切っていたという。

「出演作の公開を待たずにこのような状況になってしまい、清水が公の場に姿を現すことは当分ないとみられます。となると、主演不在で宣伝活動を行うことになりますが、そんなことは前代未聞。お蔵入りになる可能性も否定できませんし、まさに最悪の状況です」(同)

 また、清水の急な出家宣言で、各所への謝罪に駆けずり回ることになったレプロも、「意気消沈といった感じ」のようだ。

「現在、レプロの看板タレントは女優・新垣結衣のみ。のん(能年玲奈)とケンカ別れになったことが相当痛手だったようで、レプロは若手育成に血眼になっていました。そんな中、ようやく清水が花開くか、ポスト新垣としての第一歩を踏み出せるか……という矢先に、今回の騒動が勃発してしまったわけです。各メディアの報道合戦ぶりからも、清水がいかにレプロの重要人物だったかわかりますよね。清水は15年のNHK連続テレビ小説『まれ』や、16年のドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)などで着実にステップアップしていましたし……。だからこそ、このタイミングで業界から去ることは、レプロにとっては“あってはならない”ことなのです」(同)

 すでに公開が発表されていた作品を楽しみにしていたファンも多いだけに、せめて“お蔵入り”にならないことを祈るが、果たして……。

榮倉奈々に妊娠説!? 『東京タラレバ娘』の不自然さを視聴者が指摘

 初回から二桁視聴率をキープし続け固定視聴者層をつかんでいるドラマ『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)。その初回から視聴し続けているファンの間で徐々に、メインキャストの一人である榮倉奈々(29)が「妊娠しているのではないか」という説が盛んに議論されている。

 メインキャストの“タラレバ女”3人を演じる吉高由里子(28)、榮倉奈々、大島優子(28)は、彼氏なしの独身であることに焦る役柄を演じているのだが、プライベートでは榮倉は2016年8月に賀来賢人と結婚。「これから先、人生に起こる全ての事を彼と共に乗り越えていけると思うと、とても幸せです」と喜びのコメントを提供していた。

 ドラマではそんな幸せオーラをかき消し、元カレのセカンド女として扱われ右往左往するネイリスト役の榮倉奈々だが、ネット上では「お腹が出ている」「お腹を隠している」との指摘がちらほら増えており、現在妊娠中なのではないかという噂が広まりつつある。

 榮倉がこのドラマで着用している衣装は、シルエットが大きめでウエストが強調されないものばかりで、お腹を隠しているように見えなくもない。番宣でワイドショー番組に出演した際も、榮倉奈々はマタニティドレスのような形の服を着用していた。ただ、季節が冬という設定で、みんな基本的に厚着をしているため、これだけでは証拠として薄い。

 それでもドラマが放送されるたびにTwitterでは「衣装のせいかな? なんかお腹が少しふっくらに見えた」「榮倉奈々ちゃんわざとらしいほどにお腹隠しているよね」「妊娠してるよね。全体的にマタニティ用の服装だしお腹を隠してる感じある」といった指摘があがる。中には「毎話ごとに少しずつお腹が大きくなっている」と邪推する声まであるほど。

 榮倉のInstagramを見ると、1月10日の写真は細く引き締まったウエストを強調するかのようなファッションなのだが、それから後はウエストがはっきりわかる写真は投稿されていない。

 しかし、1月28日の投稿には「今日のトレーニングは背面と内側にガツンときた。明日確実に筋肉痛だな~ってゆう張りをビッシビシ感じる」と、筋肉痛になるほどの筋トレをしていたことを綴っており、仮に妊娠中であればそのような行動はとらないだろう。

(ボンゾ)

清水良太郎、闇カジノ報道に「ひどい言い訳」……マスコミの反感買い「ヤバイ証拠」公開も?

 清水アキラの息子でタレントの清水良太郎が、俳優・遠藤要とともに違法賭博疑惑を報じられた。双方の事務所の発表によると、2人とも「違法賭博の認識はなかった」と話しているそうだが、「現段階で疑惑は払拭しきれず、特に清水への風当たりは強くなりそうだ」(テレビ局関係者)という。

「2月10日発売の『フライデー』(講談社)によれば、清水と遠藤は、東京・池袋の『闇カジノ』に出入りしていたとのこと。報道を受けて、それぞれの事務所は、『2度目の入店時に違法賭博店であることに気付き、すぐに退店した』などと釈明しましたが、ネット上では『2回も行っておいて“知らなかった”なんて信じられない』『ひどい言い訳だな』といった批判が噴出しています」(同)

 さらに、遠藤の事務所は当面の謹慎処分を下した一方、清水は事務所が謝罪しただけで、本人に対しては何の処分も発表されていないため、この点にもネット上で疑問の声が上がっている。

「そもそも『フライデー』は店から出てくる姿も抑えているし、十分な裏取り取材を行っていたことは確実。しかし、両者の言い分は、記事内容を否定しているに等しいだけに、このまま『フライデー』サイドが黙っているとは思えません。特に、何の処分も下されなかった清水に対しては、さらなる“追撃”が行われる可能性もあるのでは」(同)

 タレントの場当たり的な言い訳は、かえってマスコミ側の反感を買う可能性が高いという。

「昨年、『週刊文春』(文藝春秋)にゲスの極み乙女。川谷絵音との不倫をスクープされたベッキーは、最初に不倫を完全否定したため、『文春』の怒りを買いました。もしベッキーが最初の謝罪会見で不倫関係を認めていたら、その後LINEのやりとりまで報じられなかったかもしれません。清水もベッキー同様に、今回の言い分が覆されるような証拠を『フライデー』に出される可能性はありますよ。もしそうなったら、違法店への出入り云々以前に、“嘘つき”のレッテルを貼られてしまうだけに、あの釈明は明らかに失敗でしたね」(同)

 他マスコミに対して、清水の所属事務所は「本人と連絡が取れない状況」などと、言い逃れに近い対応をみせているという。このままでは、ベッキーのように長期に渡りバッシングの対象となりそうだが、果たして活路を見いだせるのか。

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