“超売れっ子”なのにブレイクしそうでしない女優、高梨臨
<p>女優・高梨臨(26)が各局から引っ張りだこで、脇役として、“超売れっ子”となっている。だが、脇を固める役ばかりであるため、ブレイクしそうでしない状況が続いている。ブレイクするためには、主演または最低でもヒロイン役を務めるのが必須だ。</p>
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<p>女優・高梨臨(26)が各局から引っ張りだこで、脇役として、“超売れっ子”となっている。だが、脇を固める役ばかりであるため、ブレイクしそうでしない状況が続いている。ブレイクするためには、主演または最低でもヒロイン役を務めるのが必須だ。</p>
ここ数年、人気長寿番組が次々と終了している。32年続いた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、22年続いた『さんまのからくりTV』(TBS系)、そして来年3月には、前身番組の『ライオンのいただきます』と合わせると31年続いた『ライオンのごきげんよう』(フジテレビ系)が打ち切りを報じられている。
どんなに高視聴率を叩き出していても、それをずっと維持していくのは難しい。いつしか視聴者から飽きられ、打ち切らざるを得ない状況になってしまう。そこで今回は、お笑い関係者を対象に、かつての輝きを失った“期限切れ人気バラエティ番組”を聞いた。
まず挙がったのが、1996年から始まり、今年で19年目に突入した長寿バラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)。視聴率1ケタ台を連発し、ネットユーザーからも「そろそろ打ち切りだろう」という声が噴出してやまないが、先日決定的な出来事があったようだ。
「過去に20~30%という高視聴率を取ってきた『めちゃイケ』の鉄板企画『抜き打ちテスト』でさえ、数字が伸びなくなった。10月3日放送の回の『抜き打ちテスト』は11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でした。2010年に加入した新メンバーが、5年たった今もまったく機能しておらず、ただ人数が増えただけという状態なのも気になります。番組に出演してなくても、テロップに名前が流れるだけでギャラが発生するので、経費削減が叫ばれる中、『めちゃイケ』はかなりの無駄遣いをしているわけです。局内でも期限切れがささやかれるのは当然ではないでしょうか」(お笑い関係者)
『めちゃイケ』といえば、総合演出の片岡飛鳥氏も有名だが、「彼が総指揮を取り、『めちゃイケ』班が担当した今年の『27時間テレビ』は平均視聴率10.4%で歴代ワースト3位。一度『めちゃイケ』を離れて戻ってきた片岡氏ですが、彼もまた“期限切れ”なのでは」(同)
次に挙がった番組は、2000年から始まった今年15年目の『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)。「1ヶ月1万円節約生活」「無人島0円生活」など人気企画を抱えているものの、近年、節約情報番組などが増えたことにより、全盛期ほどの新鮮さはなくなっている。
「タレントが各地域の行列店に並び、人気商品を食べるという企画『行列のできる即日完売グルメ』も、どこかで見たことのあるグルメ情報番組のように見えます。局側がクレームを恐れてタレントに過酷な企画をさせづらくなったせいで、守りに入った企画が多くなってしまい、結果視聴者が離れているのでしょう」(バラエティ番組スタッフ)
そして、最後に挙げられたのが、07年から時間帯とタイトルを変更しながら続いているゲーム&クイズバラエティ『ペケポンプラス』(フジテレビ系)。くりぃむしちゅー、タカアンドトシ、柳原可奈子が出演する人気番組で、川柳の下句を推理するクイズ「ペケポン川柳シリーズ」、料理の金額を予想する「金額別ターンテーブル」などが好評を博した。
「ただ、さすがに『ペケポン川柳シリーズ』を8年続けては、視聴者も飽きてくる。リニューアルして新たな企画も出てきていますが、そこまで視聴率にはつながっていません。『Qさま!!』(テレビ朝日系)のような本格的なクイズ番組の影響で視聴者の目がこえたのか、バラエティ色の強いクイズ番組はもう『中途半端』とみなされているのかも」(テレビ局関係者)
では、人気バラエティ番組が、失速するきっかけというのはあるのだろうか?
「大人気企画が生まれたとしても、番組制作側がそれに頼りきりになってしまうと危険ですね。また、他局の高視聴率番組に似せた企画で、安定した数字を狙いにいくというのもよくありません。あとは、10年以上放送しているどの番組にもいえますが、視聴者の世代交代を見抜けないと厳しい。ひと世代前の10~20代の視聴者には面白さが伝わっていたとしても、今の10~20代には伝わらないということはあると思います」(同)
守りに入らず、番組独自のオリジナリティを出して新しい企画に挑戦し続けることが、人気を維持する秘訣のようだが、なかなか簡単にできることではないのも事実。これら3番組に今後、起死回生のヒット企画は生まれるのだろうか?
プロフィギュアスケーターの安藤美姫(27)が、各局のテレビ番組に姿を見せている。10月末~11月前半にかけては、『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)『火曜サプライズ』(同)など、テレビバラエティへの出演がいくつか続いた。
特に、11月10日放送の『火曜サプライズ』での彼女の発言が、注目を集めている。プライベートでも友人であり、気心の知れたウエンツ瑛士(30)とともに浅草を巡る企画だったためか、安心して本音を話したのだろうか。ウエンツから近況を聞かれ、「日本に帰国してから休日がない」ほどの忙しさであると話した安藤は、さらにウエンツから「日本は居心地良くない? ヤダ?」と突っ込んだ質問をされ、「今は全然いい、前よりは。前はアウェーだったからな」と冷静かつ客観的なコメントをした。「好きな人は好きって言ってくれますけど、やっぱり好感度は平均的に低い」と、自らを分析していた。インターネット上での誹謗中傷は当然、本人も目にしてきたのだろう。
またウエンツは、公認の恋人であるフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデス(24)との関係にも遠慮せず切り込む。安藤の2歳半になる娘がハビエルを認識しているかどうかについては、「認識している。他の人とは違って、ちゃんと帰ってくる人と思っているみたい」とのことで、交際は継続中のようだ。もっとも、先日ハビエルが中国杯で優勝した際、安藤はInstagramで日本語、英語、スペイン語の3カ国語で祝福メッセージを投稿し、「私の愛する人、愛しています」と記しており、破局の兆しなどは全く見えない。
だが、いつどんな変化があってもおかしくないのが恋愛関係。安藤自身それを承知しているからか、あるいは何か不安を抱えているのかもしれないが、ウエンツに「別れないことを願う。まだ(ハビエルは)若いので、いろんな人との出会いもあるし、彼自身もまだ現役だから。いろんな人と出会うのはいいことだけど、そのぶんね」「別れないと願ってて下さい」と、心境を明かした。良きパートナーとして関係を続けていければ良いが、毎日同じ家に帰るような生活を送るわけではなく、互いの体が遠くにあれば不安も芽生えるのが普通だろう。そんな気持ちを吹き飛ばすかのごとく、安藤は日本で仕事に打ち込んでいる。
トークショーやアイスショー、ラジオ出演など様々な仕事をこなしている安藤だが、同じく10日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にもアスリート女性枠でゲスト出演し、ハリセンボン近藤春菜から「貪欲だな!」と驚かれるほど、“大きな口”をネタにしたトークやギャグを披露し、『進撃の巨人』のモノマネまでしていた。ネット上ではアンチがやたら多い安藤であるが、これには視聴者も「意外と面白い」「勘違いで高飛車な女だと思ってたけど、やるね」と好感のコメントを残している。素の安藤美姫を見せていくほどに、塗りつけられた悪いイメージを削ぎ落としていくことができるかもしれない。
<p>今月8日、NMB48の渡辺美優紀が自身のTwitterに「NGTの美少女とロケ」というコメントと共に、NGT48の加藤美南の横顔写真を投稿した。だが、加藤が無表情であるのと、美肌アプリで加工しているのか、肌が人形のような質感に見えることから、「あんまり盛りすぎると、実物見た時、ガッカリされるぞ」「最近のは精巧にできているから、一瞬、ダッチワイフかと思った」などというコメントが、ネット上では飛び交っている。</p>
SMAP・香取慎吾が、来年1月からスタートする連続ドラマ『家族ノカタチ(仮)』(TBS系)で主演を務めることが明らかになった。後輩の山下智久と共演した『MONSTERS』以来、3年ぶりのTBSドラマ主演となるが、近年は主演作が“大コケ”続きの香取だけに、早くもネット上では「視聴率は1ケタコースだろう」と、予想されている。
今作は日曜午後9時の放送で、香取は39歳の“独身こじらせサラリーマン”を、またヒロイン・上野樹里はバツイチの“独身こじらせ女子”を演じる。香取の父親役には西田敏行、上野の母親役で風吹ジュンが出演し、家族のドタバタが詰まったホームドラマになるという。
香取といえば2002年放送の『人にやさしく』、06年放送の『西遊記』(ともにフジテレビ系)などは20%前後の視聴率を記録するなどヒット作に恵まれていたものの、近年は成績不振に陥っている。三谷幸喜が脚本・監督を務め、10月24日に公開された香取の主演映画『ギャラクシー街道』は、内容に対して「最低最悪な映画」と酷評が続出。興行通信社が発表した観客動員数ランキングでは2週連続で1位を獲得していたものの、3週目には6位に転落している。
「香取は昨年4月期の主演作『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)が全話平均7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だった上に、TBSでは前作『MONSTERS』も平均11.9%とイマイチ。同作は放送開始前に第1話の収録テープが一部紛失し、撮り直しを行ったという不運もありました。さらに今作の放送枠は現在、阿部寛主演の『下町ロケット』が、第3話で18.6%を記録するなど好調な日曜劇場。『下町ロケット』は『半沢直樹』が大ヒットした作家・池井戸潤氏の作品で、最終話まで高数字をキープするとみられており、次枠のスタッフ・キャストもプレッシャーを感じることでしょう。13年には同じくSMAP・木村拓哉の『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』も『半沢直樹』の次クールという重圧がのしかかりました」(芸能ライター)
『安堂ロイド』は、木村には珍しく視聴率が落ち込み、平均12.8%で終了。『半沢』との落差もあり、数字の悪さが目立ってしまった。今回も『下町ロケット』と1月期の香取のドラマでは作風が異なるだけに、視聴者離れの可能性も高いだろう。そして、そんな不安はSMAPファンの間にも広がっているようだ。
「香取は元日放送の『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2014⇒2015』で『今年はTBSでドラマやりたい』と発言。ドラマは来年1月とはいえ、早々に実現したことでファンから喜びの声が聞こえる一方、『下町ロケットの後だよね……また比べられる』『下町ロケットの後か。数字は気にしないけど、いろいろ書かれるのはヤダな』などと心配の声が出ています」(ジャニーズに詳しい記者)
主演ドラマや最新主演作『ギャラクシー街道』など俳優業が不調の香取だが、今作でマイナスイメージから脱却できるだろうか?
板野友美が11日、自身のインスタグラムに『おでこ広い』というハッシュタグが付いた、髪の毛をアップした画像を投稿。おでこが広いだけでなく、髪の生え際がM字になっていることから、「実写版ベジータだな」「ストレスで禿げたか?」など、ネット上では揶揄する声が上がっている。板野といえば以前から、おでこの広いタイプではあったが、今回の画像を見る限り、生え際の後退が進んでいるようにも見え、ちょっとした騒ぎになっている。
AKB48在籍時には選抜メンバー常連でトップクラスの人気を誇った板野だが、2013年に卒業してからは、目に見えて失速。154cmの低身長ながらモデル業に進出し、AKB48時代には“オシャレ番長”と若年女性からの支持も高かったが、今ではすっかりファッション界での存在感が消えた。
「ファン以外からは“ちんちくりん体型”と馬鹿にされ、『モデル気取りしないで欲しい』と目の敵にされる始末。トップアーティスト(歌手)を目指して卒業したのに、CDの売れ行きはさっぱりのまま卒業から2年が経過しました。女優としてホラー映画の主演抜擢はありましたが、演技は決して得意ではないし……そういったストレスやプレッシャーが生え際後退の原因となっているかもしれません」(音楽関係者)
AKB48在籍時からソロ歌手の活動も同時に行ってきた板野だが、卒業後のCDの売れ行きには、人気の凋落ぶりがはっきりと表れてしまっているようだ。
「2011年のソロデビューシングル『Dear J』(KING RECORDS)は初週で16.3万枚を売り上げ、初登場2位を記録。女性ソロ歌手のシングルが発売初週で15万枚を超えたのは、07年の宇多田ヒカルの『Flavor Of Life』(東芝EMI)以来となる4年1カ月ぶりだったことなどもあり、大きな話題となりました。しかし、その後は次第に売り上げも減少傾向になり、AKB48を卒業してからは一気にガタ落ち状態。今年7月にリリースした7thシングル『Gimme Gimme Luv』(キングレコード)の初週売り上げは1万4803枚と、デビューシングルの10分の1以下に。このままでは歌手業を継続していくこともいずれ困難になっていくかもしれません」(同)
豊胸や整形疑惑が絶えず、フリーザばりに何度もルックスの変化があった板野だが、もはや生半可な変身では、かつての人気を取り戻すことは困難なようだ。
<p>星野源と二階堂ふみの熱愛が話題になった。星野は34歳、二階堂は21歳であり、13歳という年齢差もさることながら、なれそめが園子温監督による映画『地獄でなぜ悪い』というエピソードも象徴的だ。星野と二階堂のようなサブカル系カップルはこれまでも多く誕生してきた。</p>
報道カメラマン横田徹さんの著書『戦場中毒 撮りに行かずにいられない』(文藝春秋)が発売された。横田さんといえば、過激派組織「イスラム国」への取材経験を持ち、今年1月湯川遥菜さんと後藤健二さんの殺害予告を受けた時には、ニュースなどで、解説者としても登場していた人物だ。本書は写真集ではなく、アフガニスタン、カンボジア、そして、イスラム国など、横田さんが訪れた数々の戦地での壮絶な経験をまとめた体験記であり、自分の人生を振り返った集大成でもある。
今年9月には国会で安全保障関連法案が成立。戦争の足音が確実に近づいている今、日本はどう戦争と関わっていくのか? 自衛隊がイスラム国へ行く可能性はあるのか? リアルな戦地の最前線を知る横田さんに、日本と戦争の今後を伺った。
――イスラム国についてお聞きしたいのですが、一体どうやって入ることができたのですか? 本にも詳しく書いてありますが、経緯を教えてください。
横田徹さん(以下、横田) 最初は、2013年にアメリカがシリアのアサド政府軍に対して空爆することをニュースで知り、行ってみたら、その時にISIS(イスラム国)という組織がちょうど出てきたので、注目はしていました。それで、彼らに取材を試みたんですが、あやうく人質として売られそうになり、逃げて帰ってきたんです。
帰国後、トークショーで仲良くなったイスラム法学者の中田考先生が、ISISを何度か訪れていたことを知り、14年3月にもシリアへ行くとお話しされていたので、「一緒に行っていいですかね?」と気軽な感じで聞いたら、「いいですよ」と言ってくださって。イスラムの世界ではイスラム法学者はとても尊敬される存在だし、以前、中田先生が撮った写真も見せてもらい、この人と一緒なら大丈夫だろうと思ったんです。それですぐに出発が決まった。ISIS側から許可証を発行してもらい、彼らのエスコートでお客さん扱いにしてもらい、取材することができました。
ただ、当時はあまりにも日本でISISの存在が知られていなかったから、帰国後は、出版社に持ち込んでも、ちっとも写真が売れなかった。テレビ局に持っていっても、「もうシリアはねぇ……」という感じで、相手にされなかったんです。それでも、テレビ局の中で興味ある人がいて、何度もプッシュしてくれて、なんとか一度オンエアはしてもらえたんですが、それだけで終わりました。その後ですよね、ISISがイスラム国と名前を変えて、湯川遥菜さん拘束事件が起き、そのたびにイスラム国、イスラム国と騒がれたのは。今年1月、後藤健二さんも拘束され、日本中が大騒ぎになるんですけれど、まさかこんなことになるとは思っていませんでした。
――イスラム国は、どんな場所でしたか?
横田 私が取材した14年と今では結構状況が変わっているとは思うんですが、イスラム国が首都とするラッカの治安はシリアの他の街に比べて良いと感じました。住民の話ではISISが統治する前は、子供たちが家の前で遊んでいたら、連れ去られたり、街中の銃撃戦に巻き込まれたり……ということがあったけれど、イスラム国が来てからはそういう危険がないと、住民は言っていました。イスラム法による厳しい統治、恐怖心を植えつけて抑えつけている分、秩序が保たれていると思います。
メディアが報道しないのは、彼らが意外にも巧みに「国家」を運営しているという現実。今やロシアも敵にして、アメリカも敵にして、周りは全部敵だらけです。それでも、国だと主張して、いまだに頑張っていられる彼らの強さ。そこに住んでいる人たちは、彼らのやっていることに共感している人も少なくない。海外へ逃げる余裕がないということもありますが、アサド政権よりもイスラム国の方がマシと思って、住み続けている住民も多いと思います。外国人戦闘員の流入も減っていません。
イスラム国では、イスラム法に反した者は容赦なく取り締まります。現在は誰もイスラム国内部の取材ができていない状況なので、謎が多いです
――イスラム国の目的は何なのですか?
横田 西洋の民主主義とか、人間が作った法律で国を治めるのではなく、イスラム法で国を統治するのが彼らの目的です。原因は、西洋人が石油を手に入れるために国境線を引き、彼らの土地を分断したことにあるのです。だからそれを元に戻したい。イギリス、フランスが勝手に国境を引いて、アメリカは戦争を起こして莫大な利益を生み出している。オイルマネーは王族だけが得て、彼らは外国で別荘を建て、豪遊して好き放題やっている。
彼らが言うには、資源は王族など一部が独占するべきものではなく、平等に分配するべきもの。資源はそこに住む人のものなんだという主張です。それは最初から宣言しており、意外とまともな主張です。
――イスラム国とアメリカとの戦いは、今後どうなると思いますか?
横田 アメリカ軍は、現状、特殊部隊による要人暗殺など限定した作戦と、空爆を行うだけで、一向に終わりが見えない戦いをしている。大規模な地上軍を投入するしか解決できないと思う。しかしそれは相当数の犠牲者が出て、戦費もかさみ、アメリカ国民からの支持も得られないから無理でしょう。
アメリカ軍はイラクとアフガンで長年戦った結果、疲弊どころか悪化している状況で、シリアとイラクへ兵士を送ることは簡単ではありません。イスラム国の兵士は長年の戦闘経験で、どうすればアメリカを苦しめられるかわかっているんです。自爆攻撃も厭わず、神のために死ぬのが喜びみたいな人たちと、家族のために早く帰りたいという派兵期間が決まっている人たちの戦いでは、戦う前から勝敗が決まっている。
――海外旅行先でのテロに備え、気をつけるべきことはありますか?
横田 昔と違い、この国は絶対に安全だということは断言できなくなりました。最近もバンコクで爆弾テロがありましたが、テロに巻き込まれるのは運です。避けようがないですから。けれど、もしも起きたら、興味本位で現場には近づかない。2発目があることを考えてください。わーっと人が集まった時に、そこにもう一度仕掛けることがありますから。それから、デモなどで人が集まっている場所には近づかないほうがいいですね。
――日本の自衛隊が、中東やアフリカに派遣され、戦闘に巻き込まれる可能性はあると思いますか?
横田 十分にありますよ。最近、危機感を持つ自衛官から、よく相談を受けます。イスラム国の兵士たちはどういう武器を使うのか、どういう戦術を取ってくるのかとか。自衛隊では実際に起きるかもしれない状況を想定した訓練をしていないので、不安だと思います。
今後、自衛官が戦闘地区に派兵された場合、さまざまな困難に直面するでしょう。イスラム国の場合であれば、襲ってくるのは、正規軍ではない民兵のような人たちです。トヨタのピックアップトラックに乗って、予期せぬ場所で襲ってきます。時には爆弾を満載した車で突っ込んでくる。危ないと思ったら、どんなことをしても阻止しなければならない。でも、そういう訓練は一切していないと思います。それから、男性だけでなく、女性自衛官も行くことになると思います。イスラム圏では男性が女性に触れることは厳禁です。だから、ボディチェックなどをするため、女性が必要なんです。
私は自衛隊、特に陸上自衛隊を戦地へ派遣しない方がいいと思います。戦地へ行って、まともな精神で帰ってくる人はいないですからね。そして戦闘に巻き込まれて敵を殺したり仲間が死傷したら、精神に大きな影響を受けます。身体的な負傷だったら治療方法はありますが、精神が病んだら治療が難しいです。そのような戦地におけるPTSD(心的外傷後ストレス障害)ケアの体制が整っていないのに、戦地に派兵するのは危険です。
――この本を通じて伝えたかったことは何でしょうか?
横田 この本は、戦争の体験記という面がある一方で、かつての自分のようにやりたいことがわからなくて、悶々と悩んでいる人たちに、死ぬ気でやれば、なんとかうまくいく。戦場に限らず、やりたいことがあれば、ちょっとムチャでもやってみろ、というメッセージも含まれています。
カメラに出会う前は、やりたいことがわからなくて、いろんなことをやってみてはすぐ飽きてということを繰り返してきました。それでも、24歳の時、初めてカメラというものをいじって、面白いなと思い、これで食べられたらと思ったんですよね。それで、いいものを撮れば、お金になるみたいなことを聞いて、手っ取り早かったのが、フリーの報道カメラマン。若くて経験のない奴でも、カメラを持って人が行きたくない場所に行き、いい写真を撮れば、現地で写真を売ることができる。そういうことが可能だと思っていたんです。だから、本の中では「この写真でいくら稼いだ」ということも全部書いています。
今、若い人たちは、就職や、経済面で余裕がなくて大変だと思うんです。でも、僕みたいな落ちこぼれでも、死ぬ気で頑張れば達成できる。厳しい社会を生き残ってほしいです!
(上浦未来)
横田徹(よこた・とおる)
1971年、茨城県生まれ。報道写真家。97年のカンボジア内戦からフリーの写真家として活動を始める。その後、コソボ、パレスチナ、イラク、アフガニスタン、ソマリア、リビア、シリアなど世界の紛争地においてスチール撮影、ドキュメンタリー番組制作を行っている。写真集に『REBORN AFGHANISTAN』(樹花舎)、共著に『SHOOT ON SIGHT 最前線の報道カメラマン』(辰巳出版)など。2010年、世界の平和・安全保障に期す研究業績を表彰する第6回中曽根康弘賞・奨励賞を受賞。
10月下旬、現役アイドルだった高部あい(27)がコカインを所持していたとして、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で警視庁に逮捕されていたことが明るみになり、芸能界を騒然とさせた。高部は今クールのドラマ『サムライせんせい』(テレビ朝日系)に出演しており、逮捕によって彼女の出演シーンがカットされる事態に。所属事務所の大先輩である米倉涼子主演の新春時代劇(すでにクランクアップ)にも高部が出演していたため、制作側は編集に追われているという。
また高部が逮捕前日にグラビアアイドルの森下悠里(30)主催で50名ほどのタレントが集ったハロウィンパーティーに参加していたことが判明し、高部の友人と見られる複数の女性タレントが麻薬使用について疑いの目を向けられるなど、芸能界全体を巻き込んだ大きな騒ぎとなっていた。
しかし最新号の「週刊文春」(文藝春秋)によると、「高部が落ちていったのは、ある人物と知り合ったことがきっかけ」として、あの元アイドルの名前がはっきり挙げられている。その人物とは、元モーニング娘。の加護亜依(27)。高部と加護は2010年ごろに知り合い、それから高部は身なりが派手になり、夜の街での人脈も増えていったとのこと。高部はアイドルとしてはさほど知名度はなかったものの、実生活は派手で複数のパトロンがいたそうだが、すべては加護との縁がきっかけだという。
高部と知り合った後の加護は、2011年に当時交際中であった元夫が恐喝の疑いで逮捕され、直後に自殺未遂を図っている。元夫の逮捕時には加護も参考人として事情を聞かれ、尿検査も受けたものの薬物反応などは出なかった。しかし、彼女の携帯電話には「この間は分量、間違えちゃった」「また、一緒にぶっとぼうね」などと薬物の使用を疑わせるメールが残されており、その送り先が高部であったという。加護と高部のメールのやりとりだけでは彼女らが薬物使用をしていたとは言い切れないし、今回高部が逮捕されたことと加護は関係がないのかもしれない。それでも、再起を図りバラエティ番組などの出演本数を増やしているこのタイミングで高部との親交が明るみになることは、加護にとってはマイナスだろう。
ただ、「加護のイメージがこれ以上、下に落ちることはない。ほぼ落ちるところまで落ちたから、後は上がるだけ」と話すのは、テレビ局関係者。
「どう足掻いてもこの先、モー娘。時代と同等の活躍ができる見込みはありません。CM仕事が入ることは決してないでしょう。本人もそれくらいわかっているはず。だからこそ、暴露キャラで売り始めている。先月『ヨソで言わんとい亭』(テレビ東京系)に出演した際に『15歳の時に2つ年上のアイドルと交際していた』と明かしたり、AV出演オファーが来たときの提示ギャラを告白したり、完全に汚れキャラ。ただ、彼女本人が事件を起こしたり逮捕につながるような何かがあれば、酒井法子のようにテレビにすら出られなくなりますが……」(同)
今月2日には離婚騒動で活動休止状態となっていたアイドルユニット「Girls Beat!!」の再始動を発表したが、「Girls Beat!!」の公式HPによると、11月に出演予定のライブは全て「加護亜依は出演いたしません」との注意書きがあり、加護が出演するのは12月の台湾でのライブのみ。決して芸能活動が軌道に乗っている状態ではないし、元々加護には不安定なイメージもある。これまで様々なスキャンダルを経験し、それでも芸能界で生きることをやめない加護は、ある意味では図太い精神力の持ち主であると言え、過去の薬物使用疑惑とつながる交友関係が明らかになったところで痛くも痒くもないのかもしれない。
「文春」によれば、高部は現在妊娠しており、子供の父親は逮捕直前まで交際していた上場企業の御曹司で有名私大出身のイケメン・X氏ではないかと言われているという。X氏は高部に薬物を与えていた人物とされ、現在は海外にいるが、逮捕は時間の問題だという話も。高部のコカイン事件はまだ収束まで少し時間がかかりそうだ。
(シュガー乙子)
【不思議サイトトカナより】
画像は、Thinkstockより愛情を注ぐべき立場にある母親が、自らの幸せのために子どもを傷付ける――。性奴隷となるべくして生まれた少女の数十年に及ぶ苦しみと告発を、海外大手メディア「Herald Sun」が報じている。
続きは【トカナ】で読む
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