「14ウーマン」の記事一覧(6 / 127ページ)

「脚がリカちゃん人形のよう」釈由美子、出産後初の公の場も……“激ヤセ”にマスコミ騒然

 女優の釈由美子が4月13日、東京・二子玉川ライズ内で行われた「巨大おむつケーキでギネス記録に挑戦!オーガニックベビーシャワーイベント」に登場。昨年6月に長男を出産後、初めて公の場に姿を見せたが、その姿にマスコミ関係者の間で心配の声が上がっていたという。

「釈は以前よりも、さらに細くなったようで、真っ白なミニワンピースから伸びる脚はリカちゃん人形のような細さになっていました。顔もグッと痩せたようで、あごの細さが特に目立っていたような……。イベント中に集まってきた一般ママからは、『可愛い!』と歓声がわいていましたが、報道陣からはその変貌を危惧する声も多かったです」(ワイドショースタッフ)

 そんな心配をよそに、釈は結婚・出産で実感した“幸せ”を、盛んにアピールしていたという。

「『子どもが甘えてくると、可愛くてたまらない! 彼氏のようです』『授乳中にかまれるんですけど、幸せな痛みですね』『主人には“芸能人の奥さんをもらったことを忘れないで。文春さんに気を付けてね”って言ってますが、うちは大丈夫』など、笑顔でコメントしていました」(同)

 中でも注目を集めたのは、10カ月を迎えたばかりの息子と「登山に行きたい」という発言だったという。

「2013年に登山に目覚め、“趣味は登山”とアピールする釈は、早くも息子との登山に挑戦することを考えているそう。『今は赤ちゃんを背負って登れるベビーキャリアというものがあるので。1歳記念に登るのもいいですね! 私が背負います。毎日抱っこしているので大丈夫です!』と張り切っていましたが、『あの細い体で本当に子どもを背負って登山できるのだろうか……?』と報道陣は不思議がっていました」(同)

 かつては、結婚・出産を機に「突飛な発言が聞けなくなるのでは」「キャラが変わってしまうのでは」と危惧された釈だが、どうやらその心配はいらなさそうだ。

「風俗×貧困報道ブームは、迷惑だった」風俗嬢になる理由を問うより「出口」が重要/『風俗嬢の見えない孤立』角間惇一郎氏インタビュー

なぜ風俗に入ったのか?――性的なことが好きだから、日常生活では満たされないものがあるから、奨学金を返すため……風俗への「入口」はメディアが風俗嬢を扱うときの重大テーマです。

「入口」ばかりが議論される中、一般社団法人GrowAsPeople代表理事である角間惇一郎さんは、一貫して風俗嬢の「出口」に注目してきました。40歳から風俗を続けることが難しくなる「40歳の壁」を見据え、夜の世界で働く女性たちのセカンドキャリア支援を行っています。なぜ、「入口」ではなく「出口」が重要なのか。初の著書『風俗嬢の見えない孤立』(光文社新書)の刊行を記念してお話をうかがいました。

加熱した「風俗」×「貧困」報道

――ここ数年、風俗と貧困とを結びつけるような記事が多くでましたが、一連のブームについてどう感じましたか?

角間 正直に言うと迷惑でしたね。風俗の話は刺激的に感じる人が多く、PVを取りやすいからか、ここ数年は多くの記事がでました。それも、現状についての解決策を提示しているわけではなく、「この話ヤバいね」「今の自分の生活はヤバくなくてよかった」と、自分より深刻な状況をみて安心させるだけの記事が多かったように思います。

しかし、ぼくたちは風俗嬢のリスクの一つとして、孤立することを問題視してます。相談しやすいような環境をつくるため、丁寧に関係性をつくってきました。「ヤバい人たちがいる世界」と報道されてしまうことで、彼女たちは相談しづらくなってしまいます。

ぼくの団体にも、「風俗嬢を紹介してください」と取材がくることがありました。その時、就職しながら風俗も兼業していて、月60万円ほどの収入があって……とよくいる女性のパターンを説明すると、「もっとすごい人紹介してくれません?」と注文がくることもありました。そうじゃないと、メディアには出せないということなんでしょう。メディアで取り上げられた多くの風俗嬢たちは、全体を見るとかなり少数派の人たちでした。

そもそも、風俗嬢を定義することは非常に難しいのですが、かなりあいまいな記事も多くありました。風俗の出勤形態は自由なので、数カ月に一回しか出勤しない人もいれば、月に20回出勤する人もいます。専業の人もいるし、副業の人もいる。当然、収入のバラツキも、やる気のバラツキもあります。やれば誰でも稼げる仕事ではありません。コミュニケーション能力のある人は稼げるし、シングルマザーのように働ける時間が短い人は稼げない。このように、多様なグラデーションがあるのですが、一度風俗に関わると、すぐに「風俗嬢」になってしまい、「困窮している人」「ヤバい人」として扱われてしまう状況があると感じています。

マジョリティーはどこにいる?

――では、風俗嬢のボリュームゾーンはどのような人たちなのでしょうか。

角間 ワークスタイルをもとに、ぼくは風俗嬢を4パターンに分類しています。

まず収入が高くて職業意識も高い右上の層は、月収だけで7桁あったりする超売れっ子たちです。次に、低収入だけど職業意識の高い左上の層。彼女たちは風俗嬢としてのプライドを持ち、同時にライターとして活躍して風俗嬢の体験を発信するなど情報発信能力にたけています。

収入が低く、職業意識も低いのが左下の層です。よく貧困と性風俗の問題で取り上げられるのは彼女たちですが、2割ほどしか占めていません。最後に、職業意識が低く、収入の高い右下の層。ここがボリュームゾーンで、全体の60%ほどいるのですが、メディアからも注目されず情報発信もされません。

このサイレントマジョリティの層がぼくたちの支援対象です。彼女たちは自分たちがセックスワークをしている意識はありません。暮らしていける程度の収入はあるけれど、稼ぎのための単なるツールだと考えている。彼女たちに共通しているのは「バレたくない」と思っていること。バレると仕事を辞めざるを得なくなり収入源がなくなるし、バレた相手によっては脅迫を受けるなどのリスクが発生する可能性もあります。

――なぜサイレントマジョリティの層を対象にしているのでしょうか。

角間 右上の層と左上の層は支援を必要としていない場合が多いですし、左下の層は障害や貧困などの風俗以外のところに問題を抱えているので、すみやかに行政や支援団体につなぎます。一方で、右下の層は、今現在お金があって生活していけないわけではないので、そんなに困っていないんです。

――困っていないんですか?

角間 そうですね。深刻には困っていません。外からみると「今すぐ辞めたいと思っている女の子ばかりだ」というイメージがあるかもしれませんが、本人たちも風俗を辞めたいぞと強く思っているわけでもない。収入もたっぷりあったりする。

ちなみに、ときどき、彼氏を名乗る男性から「彼女が風俗で働くのを辞めさせたい」と連絡がくることがあります。たぶん、惚れこんでしまったお客さんが、彼氏を装って連絡してきているんでしょう。彼らは本人がやめたいかどうかは聞いていないですし、聞いていたとしても騙されている可能性もあります。

お店によっては「なんで風俗で働いているの?」と聞かれたときの回答集があって、若い女性だったら「学費のために」って言っておくよう指導します。そうすると、「生活費」「遊ぶ金ほしさ」というよりも、お客さんはキュンとして喜ぶわけじゃないですか。そういった客のためのファンタジーを鵜呑みにして「彼女たちは辞めたいと思っている!」と考えても仕方ありません。

かといって、彼女たちがまったく困っていないわけでもないのです。彼女たちは「バレたくない」と思っていながらも立場を明かさないといけない時がきます。妊娠や出産、子育て、親の介護などがあると、病院、行政、学校などに職業を聞かれることもあるでしょう。そのときに彼女たちは相談するのを躊躇し、孤立してしまう。そして、より事態が悪化してしまうことがあります。

――なによりも「バレたくない」と考えているんですね。

角間 さらに、彼女たちが一番困ってしまうのは、「風俗を辞めるとき」です。風俗嬢には40歳から風俗を続けることが難しくなる「40歳の壁」が存在します。そこから転職しようとしても、履歴書に風俗の職歴を書くことができない。ぼくらは、このような「出口」への支援も行っています。

「入口」よりも「出口」

――なぜ40歳の壁があるのでしょうか?

角間 「女性の魅力がなくなるからだ」と思う人もいるかもしれません。しかし、魅力よりも大きいのは体力の問題です。

多くの仕事は、経験年数が増えてくると人脈が増えたり、仕事を誰かに回せたりして、自分はマネジメントの仕事につくなどできるでしょう。しかし、風俗の収入は、経験やノウハウにではなく、出勤日数によって発生します。指名料は微々たるものです。自分の体を動かせば動かす分だけ発生するのです。

つまり、若ければ若いほど体力がありますが、年を重ねると体力が落ち、出勤するのが難しくなります。そのうえで、指名する客も若い新人を好む傾向があるので、単価も安くなります。40歳付近でやめざるを得なくなるのです。そういうと、「70歳の風俗嬢を知っている」とか、「熟女ブームだから」と、言い返す人もいるのですが、これはかなりまれなパターンです。

――多くの人は40歳で引退を余儀なくされてしまうと。

角間 そうですね。だからぼくたちは「出口」に注目しています。多くの場合、特に風俗の取材をする人は「入口」を重視しがちです。なぜ風俗嬢になったのか? 彼女の心の闇とは? といった書き方はよくありますね。多くの人たちもなにか特別な理由があるに違いないと決めつけている。でも実際に彼女たちに話を聞くと、入る理由は本当に多種多様です。だから、入口を問うことには意味はなく、みんなが困る出口について支援することが重要だと考えています。

「出口」に問題を抱えている意味では、風俗嬢とアスリートは非常に似ていると思います。入る理由も人それぞれだし、稼げるか稼げないか、プロ意識を持つか持たないかもその人次第。でも、40歳で体力の限界はきて、引退を迎えてしまいます。そこで、誰もが監督になれるわけでもなく、今までやってきたキャリアが有効に生かせるわけではありません。

――セカンドキャリアの問題になってくるんですね。

角間 そうです。風俗を「いずれ引退しなきゃいけない仕事だから辞めた方がいい」としたら、スポーツ選手を目指すこともダメになってしまいますよね。キャリアの応用の利かなさでいけば、ミュージシャンやお笑い芸人だってそうでしょう。ぼくは、キャリアが途絶えても次に行けるのが健全な社会だと思っています。風俗嬢が次に行けるインフラは、アスリートなどのセカンドキャリアが必要な人のためのインフラにもなるのです。

――どのようなセカンドキャリアが想定されているのでしょうか?

角間 ぼくたちは、すぐに辞めさせるような支援はしません。というのも、急に昼の仕事をはじめても、夜の仕事に戻ってしまうからです。風俗の仕事は、昼の働き方と全然違います。風俗は、365日、24時間、いつでも好きなときに数時間働けば、その日のうちに給料がもらえる仕事です。一方、昼の仕事では、朝起きて8時間働き、給料が振り込まれるのは1か月後。「全然お金がもらえない」「風俗の方が楽」とまた戻ってしまうことが多いのです。

ですので、まずは夜の仕事を続けてもらいながら、徐々に昼の仕事に移行してもらう方法を取るのです。インターンシップの機会を提供し、少しずつ昼の仕事に慣れてもらう。また、風俗嬢の多くは昼間に多くの余剰時間があるため、その空いている時間でトライしやすいような資格を取れるようにします。

価値観ではなく、事実を積み上げて

――お話を伺っていると、非常に具体的な支援をしていると感じました。

角間 そうですね。風俗の議論は人権問題や、エロ、モラルなど、多様な見方で論じられてきました。「風俗は女性蔑視だ」とか「風俗嬢としてプライドをもつべきだ」などと意見が分かれますし、「風俗があるから性暴力が減る」とか、「風俗こそがセーフティネット」というような暴論も存在します。

だからこそぼくは、自分の定点を価値観ではなく、事実ベースに置きたいと思ったんです。人は誰でも年を取るし体力が落ちる。1日24時間があるのは貧困だろうが金持ちだろうが同じです。

価値観で判断していたら「こんな動機で風俗をしているやつは助けない」と支援を取りこぼしてしまう可能性があります。どんな動機、どんな価値観であるにせよ、「辞める時がくるから、そのあとにどうしようか」「暇な時間があるなら、どう活用しようか」と考えていきたいんです。

『風俗嬢の見えない孤立』では、性風俗で働く女性から取り続けたアンケートなどの具体的な数字をもとにしながら、今まで印象論で語られることの多かった風俗嬢の姿を書きました。そこにあるのは、「性のプロ」として活躍しているわけでもなく、「どうしようもなく貧困」であるわけでもない、普通の彼女たちの姿です。印象論で語る前に、ぜひ手に取ってみてください。
(聞き手・構成/山本ぽてと)

嵐・松本潤、英紙で「セックススキャンダル」報じられる! 葵つかさ関係で「貰い事故」?

 嵐・松本潤の自宅マンションに足繁く通い、4年にわたって親密関係を続けていると週刊誌で報じられたAV女優・葵つかさ。報道後は嵐ファンからバッシングが相次いでいたが、先日は別の有名人男性との騒動が報じられ、さらには、テレビ番組での発言が物議を醸すなど“不運”が続いている。

 昨年12月の「週刊文春」(文藝春秋)の記事を機に、ジャニーズファンの間で広く認知されるようになった葵。1月13日発売の「フライデー」(講談社)には「松潤の相手」というフレーズを掲げグラビアに登場したが、葵の所属事務所・エイトマンは、同誌が松本の名を記載したことに「憤りを感じています」と主張し、講談社側が謝罪する事態に発展した。

 一連の出来事により、葵の「売名行為」を疑う声がネット上で盛んになると、2月上旬には葵がTwitterアカウントを削除。それからおよそ2カ月たったが、現在は別の男性との記念写真が国外で問題になっているようだ。

葵と共に写真に写っているのは、中国のサッカークラブ・広州恒大に所属するブラジル代表のミッドフィールダー・パウリーニョ。13日付でイギリスメディア「インディペンデント」などが報じた内容によれば、騒動の発端は、アジアのギャンブル会社「Letou.com」が掲載した写真だという。

「同会社のプロモーションを務めるパウリーニョと、このサイトの広告塔である葵が写真に収まっていることが話題になっています。中国の法律上、賭博は違法に当たるため、パウリーニョが『国外退去になる可能性もある』と、伝えていました。また、英紙『デイリー・ミラー』の記事には、葵を説明する記述として、アジアのメガスター・松本と『sex scandal』に巻き込まれたと書かれています」(ジャニーズに詳しい記者)

 日本の一部ニュースサイトでも、この一件が話題となったが、13日午後8時頃に配信されたウェブサイト「フットボールチャンネル」の記事では、パウリーニョ側が「中国から追放されることはあり得ない」との声明を発表したと報道。パウリーニョは写真について「隣の女性がポルノ女優だとは聞かされなかった。撮影スタッフは単にモデルだと言っていた」と述べていたとか。

 思わぬ形で名前が取り沙汰された葵だが、彼女はセクシーアイドルグループ・恵比寿☆マスカッツのメンバーとしても活躍し、バラエティ番組にもレギュラー出演している。12日深夜放送のバラエティ『マスカットナイト・フィーバー!!!』(テレビ東京)では、過激な発言も見られたようだ。

「番組内で葵は『好みのタイプはド変態』と宣言した上で、『足の裏をかじってくるような』『指も舐めてくるような……』と、好きなプレイを具体的に明かしたんです。演出の可能性もあるとはいえ、一部の嵐ファンは『地雷女』だと激怒。パウリーニョの件についても『なんで潤くんまで引き合いに出されるの。勘弁して』と嘆く声が出ており、松本はネットユーザーからも『パウリーニョの記事に松潤の名前が出てくるって、完全なとばっちり』『松本潤が貰い事故』と、同情されています」(同)

 一方、「週刊文春」(3月30日号)によると、松本は1月下旬に六本木にある風呂付き居酒屋でCAとの“個室合コン”に参加していたとのこと。松本と10年以上も交際を続けているとされる女優・井上真央は「女性自身」(光文社、4月18日号)の直撃取材で「松本さんとご結婚が近いと報じられてますよね」と聞かれ、「いやいや、全然全然!」と否定していた。

 思わぬ形で、葵との関係が海を跨いだイギリスで報じられた松本。今後、新たな女性問題が浮上しなければよいのだが……。

“ザーメンまみれに”との痴れ言を「筒井さんらしい」で許す錆びついたマチズモ

 本サイトを読まれる方が日頃手にすることがないであろうオヤジ雑誌群(そして新聞)が、いかに「男のプライド」を増長し続けているかを、その時々の記事から引っ張り出して定点観測していく本連載。

 作家・筒井康隆が自身のブログ「偽文士目碌」やTwitter(現在は削除済み)で、韓国に設置された少女像について、「あの少女は可愛いから、皆で前まで行って射精し、ザーメンまみれにして来よう」と記した。あまりの愚言に愕然とする。当然、韓国では批判が殺到し、翻訳出版された筒井の著書を絶版にする判断も下されている。新聞報道では「ザーメンまみれ」などとは書かずに(書けずに)、表現をぼかし「屈辱を促すようなことを書いた」(東京新聞・4月9日)、「慰安婦像の少女を『可愛いから』と述べたうえで、性的な侮辱表現を続けて使った」(朝日新聞・4月8日夕刊)と書くにとどまっている。新聞だけを読む高齢層には、この事案を生じさせた最たる部分が伝わっていない可能性も高い。批判する声を受け、筒井自身は「韓国の人たちをどれだけ日本人がひどいめに遭わせたかよく知っています。韓国の人たちにどうこういう気持ちは何もない」(同・朝日新聞)とコメントしてみせたが、言い訳として破綻している。

「あんなものは昔から書いています」
「今回騒いでいるのは、僕の小説を読まない人たちでしょう」

筒井康隆/上『朝日新聞』2017年4月8日夕刊、下『東京新聞』2017年4月9日

 筒井の発言を受け、この程度の発言はこれまでの彼の作風から考えれば想定内であり、特段問題にするべきものではない、との見解が現れた。「偽文士目碌」は、そのタイトルにあるように文士のパロディーとして綴られた日記であり創作なのだから、創作内の発言まで取り締まるようでは表現の自由がどうのこうの……との見解も呼び込んだが、これは明らかに彼の主観を綴るブログであり日記。差別される人たちの想いを描くために、小説作品として差別する人たちの暴虐性を描くのは文学の役割の一つだと思うけれど、今件をそこに当てはめようとするのは無理がある。

 これで日韓関係が云々、というよりも、そもそも女性をいたずらに陵辱する見識をこうして「いつもの彼の作風」と処理してしまう非道に気づいてすらいないのが、何重にも非道である。筒井が新聞各紙にコメントを出しているが、自分の作品を認知している人にはこれくらい何でもないことなんですけどね、との弁解に終始している。自分の優良顧客は分かってくれる、と宣言して憚らない姿勢に、これまで何作かの作品を読んできたビギナー顧客としても侘しさを覚える。文学の世界に残存する特権性にあぐらをかいた結果がこの発言として表出しているのだとするならば、言い訳もまた真っ先にその特権性にすがってしまっており、情けなくうつる。

 筒井本人のみならず周囲を取り囲む人々からの“これが筒井作品なのだ”との擁護に少しも賛同できない。何重もの差別を孕むこの暴言は、作家の特性に理解を示し、「ちょっと書きすぎちゃったけど……」で受け止める事案ではない。繰り返しになるけれど、筒井ほどの存在でもこういう発言が取り締まられちゃうのねと、言論の不自由を嘆きながら物知り顔で肯定するべきでもない。

 東京新聞の匿名コラム「大波小波」(4月11日夕刊)は「実のところ、像への凌辱は、モデルとなった女性たちになされたことの再現にすぎない。筒井の提案に怖気を抱く者は、そこで思考停止せずに、そもそも像がなぜ作られたのかに思いを致すべきだろう」としているが、これを思考停止だとされては困る。「語るにはふさわしい場所を選べ」で結ばれるコラムの帰結には同意するけれど、差別的な言質を批判する行為を「思考停止」とされ、寄り添って真意を探らなければ表現の自由の規制につながるとの見解を誘発させるべきではない。発言をあらためて振り返って欲しいが、真意を探るべし、というレベルの発言だろうか。

「コラム書き終えて原稿を論説室の女の子に渡す時に、必ず『ああー、射精した気分だ』と言っていたのが忘れられない(笑)」

久保紘之(ジャーナリスト)/「WiLL」(2015年7月号)ワック

 現在は「月刊Hanada」で連載されている堤堯と久保紘之の対談で放たれていた上記の発言は、この連載の初回で取り上げたものだ。特別ゲストとして産経新聞のコラム『産経抄』を30年以上も書き続けた石井英夫を招いたのだが、この対話の中で上記のようなエピソードを楽しげに語る。今回の筒井の言い回しに似ている。かつて産経新聞に在籍していた久保が、石井がこのようなことを言っていたと口にすると、石井は「そんなこと言ったことないよ! 気持ちはそうだけど(笑)。口にしたことはないと思うなぁ」と否定する。久保はさらに「言ってましたよ(笑)。それを聞いて、『ははぁ、物書きとはこういうものか』と感激したものです」と続けた。その対話の近くにある見出しには「コラム執筆は“射精”?」とある。まったく不快である。

 末端の物書きとして「物書きとはこういうもの」とされるのは実に心外なのだが、こういった単なるハラスメントを平然と述べ連ねてしまえるのは、「ハラスメントに厳しくなった世の中でもぶっちゃけ続ける俺たち」に対して、下手すりゃ「うんうん、彼らは勇気があるな」と喝采を浴びせる読者がいるからである。少なくとも、限られた雑誌や論壇ではそういった雰囲気が保たれ、これくらいイイじゃんかグヘヘヘ、と徒党を組んで嘲笑し続ける。まさしく「皆で前まで行って」の一体感ではないか。

 「ザーメンまみれにして来よう」と書く下劣を肯定しようとする動きには、総じて無理がある。彼のキャリアを分析しつつ、「筒井康隆氏の作風を知っていれば、筒井氏ほど『同調圧力』に異を唱えてきた作家は居ないことが理解できる」(Yahoo!ニュース個人・古谷経衡「筒井康隆氏の『慰安婦像ツイート炎上事件』をどう捉えるべきか?」)と議論を持ち運ぶ姿勢は、筒井の言い訳「あんなものは昔から書いています」と呼応しているからこそ危うい。これまでのキャリアを振り返って考察するまでもなく、これは単なる凌辱である。論説室の女性に「ああー、射精した気分だ」など言っていたと回顧するオッサン言論と筒井の作家性を区分けして考えたがるだろうけれど、まったく同質である。

 いつまで慰安婦問題をやっているんだ、もう日韓合意したじゃんか、との呆れ顔も目立つが、その呆れ顔を真っ先に向けるべきは、問題視し続ける側ではなく、筒井のように問題を茶化し直す存在ではないか。筒井の発言についてフォローしたい人は、それが名も知らぬ誰かのブログやツイートであったとしてもフォローできたのだろうか。彼の特権を踏まえた上で容認していたのであれば、その姿勢って浅ましいと思う。錆びついたマチズモを作家の特性として磨き上げるようなことがあってはいけない。

指原莉乃と“蜜月関係”――大物芸能プロ幹部、山本彩と急接近でAKB48内に波紋!?

 AKB48や関連グループへの“セクハラ行為”が問題視されている、芸能プロ幹部・S氏。運営側も、彼の言動には頭を悩ませているというが、それでも現場から外されない“大きな理由”があるようだ。

「S氏は、主にバラエティ番組のキャスティングを行っていて、実際に深い関係を築いているテレビ局幹部が何人もいます。その威光もあって、まったく関係ない音楽番組の現場などにも、我が物顔で出入りしているんです」(芸能プロ関係者)

 そうして出入りする楽屋などで、一部AKBメンバーにセクハラ行為を働いているという。しかしその一方で、有力メンバーに対しては、「決して手を出さない」(週刊誌記者)との証言も。

「その代表格が、HKT48・指原莉乃です。広い人脈を持つS氏と総選挙トップの指原は、互いの権力を利用し合う“太い関係”を築いています。運営がS氏に逆らえないのは、“指原パワー”が影響しているんです」(週刊誌記者)

 しかし、この“蜜月関係”に、最近では不穏な空気が流れ始めているのだとか。

「ここ最近になって、『S氏がNMB48・山本彩に急接近している』という情報が、マスコミ関係者の間でささかれているんです。山本は、昨年の『NHK紅白歌合戦』で実施された『紅白選抜』で1位を獲得し、総選挙連続首位の指原を抜いたことが、大きな話題を呼びました。そこで、S氏は指原のみならず、山本にも取り入ることで、さらに自分の地位を向上させようと画策したのでしょう」(同)

 こうしたS氏の動きは、“乗り換え”ではなく、むしろ“二股”に近いようだ。

「指原は指原で、S氏の動きを敏感にキャッチしたそう。そこでS氏は食事会をセッティングして、本人に『自分は指原派』だと言い繕ったといいます。やはり現状AKBは、“指原天下”といっていいですから、S氏もすぐさまフォローをしたのでしょう」(同)

 S氏の“グループ二大巨頭”との交流は、今後さらに関係者内で波紋を呼ぶことになりそうだ。

不倫黙殺のマギーが送る美ボディ指南が生々しい「愛されてる自信を持って!」

 今年1月に「フライデー」(講談社)が報じたマギー(24)とHi‐STANDARD・横山健(47)の不倫スキャンダルは、テレビワイドショーの後追いなど一切ないまま完全に収束した。マギーがMCを務める音楽番組で共演したことで知り合った二人は、横山からの猛アタックによって恋愛関係になったという。誌面にはマギーの自宅マンションに出入りする横山の写真などが掲載された。横山には10歳年下の妻と小学生の息子が2人いる。

 ちょうど一年前、ベッキーとバンドマン(ゲスの極み乙女。川谷絵音)の不倫が発覚した際は、ホテル内でのツーショット写真やLINE文面など今回よりも詳細な情報流出があったこともあり、テレビまで大々的に報じたものだが、マギーはブログ等で謝罪コメントを出すことすらなく無傷である。しかもベッキーのケースは既婚と知らされていなかったが、横山は子供の存在も隠しておらずマギーが知らなかったはずがないにもかかわらず、だ。

 記事の濃密さ以外にも当該タレントの知名度、ニュースバリューの差などがもちろんあるものの、マギーが所属する芸能プロダクションが、テレビ業界的に“強い”とされるレプロエンタテインメントであることも大きく関係しているだろう。あまりのスルーぶりにロンドンブーツ1号2号の田村淳が自身のツイッターで「ベッキーは不倫、マギーは熱愛…なんでだろ?」と発言。土田晃之もラジオ番組で「去年の今頃はベッキーだったじゃない? でも、マギーはそうでもないのね」と疑問を呈し、『ワイドナショー』(フジテレビ系)では松本人志が「マギーの話を」と口にすると、東野幸治が「マギーの話もめちゃめちゃしたいですけど、それは奥のほうに置かせてもらっていいいですか? マギーの話したら、僕、怒られそうなんで」と切り返す一幕があった。

 ノーダメージのマギーは、テレビに雑誌に、活躍を続けている。今月12日発売のファッション誌「BAILA」(集英社)では、ビューティーページにて「マギーのHAPPY美容」という特集が組まれているのだが、これがなかなか生々しかった。すでに不倫関係を清算し新恋人がいる可能性も高いが、どうしても横山との関係を連想させる内容だからだ。“魅力が加速しっぱなしのマギーが実践している美容習慣にフィーチャー”した企画だという。

 前半では食習慣や入浴、使用しているボディケアアイテムやストレッチ、愛読書などを紹介。後半では“心も体もハッピーオーラ全開のマギーがバイラ読者のお悩みにアンサー”という企画で13の質問に答えている。たとえば「好きな人の前で可愛く振る舞えない」という悩みには、「愛されてる自信を持って!」。具体的には「難しく考えないで、くっつきたいときはピタッとくっついて、話すときは彼の目をじっと見るだけで、充分可愛いと思うけどなあ」と仔犬をイメージして笑顔で振る舞うようアドバイスしている。

 また、“ハッピーオーラ全開”のマギーでも、自分と他人を比較して落ち込んでしまうことはあったそうだが、「つい比べて自分がつらくなるような人はSNSのフォローから外」したことで、「気持ちがスーッとラクになったよ」とのこと。不倫報道時はマギーのTwitterアカウントに主に横山ファンからの批判リプライが大量に届いていたが、そうしたコメント等も華麗にスルー出来ていたのかもしれない。ハッピーオーラには図太さが必要なのだ。

亀梨&山下『ボク、運命の人です。』PRイベントで日テレ大失態! ジャニーズ激怒の舞台裏

 4月11日、東京・新宿区の「赤城神社」で行われた『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)PRイベントについて、ジャニーズ事務所が日テレに“抗議”を行っていたという。KAT‐TUN・亀梨和也と山下智久の“12年ぶりの共演”を盛んにPRしている同ドラマだが、なぜかこの日の日テレは、「イベントの仕切りにまったくやる気を見せていなかった」(スポーツ紙記者)という。

 イベント当日、都内は冷たい雨に見舞われていた。そこで、本来なら屋外で行われるはずだったイベントが、急きょお堂の中で開催されたという。

「どうも日テレ側は、雨天の場合をまったく想定していなかったようで、マスコミ陣は、イスのないスペースで長時間待機を余儀なくされました。また本来、同作のような目玉ドラマのPRイベントは、宣伝部総動員で現場を仕切るはずなのですが、なぜか数人程度しか派遣されていなかったんです」(スポーツ紙記者)

 イベントの進行が遅れる一方、マスコミ陣は日テレ側から、写真撮影のために濡れた床に30分近くも座ることを強要されたという。

「こうして、マスコミ陣のイライラはピークに達してしまったようで、その後、どこかの社がジャニーズサイドに苦言を呈し、それを受けたジャニーズは、日テレに対して猛クレームを入れてきたそう。さらに間の悪いことに、マスコミ関係者は、10日夜急きょ引退を発表したフュギュアスケートの浅田真央の話題で持ちきりで、PRイベント自体の扱いが相当小さくなってしまったんです。ただ、ジャニーズは、『イベントの仕切りが悪く、マスコミを怒らせたのも、扱いが悪くなった原因』と考えているようで、日テレ内部では現在、担当者の責任問題にまで発展しているようです」(同)

 同局にとっては“勝負作”であるはずの『ボク、運命の人です。』だけに、「宣伝部プロデューサーは、責任を取る形で今回の現場を外されるかも、という話になっています」(テレビ局関係者)という。PRイベントでは大きくつまずいてしまったようだが、15日の初回放送で話題を呼び、悪い空気を吹き飛ばしてほしいものだ。

渡辺謙の愛人の元カレ、親友が出しゃばり!! 不倫ながら「結婚、子供も約束したのに」と被害者面に南果歩も激怒?

4月13日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、渡辺謙(57)不倫の続報を出している。3月30日発売号で、妻・南果歩(53)が居ぬ間に渡辺が元ホステスA子さん(36)と密会を繰り返していることを写真つきで報じた同誌。カメラマンが撮影したものではない10枚以上のプライベートな2ショット写真も入手しているそうで、いかにも恋人同士にしか見えないラブラブショットの流出に、「A子さん、あるいは渡辺、どちらかの携帯電話からデータが提供されているのでは」という見方が濃厚だった。

そして今回、同誌は「A子の元カレ」「A子の親友」という2人の証言者を得て、渡辺謙がいかに非道な男で、A子さんが傷ついたかというストーリーを掲載。この展開から見るに、初期段階から情報の流出元はA子さんサイドだったと考えて間違いないだろう。

「元カレ」は、かつてA子さんが勤めていた大阪・北新地の高級クラブの常連客で、5年ほど交際していたという。ホステスと常連客がデートしたり旅行に行ったりしたからといって、それが真剣交際と言えるのか不明だが、ともかくもこの元カレは、渡辺謙とA子さんが付き合い始めたことによって関係を終えたそうだ。

そしてA子さんが「謙さんとの写真やLINEのやり取り」を見せながら恋愛相談をしていたという親友・B子さんが登場する。いわく、渡辺謙はドケチらしい。A子さんとB子さんは渡辺の主演ミュージカル『王様と私』の公演を観劇後、渡辺を加えた3人で食事をしたが、そこは「すごくリーズナブル」なイタリアンレストラン。かつ、ニューヨークでの公演に「招待された」はずだったのに、ホテル代も飛行機代もA子さん・B子さんそれぞれ自腹。渡辺は基本的に財布を出さず、「新幹線やホテル代は、全部彼女(A子)が払っていた」ため、A子さんは渡辺にとって都合のいい女になっていたのではないか、とB子さんは証言する。

そのうえ、第二の親友C子さんが言うには、渡辺は「子供が欲しい」と漏らすA子さんに「俺の子供を産んでいいよ」「子供が産まれたら二人で育てていこう。もし結婚できなかったら隠し子でもいいよ」と言葉をかけたそうである。これをA子さんは“求婚”と受け止め、「今でも信じているはず」だというからなんとも……。不倫愛が燃える最中によくある戯言ではないか? これらの“求婚”フレーズは、実際にメールやLINEなどの文面が残っているならば証拠になるが、「言った」「言わない」の水掛け論に終わることが多い。また、ドケチな渡辺謙が「隠し子でもいいよ」などと言ったとして、子育てにかかる負担を軽減する金銭的援助が期待できるとA子さんは思ったのだろうか。

同誌記事は「(A子さんは)渡辺と過ごした思い出を日記に綴っており、今でも大切に保管している」と締め括っており、次週以降、その日記が公開される可能性は大。ただ、日記の内容がすべて事実かどうかも確認しようがないことだ。

気になるのは、A子さんがまるで被害者であるかのように見せられていること。つまり、すでに渡辺とA子さんは破局しているのではないか。渡辺はすでに日本に帰国しているが、マスコミが要求している記者会見を行う気配はない。そんな中でこうも責め立てられては、渡辺側も殊勝な(妻・不倫相手・仕事関係各位への)謝罪会見を行うわけにはいかなくなるだろう。同時にこの展開は、正妻である南の怒りの矛先が、愛を裏切った夫ではなく、不倫を経て夫を略奪し子供までもうけようとしていたA子さんを向く可能性が高い。結果的に、南と渡辺は共通の敵を得て結託し、離婚どころか夫婦の絆を強めることになるかもしれない。

加藤綾子アナの“Eカップイジり”に「テレビ界は異常」の声――「セクハラ炎上」多発のフジ

 4月12日に放送されたバラエティ番組『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)で、MCを務めるフリーアナウンサー・加藤綾子のバストカップをイジる場面が放送され、ネットユーザーから「この上なく下品な番組」とげんなりする声が上がっている。

 同放送では、マーケティング評論家の牛窪恵氏が「バストサイズとファーストキスの関係」についての調査結果を発表。その流れから、MCの明石家さんまが加藤アナに「胸の話になったらぐっと前に出るからなぁ」とツッコミを入れるシーンや、牛窪氏が「ちなみに加藤さんはEカップ?」と質問し、加藤アナが「はい」と答える場面が放送された。

「これまでにも同番組では、さんまが加藤アナの胸のサイズをイジる場面がたびたび放送されてきたのですが、スポーツ紙のニュースサイトが今回の放送内容を記事化したため、ネットで話題になったようです。ネット上では、『一般社会だとフツーにセクハラだね』『テレビでは、なぜこんなことが許されるのか』『テレビ業界は異常』といった批判の声が上がっています」(芸能ライター)

 以前から、テレビ業界に対しては、「セクハラに甘すぎる」といった指摘が相次いでいる。

「2015年3月に放送された『さまぁ~ずのご自慢列島ジマング』(同)で、三村マサカズがタレント・谷澤恵里香の胸を揉むシーンが放送され、ネット上で三村へのブーイングが巻き起こりました。三村と谷澤は事務所の先輩・後輩の関係であることから、『セクハラでありパワハラ』『ホリプロは怖い』といった声も。また三村はTwitterで、自身のセクハラ炎上に関する記事のURLを記載した上で、東日本大震災から丸4年を迎えることに触れ、『まだまだ辛い思いをされてる方々がたくさんいると思います。私なりにこうことをしていかなければ。こうことをしなくてもいいか! 笑いを真剣につくります!!』とツイート。『震災と絡めて発言しないで!』とさらなる炎上に発展する事態になりました」(同)

 さらに、とんねるずの石橋貴明も、15年10月に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(同)で、モデル・西内まりやの胸を触ろうとして批判を浴びた。

「同放送で西内は、ハリウッド俳優のヒュー・ジャックマンと『新・食わず嫌い王決定戦』のコーナーに出演したのですが、ヒュー・ジャックマンは、石橋のセクハラ行動に『僕がそれをやったら問題だ』とコメント。視聴者からは『ヒュー・ジャックマンが正しい。もっと言ってやって』『ヒュー・ジャックマンがマジで引いてたよ』といった声が上がりました」(同)

 このように、ネット上で物議を醸したセクハラシーンは、「『フジテレビの番組内で起こっているというケースが目立つ』とネット上でも指摘されています」(同)という。視聴率不振で苦戦する同局だが、まずはこうした意識を改善していくべきなのではないだろうか。

川口春奈の病みが深刻に…清水富美加を想起する言動に心配。芳根京子も「負担」、タフネス土屋太鳳は?

 清水富美加(22)が多忙な仕事から心身ともに“限界”となり、もとより信仰していた宗教団体「幸福の科学」へ出家したことは記憶に新しいが、彼女はその際、「他の若手女優もみんな病んでいる」といった言葉を残していった。実際、危うい言動を周囲に心配される若手女優は少なからずいる。

 1人目は川口春奈(22)。4月7日にインスタグラムを開設した彼女は、4月9日には「色々思うことが日々ありすぎて たまに爆発するけれど 決して投げやりにはならず丁寧に向き合って行くよ。みんな今日も一日ご苦労様でした!」と早速意味深投稿をした。

 川口は2月に『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演した際、告白したエピソードが「奇行」「病んでいる」と共演者にツッコまれていた。長崎から上京して7年経つが友達ができない、入浴時に独り言で「今日なんもしゃべれなかったな。クソっ!」と仕事ぶりを後悔する、共演した経験がないのに黒マントを着た阿部寛(52)と鬼ごっこをする夢を見る(しかも阿部にタッチされると死ぬ設定)、といった状況らしい。

 4月10日にはインスタで「血は繋がってないけど…でも繋がってると思う。笑 何が言いたいのか…soul mate? 家族ですね。わたしの大事な人」と謎の中年女性を紹介。その女性の自宅で2人一緒にくつろぐ様子の写真をアップしていた。「今夜も勝手にお邪魔して美味しいもの食べてくつろいでます」「この方、今後もたくさんインスタに登場しそうだわ」とのことで、この女性と川口はかなり仲が良いようだ。

 この女性は2014年の川口のブログにも登場している、川口の友達の「きぃさん」という人らしい。「きぃさんはマッサージもお料理も絵を描くことも歌だって上手だし素晴らしい人よ~ 一緒にいると勉強になることばかり」と綴っていたが、素性はよくわからない。同年代の女優友達はおらず、このきぃさんだけが上京後の唯一の友達というのだろうか。きぃさんには失礼な話だが、どことなく“のん”こと能年玲奈(23)と“生ゴミ先生”のケースを想起して心配になるというファンの声もある。

 また、朝ドラ『べっぴんさん』主演で一躍知名度を高めた女優の芳根京子(20)は、毎日更新しているブログがいつからか義務のようになってしまい負担になっていることを4月10日にブログで告白した。芳根は今クールの連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系)にも出演、露出急増中の若手女優で今は正念場。ただ生活ペースが変わればブログの更新1つも今後かなり大きな負担になりかねない。

 一方、同じく朝ドラ『まれ』主演で超人気女優となった土屋太鳳(22)は、大学を留年するほど多忙にもかかわらず、相変わらず激長文ブログを頻繁に更新中だ。幼少時から体力自慢で、現在は日本女子体育大学に通う肉体派の土屋は、心身ともにタフなのだろうか。

 清水の引退劇に際して、今田耕司(50)はテレビ番組で「これで命が助かったら俺は全然ええと思う」「それぞれの器が違うんやから。耐えれる人は耐えたらええねん」と持論を述べていたが、今田の言うように人によって忙しさの許容範囲には大きな開きがある。メンタル面でのサポートの必要度合いも、人それぞれ異なる。特に10~20代の若手を育成する芸能事務所は、柔軟に対応してほしいものだ。

(ボンゾ)

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