「14ウーマン」の記事一覧(70 / 127ページ)

アイドル戦国時代に大量生産された「少しカワイイ女の子」たちの末路

 女性アイドルが求められるものの多さと矛盾には、しばしば驚かされる。ぶりっ子でも、生意気でもいけない。活動歴や年齢に応じて、キャラクターの柔軟な変化を求められる。

 NMB48の市川美織(21)21が11日、自身のTwitterに「あたま痛いの痛いの飛んでけー」というコメントと共に、手で頬を挟んだ画像を投稿したのだが、これには「もう21だろ? いつまでぶりっ子続けるつもりなの?」「自分大好きっ子ちゃんだね」など、市川の“ぶりっ子ぶり”を揶揄する声が上がっている。

 市川は幼少時から子役として芸能界で活動してきたという。16歳の時にAKBオーディションに合格して研究生となり、現在5年め。148cmの小柄で華奢な体躯(ちなみに矢口真里は145cm、谷亮子は146cm)に驚くほどの小顔。加入当初は「ものすごい美少女がきた!」という印象をファンに与えたが、そのキャラクターは正統派ではなく、『フレッシュレモンになりたいの~』というキャッチフレーズの奇天烈な“ぶりっ子不思議ちゃん”キャラを前面に打ち出してきた。バラエティを中心にメディア出演の機会を与えられてはきたものの、しかし、特に「売れた」メンバーではない。AKBグループのファン以外からの認知度は向上しないまま。選抜総選挙の順位も年々下げている。次から次へと若いメンバーが加わる大所帯・AKBグループの中では、安定した人気を保つことすら困難だ。

 2月生まれの彼女は、今年22歳になる学年であり、ネット上では「10代の後輩たちがひしめくNMB48内では、もはや高齢者の部類」とまで言われている。あくまでも「ぶりっ子キャラのアイドルにしては」「NMB内では」高齢、ということだが……。将来の目標は、“男女問わず愛される”桐谷美玲のような女優になることと語っている市川であるが、おそらくこのまま活動を継続しても、埋もれていくだけだろう。実に厳しい立ち位置である。

 AKBグループを筆頭に、大量のアイドルグループがぼこぼこ誕生した2010年前後は「アイドル戦国時代」と呼ばれており、大きなムーヴメントとなったが、結果として、路頭に迷う「少しカワイイ」20代女性を大量生産しただけだった。冒頭で記したように、女性アイドルという商品が消費者から求められる構成要素は多岐にわたるうえそれぞれが矛盾するもので、たとえば「清純でいてほしい」けれども、「男ぎらい」ではならず、「握手会での良対応」を渇望するわりに、「誰とでも握手できるなんてビッチだ」と罵倒もする。そこにわざわざ身を置きたいと願い、飛び込んでいった無謀な少女たちは、20代以降の長い人生をどうプランニングしているのか、はたまた何も考えていないのか、自分だけは大丈夫と思える根拠があるのか。爆発的に売れることのできなかった数多のアイドルたちは、爆発的に売れることがなかったゆえに、存在すらほとんどの人に知られないままひっそりと去っていく。

【閲覧注意】死体が重なる「沈黙の塔」 ― 誰も入ることができない、ゾロアスター教の聖なる儀式

【不思議サイトトカナより】

※2ページ目は閲覧注意です

 ゾロアスター教は紀元前六世紀頃のペルシャの予言者ゾロアスターを開祖とする、世界最古の一神教といわれている。祭壇に祀られた火を崇めることから、またの名を「拝火教」ともいう。ゾロアスター教、名前からして謎めいた印象があるが、「フヴァエトヴァダタ」と呼ばれる自分の親、子、兄弟姉妹と交わる最近親婚を最大の美徳とする教えなど、現代からすればちょっと風変わりな宗教のようにも感じられるものの、いまだ約10万人の信者が存在しているといわれている。

 ゾロアスター教では、古来より続いてきた「鳥葬の儀式」が今でも受け継がれている。それが沈黙の塔(Tower of Silence)とにてとり行われるのだ――。

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「春画展」発起人に聞く“わいせつか芸術か”議論――「これは芸術だ」と言う気は一切ない

 9月19日から、東京・目白台の永青文庫で開催されている日本で初めての『春画展』。江戸時代、“笑い絵”とも呼ばれ、身分を問わず多くの人々に好まれていた春画は、現在では海外からその芸術性が高く評価され、2013~14年には大英博物館で大々的な展覧会が開催されたほど。しかし、日本では、「春画=わいせつなもの」とのイメージが根強いのか、展覧会開催までに幾多の困難があったようだ。また開催後も、春画を特集した「週刊文春」(文藝春秋)の編集長が、「編集上の配慮を欠いた点」があったとして、3カ月間休養することになり、また同じく春画を取り上げた週刊誌にも、警察から口頭指導が入るといった事態に。今回は、「春画展」の発起人の1人である浦上蒼穹堂代表・浦上満氏に、春画を規制させる人の心理、また春画を取り巻く「わいせつか芸術か」議論への考えなどをうかがった。

――「春画展」、大変好評だと聞いています。現在(10月末)までの来場者数はどれくらいでしょうか?

浦上満氏(以下、浦上) 9月19日~11月1日を前期、11月3日~12月23日を後期として展示物を替えているんですが、前期終了を前にして来場者9万人を超えました(11月15日時点では12万人超)。来場者の方の男女比は、ほぼ半々ですね。年配のご夫婦、カップルなどが多いですが……ただやはり若い女性は目立つので、多く来場しているという印象があります。2~3人のグループはもちろん、たった1人で来られる女性客も多いです。1人で堂々と鑑賞して、颯爽と帰っていく姿が、とてもカッコいい。

――来場者の方から、春画のイメージが変わったといった感想は聞かれましたか?

浦上 実を言うと、きちんとした春画を見たことのある方は、ほとんどいないんです。だって日本で春画の展覧会を開催したのは、今回が初めてですから(笑)。ただ若い方が来てくださるというのは、春画に対しての意識が変わりつつあるのかな、と感じますね。昔の女性は「春画を見ている自分を見られることが恥ずかしい」と言っていたものです。今回のように、若い女性が1人で堂々と見に来るということは、そんな昔のいわれを超越しています。開催前はレディースデーを作ろうかという話も出ていましたが、最近では逆にメンズデーを作った方がいいのでは、と話しています(笑)。

■「文春」編集長の処分で、春画は社会問題に

――開催に至るまでは、かなり多くの壁があったとお聞きしていますが、最も苦労したところは?

浦上 春画というだけで偏見がありますから、会場がなかなか見つかりませんでしたね。日本での春画に対する偏見はかなり根強いものがありまして、会場となる国公立の美術館は教育委員会を恐れ、スポンサーとなる企業もイメージが悪くなることを恐れる。「春画展」を開催することで警察が介入したり、クレームが来たりなど、何かが起きたときは責任を取らないといけないので尻込みするんです。仮想のトラブルを恐れるのは、非常に日本的だと思います。

 大英博物館で開催されたときには、来場者が多く、入場制限をしたほど好評でした。世界の美術界の頂点にある大英博物館で大成功した春画の展覧会を、日本の美術館で開催できないということは、ある意味滑稽ですよね。

――春画を特集したことで、文藝春秋が自主的に「文春」編集長の3カ月休養処分を発表して話題になりました。

浦上 あれは、かなりニュースになりましたね。私もあの特集に作品を提供していたんですが、「文春」の担当者が来て「これは社内的なことです」と弁明していましたので、ああそうですか、と言いましたが。ただ「文春」は警察からの警告は受けなかったけれど、「週刊ポスト」「週刊現代」「週刊大衆」「週刊アサヒ芸能」は口頭注意を受けた。これはどうしてかというと、一緒にヌード写真を掲載していたからなんですよね。ヌード写真と一緒に春画を掲載したら、春画もわいせつになる、というのは、不思議な発想だと思いますけどね。

――読者に「春画=ポルノ」と印象付けられるということなのでしょうか?

浦上 警察は、春画は国際的にも学術的にも認められたもので、春画を問題視する気は一切ないとコメントしたんです。なるほど、優等生な答えが返ってきたな、と感じました。しかし今回の一件で思ったのは、警察の人たちも大変なんだなあと(笑)。同情はしないけれど、彼らも何かしなければいけない。「警告はしました」「行動はしました」と示さないといけませんから。「春画展」も開催前に、警察から「過激なものは展示しないでほしい」と警告を受けましたよ。

 しかし、そもそも春画を掲載した出版物は、実は二十数年も前から無修正で世に出ているんです。ただ、警察としては「展示はダメ」ということで、今回も18歳未満は入場禁止。来場者に身分証明書を見せてもらう場合もあります。出版物より、はるかに展覧会の方が規制できているのに。だから何ら問題ないのに、展覧会がこれほど問題視されているのは、それだけ反響が大きいからでしょうね。

――「文春」の一件がセンセーショナルに報じられたことで、春画への関心が高まったというのもあるのではないでしょうか?

浦上 それはあります。皮肉なもので、話題になると、人は見に来るんです。「文春」の件の後には、おじさんがたくさん来てくれた。一種の社会問題として捉えてくれたんですね。

――「春画」をポルノと捉えられることについて、浦上さんご自身はどのように感じていますか?

浦上 個人的な感想を言わせてもらうと、ポルノは1人で隠れてコソコソ見るもの、春画は「笑い絵」といわれていたように、江戸時代、男女が複数で笑いながら見たもの。単純に言うと、ポルノは暗い、春画は明るい。当時の日本人は性に対してあっけらかんとしていたから、春画を見ることに罪の意識は全然ない。

 それに、日本の春画は生活を表しているものでもあります。描かれている女性も、8割は一般の女性ですし、老人を描いているものもある。それから、大英博物館では展示しませんでしたが、今回の展覧会では子どもが出てくる春画も展示しています。お父さんとお母さんのセックスを偶然見てしまった子どもの絵や、子どもを寝かしつけながらセックスしている絵なんですが、セックスが日常の一部として描かれているんです。

■英国人の目には「滑稽」と映る、日本の春画議論

――メディアでは、春画問題が取り上げられる際「わいせつ」か「芸術」かの二元論で語られていますが、その点についてはどう思いますか?

浦上 春画にもエログロナンセンスなものもありますし、芸術かどうかというのは見る人が感じればいいんです。ただ、今回の春画展では「良いもの」を選んでいます。「良いもの」とは、見終わったときに余韻や感動がある。見る側も試されていると思いますよ。例えば春画を見て、「性器が大きく描かれていて面白いな」と感じるだけでもいいのですが、あれだけ性器を大きく描いていても、絵として不自然に見えないのは、画家の腕なんですよね。春画を描かせると画家の腕がわかると、当時は言われていました。春画とは、ありえない状況を不自然ではなく見せる……そう考えると、春画は性愛を描いているとともに、ファンタジーを描いているともいえる。だからタコも出てくるし、カッパも出てくる。それに対して「けしからん」なんて言うのは、粋じゃないという感じがします。

 一番始末が悪いのは、見てもいないのに「こんな卑猥な絵」などと批判する人。日本はこれほど性風俗があふれている国なのに、どうして春画になると過剰反応するの? とイギリスのメディアが書いていました。滑稽ですよね。

――日本の文化である春画を、日本人がなかったことにして否定するのは、やはりおかしく見えるのかもしれません。

浦上 明治政府が春画をめぐって、諸外国に対して「恥ずかしい」という思いがあり、春画を弾圧しました。けれど21世紀になってもまだ恥ずかしいと言うのか、と。ましてや当時「春画は恥ずかしい」と言っていた欧米の人たちが、今では春画を最高のアートだと言っている。大英博物館の春画の展覧会を訪れた人の中には「日本人観が変わった」「日本人はこんなにおおらかで、ウイットやユーモアに富んだ人たちだったのね」と語った人もたくさんいたそうです。

 春画を展示することは、日本人の恥を見せていると思う人もいる。けれど一方では、カッコいい、素敵だ、と褒める人もいる。感じ方はそれぞれだし、否定はしないけれど、見ないのにノーと言うかたくなさは捨てた方がいいと思います。そういえば、20以上の美術館に春画展の展示を断られましたが、「子どもと一緒に見られないから」という理由が多かった。「じゃあ、あなたはいつも子どもと一緒に美術館に行くんですか?」と逆に聞きたかったですよ。

――見る人がどう受け止めるかは自由ですよね。

浦上 「これは芸術だ!」と言う気は一切ありません。見たい人は見る、見たくない人は見ない。これでいいと思います。そして見た人が気に入らなければ、それはそれで構わない。ただ、スポンサーもつかないし、いろいろな逆風があり、「春画展」開催直前まで不安だらけでしたが、ふたを開けてみると、こうして大変好評を得られています。発起人としては、「やった!」という思いでいっぱいですね。

※画像は喜多川歌麿「歌満くら」浦上満氏蔵

第二子出産直後から小姑コメント吹き荒れる、木下優樹菜の憂鬱

 11月3日に次女の茉叶菜(まかな)ちゃんを出産したタレント・木下優樹菜(27)のInstagram(以下インスタ)が、またもや騒がしい。

 木下インスタといえば、バカみたいな宣伝コメントあふれるインスタ業界において、もっとも荒れやすい魔界で、木下本人の喧嘩上等スタイルゆえ嵐が長引くことで有名。料理の写真をアップした際、その色合いについてのコメントがつけば本人が反論したり、自撮り写真をアップした際に書き込まれた「ほうれい線が…」というコメントについては、コメント主に「だっせーあだ名www」とリプライを飛ばすなど(アカウント名がダサかったらしい)、元ヤンスピリットあふれる炎上が特徴だ。

 そんな木下が11月12日にアップしたのは、生後間もない次女が部屋の窓のそばで日光浴をしている写真。「おっさんpapaに太陽浴びしてもらってるマカナ」という本文つきであり、夫であるお笑いタレント・FUJIWARA藤本敏史(44)が居室内の日当りの良い場所に次女を寝かせ、その写真を撮ったものと推察できる。しかしこの投稿に「新生児の日光浴は避けて」「せめて一カ月すぎてからだよ」と、いかにも木下に食いつかれそうなコメントが書き込まれた。これに反応した木下は『#うちの窓は紫外線半分以上カットされてます#窓クローズ#安心してください#閉めてますよ』といったタグを投稿に追加し、特定のユーザーに「私の助産師さんたちとは、指導が逆なんですね」などお馴染みの煽り系リプライを飛ばしてみせた。

 木下は、16日にアップした、ベビーカーで眠っている次女の写真にも「#まだ、外でない方がいいとかのコメントもうしつこいからね」というタグを後からつけた。このタグを追加するきっかけとなったコメントは現在消されているが、「気分転換本当に大事だし、上の子居たら引きこもってるわけにいかないですよね!」「少し出ただけでそんな事言われちゃうなんて。。芸能人ってホントに大変」という書き込みがあるところから、タグの内容のように“生後一カ月は外出するな”といった旨のコメントが書き込まれたと思われる。

 ママタレのインスタには、近い月齢の子を持つママやプレママからの「私ももうすぐ出産です!」「私も1歳○カ月の子どもがいます」等の自分語りコメントや、産後痩せを心配したり育児方針にもの申すおせっかい系のコメントが寄せられることが日常茶飯事。

 産後痩せで言えば、山田優(31)がインスタにアップした全身写真に「胴体ぺらっぺら」といったコメントが書き込まれた。娘の顔を公開しないというポリシーを一転させ物議を醸した優木まおみ(35)がいまや頻繁にアップする娘の動画や写真に対しても小姑コメントは炸裂しており、例えば食事の動画などに「汚し過ぎ」(娘の食べ方にイチャモンをつける)といったコメントが書き込まれたりする。一度はインスタを退会し、その後承認制での限定公開という形を取り再開した辺見えみり(38)については、退会前の時期、アップした娘の写真に「中途半端に顔が切れた写真をUPするのは可哀想」など、余計なお世話すぎるコメントが寄せられたりもした。ママタレがわが子の写真をアップする際、コメント欄は「かわいい~♪」との絶賛が大半だが、中にこうしたネガティブコメントが混じるのはもう宿命だ。特に、木下インスタは風景やオシャレインテリアやオシャレゴハンよりも、家族の写真を多くアップするタイプであるため、こうした被害に見舞われやすくはあるのだろう。

 新生児の外出や日光浴については、「生後一カ月」を目安とする家庭が多い。しかし2人目育児となると、子の父親や親世代の協力が得られる環境下であっても、一カ月もの間、母親が家の中にこもりきりというわけにはいかないだろう。上の子の保育園や幼稚園のお迎え、食材や日用品の買い出しなど、致し方ない外出は日々発生する。そのすべてを誰かが代わりにしてくれるというのだろうか。というか、オイシックスもコープもなかった時代、生後一カ月も母子が家の中にこもっていられたワケがないと思うのだが。

 出産時の疲れに加えて24時間エンドレス睡眠ほとんどナシの授乳生活で疲れきっているだろうこの時期、気分の浮き沈みも激しくなりがちだ。木下がおせっかいコメントへの素早い反応を見せるのも、産後で周囲の声に敏感になっているためかもしれない。しかし二児を育てながらインスタも頻繁に更新し、世の授乳中の女性にエールを送る木下の頑張りにはただ感服するばかりである。同じような、乳幼児子育て中の女性の励みにもなっていることだろう。おせっかいコメントは無視してこれからも陽気な家族のリアルな姿をアップし続けて行ってほしい。
(ブログウォッチャー京子)

酷評の嵐! EXILE主演作品がコケるのは“棒読み演技”のせいだけではない!

【不思議サイトトカナより】

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※イメージ画像:『HEAT DVD-BOX』TCエンタテインメント

 関西テレビが制作し、2015年7月クールにフジテレビ系列で放送されたドラマ『HEAT』。放送開始前から映画化が発表されるなど鳴り物入りでスタートしたドラマだったが、視聴率は振るわず、映画化も白紙に戻された。

 『HEAT』の主演はEXILEのAKIRAだったことから、過去のドラマなども引き合いに“またEXILEドラマがコケた”などと言われている。どうしてEXILEの作品ばかりがコケるのだろうか。業界関係者が興味深い事情を聞かせてくれた。

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ほぼ全員が初対面! 幼稚園のパパ飲み会で一番盛り上がったネタは……

 前にこのコラムでも書きましたが、10月に幼稚園に通う娘ココの運動会で、同じクラスのパパから「パパ飲み会」のセッティングをお願いされました。そういえば、ココは年長だから幼稚園生活もあと半年ないぐらい。一度くらいパパ同士で飲み会やるのも面白いかも。ママ友はいっぱいできたけど、入園してから2年以上たつのにパパたちとほとんど会ったことがないですしね。飲み会の幹事は、クラス役員をやっているオレが引き受けるしかないでしょ!

 その日のうちにパパたちにメールをしようと思ったんですが、名簿を見てもパパの名前も連絡先もない! ま、そりゃそうだよな。しかたないので、ママたちにメールして、オレからのお誘いメールをパパに転送してもらいました。参加人数が決まってから店の予約しようと思っていたのですが、翌日になっても誰からも返信がない……。これはもしかして企画倒れか? と思っていると、夜になって続々と返信が来ました! 18人のパパが参加で、不参加は5人。かなりの出席率ですよ。いやー、よかった! マジで参加するパパいなかったら……と不安だったからさ。中には仕事で23時から参加するパパもいましたが、参加してくれるだけでありがたい。全員がほぼ初対面での飲み会ですからね。

 前日に妻くらたまに、「飲み会で沈黙が長くなったら重いなあ。どうしたもんかね?」と相談すると、「まずは自己紹介を一人ひとりにしてもらったら? 名前、年齢、出身地、職業を聞くとか」とのこと。なるほど、まずは自己紹介だな! あとは趣味も追加で聞くことにしよう! 18人もいたら、共通の趣味話で盛り上がるかもしれないしね。

 飲み会は20時からだったんですが、みなさん仕事があるからか、時間通りに来たのは7、8人。集まったメンバーで先に飲むことになり、早速自己紹介してもらうことに。まずは幹事のオレからなのですが、みなさんはもうオレのことはネットとかで知っているみたいで、逆に「ネットに書いてあることは事実なんですか?」と質問されまくり。「バツ3で自己破産はマジです」と答えたら爆笑してましたね。ママ友との飲み会だと引かれる話なんですが、男同士だと大ウケ。「どうやったらバツ3になるんですか?」「自己破産のデメリットは?」などと質問攻めにあったのですが、オレの話が長くなるので「バツ3は全て浮気がバレました! 破産のデメリットはクレジットカードが持てないこと」と簡単に答えて、「まずみなさんの紹介が終わってからにしましょう」と次のパパへ。2、3人のパパが話している間に続々とほかのパパが集まって、あっという間にほぼ全員がそろった。

 それにしても自己紹介に「趣味」を入れておいてよかった! ドライブが趣味のパパがいたんだけど、実はA級ライセンスを持っているとか、ハードコアのバンドをやっていてギターを10本持ってるとか、とても見た目からは想像もつかない趣味を持ってるパパもいました。テニス全国大会でベスト8まで行き、いまは趣味でテニスコーチをしているパパとかね。みなさん、話していくうちに趣味から特技に変わっていき、相当面白かったですよ! ちなみに学生時代にバンドをやっていたパパが3、4人いて、さらにボーカルをやってたというパパも。これはもう卒園式の時にパパバンドを組んで、幼稚園の校歌を演奏してもらうしかない! とみなさん大盛り上がり。

 パパの年齢は一番上が52歳、下が28歳と幅広いことで会話が弾み、特に28歳のパパは学生結婚だということで、「仕事はどうしたの?」「向こうの親の反応は?」とみなさんツッコミまくり。まあ、オレも聞きましたけどね。

 でも最も盛り上がったのは下ネタです! 自己紹介が終った時に、オレが隣にいたパパに「次はなに聞こうか」と話してると、「じゃあ、奥さんとの出会い」とのこと。マジか! オレはいいけど、ほかのパパはどうかなと思って聞いてみたら、みなさんオッケーとのこと。「では、次は奥さんとの出会いです」とまた一人ひとり語ってもらいましたよ。みんな、お酒が入って話が脱線しまくりで、ここでは書けない話だらけですよ! というか、このコラムを読んでいるパパもいたので、書けません! いい意味で“ひどい話”で、マジで面白かったので、書けないのが残念ですよ。ということをFacebookにも書いたんですが、知り合いのライターさんから「そのうちパパ会でキャバクラに行くことになりますよ、自分がそうだったんで」というコメントをもらい、その人がキャバクラに行くように見えなかったので、笑っちゃいましたよ。そういう広がりもあるんですかね。

 今回は20時から夜中1時過ぎまで爆笑の連続だったので、帰り際にみなさんから「またぜひやりましょう!」と声をかけてもらいました。みんな楽しかったようなので、卒園までそんなに時間はないけれど、次回は忘年会か新年会でもやりますかね。オレもめちゃめちゃ面白かったので、パパ飲み会をやって本当よかった! これはもうパパのみなさんにオススメですよ!

嫌われ役で炎上を狙い撃つ新山千春の振り切れっぷり

 昨年末に離婚して以降、新山千春(34)が振り切っている。自らテレビの中の“嫌われ役”のポジションを買って出て、アクセル全開踏み込みまくっているように見えるのだ。10月12日に放送された『しくじり先生3時間!!嫌われモン大集合SP』(テレビ朝日系)で、「炎上ブログは金になる」と宣言したうえ、ブログのアクセス数を稼ぐため過去の炎上騒動も自ら仕組んだことだと暴露。わざわざこれを言うとは、相当覚悟をキメているか、他人からどう思われようと一切気にならないタイプのどちらかだ。いずれにしろ、かなり強い。

 年末年始は特番期の稼ぎ時で、新山のようなバラエティ中心に活動するタレントにとってはいかにこの時期の番組に多く呼ばれるかが翌年の明暗を決める。新山は追い込みをかけるように、「今、好きな人がいます」と公開告白までしてみせた。

 新山が「公開告白」を試みたのは、11月18日深夜放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)でのこと。この日の放送は「次の恋を見つけたい女たちSP」で、新山、スザンヌ、坂口杏里、舟山久美子、新人芸人のわたなべるんるん(トレンディエンジェルたかしの元恋人)がゲスト。スザンヌ、新山はバツ1シングルマザー枠、坂口はバイきんぐ小峠との恋愛でやや売れた売名枠、舟山は20代フツウ女子代表枠、わたなべは新人顔見せ枠といったところか。

 そう、新山は昨年末、元プロ野球選手の黒田哲史と離婚している。しかし「まだ1年経ってなかったっけ?」と視聴者に思わせるほど、離婚の話題をテレビでしまくってきたため、そろそろ旦那さんネタ(新山は離婚後も元夫を旦那さんと呼ぶ)は食傷気味だ。そんな視聴者感情を熟知しているかのごとく、新山が用意した新ネタは、「好きな人ができました」であった。

 メインMCの中居正広は、ゲストメンバーを一目見て「負のオーラがすごいわ。うつらない? ワクチンない?」と言い、「恋ってさ、してた方がいい?」とテーマそのものを覆すような価値観を発露させ、まったくブレない。アシスタントはバツイチで女子アナとの再婚がうわさされる陣内智則だったが、彼らは実にうまく新山の話にツッコミを入れ、彼女の魅力をいっそう引き出していた。

 さて、新山は「気になる人ができたんですよ」「業界の人なんですけど。アーティストさん」「ライブとかもちょくちょく行かせてもらうようになって」と切り出した。新しい好きな人は、「年下で未婚のアーティスト(ボーカル担当)」とのこと。新山はかねてよりその彼が在籍するグループのファンで、知り合いのつてでライブのチケットを取ってもらい関係者席でライブを観たとのこと。すると翌日も会いたくなり、自分でライブチケットを取って観にいったそうだ。その際、連日のライブで疲れているであろう彼のために “お高めのバスソルトと自筆の手紙”を持参したが、結局、恥ずかしくて渡すことのできないまま帰ってきてしまったという。

 中居は「ライブ行っちゃダメだって。照明とか雰囲気とか(で好きになっちゃう)」「俺はライブに彼女を呼ばない。ステージだといつもの俺と違うから。みんなの好きな人を自分が独占してる優越感で彼女がおかしくなっちゃうから」と持論をぶるが、新山はすでにライブマジックにやられ済みでその彼に惚れてしまっているとのことで、陣内が「もしお会いしたときのために、告白の練習をしときましょう」と提案。新山がカメラ目線で伝えたメッセージがこれだ。

「私にあなたのことを守らせて下さい。恋人になりたいとは言いません。家政婦でもばあやでもいいので、隣に置いてくださいっ」

 女性観客を入れたスタジオはこの告白にザワつき、中居も中居が「恋人とは言いません家政婦っておかしいでしょ!」と突っ込んだが、新山は「常に(側に)いたい。身の回りのご飯だったりお洗濯だったりしてあげたい」のだという。なんでも、尽くし甲斐のある男性がタイプだそうで、「私に興味を持ってあれこれしてくれる人より、自分が世話をしたい」そう。

 いわく、元夫(04年の結婚当時プロ野球・読売ジャイアンツ所属だった黒田哲史)も、一軍バリバリのエリート選手ではなくて、一軍と二軍をいったりきたりのパッとしないところに萌えたそう。新山は「この人のために陰でサポートしながら支えてあげたいっていう」願望が強いのだ。中居と陣内はこれを「母性だね」「母性ですね、母性が強い」と適当に評したが、そうかあ? 母性ってそういうものだろうか? 番組最後に、全員のトークを聞いたうえで番組御用達の心理カウンセラーが下した評価は、母性ではなく「自己愛が強い」であった。

 心理カウンセラーによれば、尽くす女性にも二通りいて、「見捨てられたくない、役に立つから私のことを好きでいて」という尽くし方と、「尽くしている自分が好き、自分の力を感じたい。世話を焼いている自分のコントロール感がたまらなく好き」という自己愛メインの尽くし方があるという。新山は告白の文言で「私に守らせてください」と言ったことが、非常に自己愛的なのだそう。また、収録中に頻繁に髪を耳にかけるしぐさなどをしていたことも、「意識が人から自分にどう見られているかに集中している、公的自己意識の塊。自己愛の深さが言葉やしぐさにあらわれている」と結論づけられてしまった。結果、「一生幸せになれない女」の烙印まで押されるという、この日のゲストの中でもっともおいしいポジションを持っていった新山。さすがである。

 また、この「年下未婚のアーティスト(ボーカル)」が一体誰か、という話題でもネットは盛り上がっている。もっとも多く名前が上がっているのは三代目 J Soul Brothersのボーカリストである登坂広臣、そして今市隆二だが、三代目JSBのライブチケットを当日ゲットできるとは考えにくい。だが彼らであれば、熱烈な女性ファンが多くいるため、炎上目的で彼らを予想させるワードを選んだのかもしれない。おそるべし、新山千春。

 ちなみに今年4月に出演した番組では、再婚相手の条件を上げていた新山。そのときは「土日休みの人」「年上で貫禄があって安定した人」「ギャンブルは絶対イヤなんです」「精神的苦痛を与えない人」「両親を大事にしてくれる人」「娘を私より大事にしてくれる人」「ちゃんと私のことを叱ってくれる人」などいくつもの条件を列挙し、この条件に見合った人物を常日頃から探している(審査している)と話していた。年下のアーティストは、絶対に土日休みではないと思うが、新山は条件よりも惚れた直感を大事にしたいのだろうか。まだまだ、いくらでも炎上の火種を撒き散らせそうな新山。振り切った女の爆走は来年まで続くだろう。

『学校へ行こう!』はヤラセの温床だった!? 復活で囁かれる黒い過去

【不思議サイトトカナより】

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※イメージ画像:TBS系『学校へ行こう!2015』番組情報サイトより

 TBSの人気バラエティ番組だった『学校へ行こう!』が7年ぶりに復活した。出演者のV6をはじめ、校長のみのもんたのほか、渡辺満里奈、紗栄子、夏帆といった歴代出演者も集まった。「B-RAP ハイスクール」や「未成年の主張」など名物コーナーの出演者の現在が放送されるなど、同窓会モードで番組が進んだ。

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“ジャニーズの嫌がらせ”説も浮上! 『紅白』司会者発表がなかなか行われないウラ事情

 例年10月中旬とされている『NHK紅白歌合戦』の司会者発表会見だが、今年に関しては「歌手発表と同時説」が浮上しているという。18日の定例会見では、板野裕爾放送総局長が「遅いと思ってないし、特に選考が難航しているとも聞いていない」と発言していたが、ネット上では「そりゃ難航してたって、してないって言うに決まってる」などと冷ややかな意見が出ている。すでに司会・出場者ともに決定こそしているものの、いつまでも会見が行われない理由とは?

「白組司会を5年連続で務めた嵐の“卒業”は、当初から関係者の間ではウワサになっていました。そして夏頃には、『北島三郎説』が浮上するも、本命は総合司会がタモリ、紅組・白組は、それぞれ有働由美子アナとV6・井ノ原快彦の『あさイチ』コンビが担当するとされてきました」(週刊誌記者)

 ところが、内定していたにもかかわらず、タモリが降板してしまったのは、NHK側の“失態”が原因だったようだ。

「タモリの内定情報を、NHKのプロデューサーが各メディアに吹聴してしまったことに、所属事務所の田辺エージェンシーが激怒したんです。『そもそもタモリにオファー入っていない』『スケジュールの都合でNGとなってしまった』など、諸説飛び交っていますが、真相はNHKの情報漏えいによるものだとか」(同)

 この一件が起こったのが、本来であれば発表会見が行われるはずの10月時点だったため、NHKは大慌てに。「途中SMAP説が浮上したものの、V6とは派閥が違うため、ジャニーズ側の了承が得られない。結局は紅組司会は綾瀬はるかに再登板させ、有働アナは総合司会へとスライド、井ノ原は据え置きという、取ってつけたような采配となったそうです」(同)

 「日刊スポーツ」が綾瀬の登板を報じたのは、今月3日。この時点でマスコミ関係者の間では、「すぐに会見が行われる」ともくされていたようだが……。

「今度は、ジャニーズ事務所が『井ノ原の会見スケジュールを確保できない』と、NHKが希望する日時にことごとくNGを出してきたそう。井ノ原は平日必ず『あさイチ』に出演するため、そのまま有働アナとともに会見に臨むことはそう難しくないはずなのですが……。一説には『ジャニーズはもともとV6全員の司会を希望していたが、それを断られたため、NHKに嫌がらせをしている』ともいわれています」(テレビ局関係者)

 こうして会見に至らぬまま、すでに出場者の発表が行われる時期となってしまったが「少しでも『紅白』を盛り上げるため、初出場歌手が出席する会見と同時に、司会者も発表するというプランがあるそう。すでに出場者は本決まりしているため、来週中には発表される見込みです」(同)という。「ヒット曲がない」といわれる2015年だが、司会者をめぐるドタバタ劇に、マスコミ関係者だけは少なからず盛り上がりをみせたようだ。

ブラマヨ吉田「料理なんてものは女の仕事」発言にスタジオ騒然! 合コン持ち帰り失敗で「殺すぞ」発言も

 16日放送『バイキング』(フジテレビ系)の冒頭で、料理コーナーのVTR振りをする際、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田敬が「料理なんてものは女の仕事」と女性への差別的な発言をした。MCの坂上忍が「いきなり問題発言だよ、それ」と突っ込み、ホラン千秋、IKKOら他の共演者も含めスタジオ内が騒然。吉田の相方である小杉竜一は「昭和の男過ぎるやろ、それ」と慌てた様子でフォローに回ったが、ネット上では「何様のつもりだよ!」「いつの時代の考え?」など、批判の声が殺到している。

「女性差別発言といえば、2007年当時、厚生労働大臣を務めていた柳澤伯夫が『(女性は)産む機械』と発言したり、枡添要一東京都知事の『女は生理のときはノーマルじゃない』発言、さらに倖田來未の『35歳になるとお母さんの羊水が腐ってくる』発言など、たびたび批判の対象となってきましたが、今回の吉田の発言も相当な批判を呼んでいるようです。普段から過激な発言を売りにしている吉田ですが、今回はさすがに行き過ぎたようで、毒舌が売りの坂上でさえも慌てた様子を隠せませんでした。失言によって一気に干される可能性だってありますから、相方の小杉は冷や汗をかいたことでしょう」(芸能関係者)

 吉田の失言は今回に限ったことではない。失言によりカルビーの公式サイトから出演CMの動画が削除された前科もある。

 ブラックマヨネーズは以前、カルビーの『うま辛ポテト ヒ~ハー!!』『すっぱうまポテト す~ハー!!』というポテトチップスのCMに出演していたが、お笑いコンビ・次長課長の河本準一が母親の生活保護不正受給問題で批判されていた際、吉田が河本の擁護派に回り、Twitter上で反論してきたユーザーに対して『頑張れよ、食物連鎖の一番下の人』などと返信したことが問題視され、抗議を受けたカルビーが即断でCM動画を削除したのだ。

「さらに、今年7月に放送された『アメトーーク!』(テレビ朝日系)では、合コンで知り合った女性とタクシーに同乗して帰った際、途中で恐怖心を抱いた女性が信号待ちでタクシーから降りて逃げ去ってしまい、その背中に向かって吉田が『どこ行くねん! 殺すぞ!』と罵声を浴びせたことを、お笑いコンビ・ウーマンラッシュアワーの村本大輔に暴露され、ネット上では『最低!』『結婚して子供もいるのに何してるの?』など、批判が殺到していました」(同)

 今回の「料理“なんて”女の仕事」発言が、女性を見下していることは明らか。家庭内で炊事を担当する人間に対して、一切の敬意も持たないのだろう。『アメトーーク!』での村本の暴露からは、吉田が「女性の合意を得なくとも性行為に及ぼうとするタイプ」の男であることもわかる。当たり前のことを言いたくはないが、「タクシーに同乗して気を持たせた女性も悪い」なんてことは全くない。タクシーに同乗したからといって、性行為にも合意しているわけではない。この女性がどれだけ恐ろしい思いをしたか、吉田には想像できないのだろうか。

 以前、ブラックマヨネーズに関して、ビートたけしが「バラエティでの“保険”だね。この2人がいると安心して見ていられる」と絶賛したことがあるが、生放送中に危険な発言をする吉田を、『バイキング』のスタッフは安心して見ていられるのだろうか?

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