「14ウーマン」の記事一覧(75 / 127ページ)

藤森慎吾、マスコミから逃亡!? 田中みな実との破局で「バーニングの報復恐れてる」

 元TBSアナウンサーの田中みな実と破局していたことがわかったオリエンタルラジオの藤森慎吾。10月29日発売の「女性セブン」(小学館)にスクープされる直前、出演したイベントでは、報道陣の前から“逃亡”する一幕があったという。

「藤森は山本美月とともに、10月21日のスマホ向け日本語文字入力&顔文字キーボードアプリ『Simeji』テレビCM発表会に登場しました。“恋愛マスター”という触れ込みで現れた藤森でしたが、チャラ男が嫌いという山本に向かってチャラい発言を連発して、ドン引きさせていました。ただ、久々のチャラ男キャラに不安があったのか、発言するたびにチラチラと報道陣の方を見て、乾いた笑いが起こると、『なんなんですか……』と弱々しくつぶやくなど、微妙な空気を醸しだしていました」(ワイドショースタッフ)

 さらに事前のマスコミへの呼びかけでは、囲み取材があるとアナウンスされていたというが、登壇したのは山本だけで藤森は姿を見せなかった。

「確かに誰が囲み取材に応じるとは説明されていませんでしたが、この違和感のある雰囲気に記者たちは『田中アナとのことで聞かれたくないことでもあるから逃げたんじゃ』と、冗談半分に笑い合ってました。その後、本当に破局報道があったので、驚きましたね」(同)

 さらに10月31日に都内で行われたオリエンタルラジオの単独ライブ『ORIENTALRADIO SPECIAL LIVE』では、ステージでこそ破局に言及したものの、終了後には押し寄せた報道陣を尻目に、またしても「バックレをかましました」(スポーツ紙記者)という。

「スポーツ紙やワイドショーなど、10社ほどの媒体が出待ちをしていましたが、藤森は裏口から出てしまったようで、取材には一切応じるつもりはなかったようです」(同)

 破局報道が出てからというもの、観客の前やテレビではネタにしている藤森。しかし、田中について記者の取材に応じることに関しては、相当ナーバスになっているようだ。

「藤森が報道陣を避ける理由は、田中アナが“芸能界のドン”の周防郁雄社長率いるバーニングプロダクション系列の事務所に所属しているからかもしれません。うかつなコメントをすれば、藤原紀香と離婚した先輩・陣内智則のように、芸能活動にも支障が出る可能性さえありますからね。むしろ藤森側が、報復を恐れて破局をタブー視しているのでは」(同)

 芸人にとってオイシイとされる破局ネタだが、藤森の口から報道陣に向かって、経緯が語られる日は来るのだろうか?

新川優愛、整形疑惑に応えたCM? “ポスト・菜々緒”かゴリ押し女優か

 先月26日から公開されている、医療用テープ粘着剤を使用した超強力な二重整形テープ『ディーアップ ワンダーアイリッドテープ』のWebCMに、先月3日から『王様のブランチ』(TBS系)で新MCを務める新川優愛(21)が出演し、話題となっている。

「鈴木おさむが演出を担当しており、化粧済の新川を挟むようにして並んだすっぴん女性4人が、『ディーアップ ワンダーアイリッドテープ』を使用し、新川も戸惑うくらいのぱっちり二重の美女に変身する、といった内容になっています。このCMのミソは、整形疑惑、とりわけ“目をいじっている”という疑惑がネット上で飛び交っている新川を起用したところにあります。たとえ整形でなくても、メイクだけで全く顔の印象が変わるということを、このCMに出演しているすっぴん女性たちが証明していますから。もっと話題性を狙うなら、新川もすっぴんを晒せば良かったんじゃないかと思いますが……それは出来なかったのでしょうか」(芸能関係者)

 新川は子役出身だが、身長166cmで股下80cm以上、さらに小顔という完璧なスタイルを活かして雑誌モデルとして活動。夏クールは月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系)と『リスクの神様』(同)にかけもち出演し、現在は『青春探偵ハルヤ』(日本テレビ系)で初めて連続ドラマのヒロインに抜擢された。あまりに順調な仕事ぶりで、業界内では整形のみならず「ゴリ押し疑惑」も根強い。

「新川は同じく股下80cm以上の美脚を誇る菜々緒と、どこか顔立ちが似ていることや、菜々緒のように女優としても活躍していることから、“ポスト・菜々緒”のポジションを狙っていくようですね。変なおじさんメイクをやり遂げた菜々緒ほどのバラエティ対応力は期待できないでしょうが」(同)

 まだまだ一般的には認知度が高いと言えない新川だが、“ゴリ押し”と揶揄されない実力を養い、菜々緒の立ち位置に追いつくことはできるだろうか。

東京、幽霊出る街、怖い街ベスト5 オカルト研究家が選出!

【不思議サイトトカナより】

 どうも、怪談・オカルトを研究している吉田悠軌です。

 そろそろ冬の足音も聞こえてきた今日このごろ。しかし皆さん、怪談や肝試しというのは夏だけの風物詩と思ってはいませんか? しかしオカルトに旬の時季などありません。たとえ木枯らし吹きすさぶ中でも霊的スポットに出向くべきなのです。

「夏どころか、そもそも学生じゃないんだから、今さら心霊スポットに肝試しなんか行かないよ……」

 そんな苦笑を浮かべる大人の方々もいるかもしれません。確かに、肝試しというと少し子供っぽい印象もあります。また私有地への不法侵入、騒音やゴミ捨てなど近隣への迷惑行為をする奴らのせいで、悪印象を抱く人が多いのも事実。しかし本来の肝試しとは、ただのバカ騒ぎではありません。異界を覗き、また現実世界に帰ってくるトリップ体験。その土地の記憶、隠された歴史を肌で感じる知的冒険でもあるのです。

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でんぱ組.inc「最上もが」ネトゲ廃人・引きこもりから奇跡の成り上がりで「アイドル界の矢沢永吉」

 先月27日、アイドルグループ『でんぱ組.inc』の最上もがが、単独トークイベント「もが単TALK WARS episode7」に登場した際のハロウィーン仕様の“黒天使”「コスプレ姿を自身のTwitterに投稿。最上といえば金髪ショートヘアがトレードマークなだけに、珍しい黒髪ロングヘアを見たファンからは「新鮮! 黒髪でもカワイイ!」「もがの新たな一面が見れて嬉しい!」など、称賛の声が上がっているようだ。

「パッと見では誰か分からないほどのイメチェンで、最上の新たなファンが増えたのではないでしょうか。所属する『でんぱ組.inc』ではトップクラスの人気を誇る最上ですが、芸能界でも最上ファンを公言している人は多く、俳優の山田孝之は特に最上が大好きですね。山田の“非公式”Twitterアカウントでは、猫耳を付けた白いビキニ姿の最上のグラビア画像に対して『ぎゃああああ!!!ぐっ!ぎゃあああああ!!』と発狂コメントを投稿したことがあります。今回の“黒髪天使”コスプレについてはまだコメントをしていないですが、興奮していることは間違いない」(芸能関係者)

 現在の活躍ぶりを見る限り想像できないが、アイドルになる前は8年もの間引きこもりであったことでも知られている最上。小学生の頃から引きこもりだったようで、自称『笑えないレベルのネトゲ廃人』。でんぱ組.incのプロデューサーにスカウトされた際も、『(アイドルは)生まれた時から恵まれた環境で育った恵まれた人間がなるべき職業』という消極的な考えから、断るつもりだったという。

「ただ、プロデューサーの『でんぱ組は全員ヲタクだから大丈夫』という一言で加入を決意。“金髪の新人”は、かつてモーニング娘。に後藤真希が加入した時と同じようなインパクトを生み、でんぱ組.incは一気に知名度を上げました。さっぱりした顔立ちでスレンダーな肢体なのにEカップの巨乳を誇る最上に、すぐに男性ファンが出来たことはいうまでもありませんが、『女子特有のグループ行動が嫌になって引きこもりになった』という過去が公になると、同じ気持ちをもつ女性ファンが急増したようです」(同)

 ネトゲ廃人からトップクラスのアイドルにまで成り上がったことから、一部のファンからは“アイドル界の矢沢永吉”といわれる最上だが、その快進撃はまだまだ続いていきそうだ。

奇習! 封印された平安貴族たちの蛮行 ― “恍惚”の赤ん坊レイプ

【不思議サイトトカナより】

【日本奇習紀行シリーズ・番外】平安貴族たちの隠された悦楽

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※イメージ画像:『羅生門 デジタル完全版』角川映画

 かつて、小説家・芥川龍之介は、『今昔物語集』に残る逸話を基に、その著作である小説『羅生門』で、死体から髪を盗んで生業とする老女の姿を描いていた。だが、かつて、京の都が荒みに荒んでいた頃、死人の髪と同様に、常時では考えられぬ需要が生まれていた。それは、生後間もない嬰児の亡骸である。

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女医タレントが“医療報酬詐欺”!?  芸人や女優も関与した黒い金は「暴力団の資金源に」

 2日付の産経新聞に掲載された「医療報酬詐欺」報道により、芸能プロダクションやマスコミに緊張が走っているという。同記事では、暴力団や医療関係者による詐欺事件が伝えられており、近く関与者ら数十人が立件されるという。

 記事によると、この詐欺は医師と患者がグルになって、治療や医薬品処方が行われたと偽って診療報酬を水増し請求するというもの。計数億円以上が暴力団の資金源に流れているそうで、ヤミ患者として国民健康保険証を提示した者の中には、暴力団関係者だけでなくお笑い芸人の名前もあったという。

「この件は夏頃から『芸能人の逮捕者が出るかもしれない』と、マスコミの間で話題になっていたものです。とはいえ、有名ドコロのタレントがヤミ患者だったわけではなく、大手プロに所属する若手芸人や女優など、ハッキリ言ってしまえば“無名”の人物しか名前は挙がっていませんでした」(週刊誌記者)

 関与した人数が多いことから、捜査にだいぶ時間がかかっていたというが、どうやら今回の記事をきっかけに“一斉検挙”が開始されることとなりそうだ。

「まず初めに立件されるのは暴力団関係者ですが、警察はその後“第二陣”として、詐欺に深く加担していた医師やタレントらの立件も視野に入れています。その中には、一時期テレビに出演していた“有名女医”も含まれているようです」(同)

 その“有名女医”とは、出演したバラエティ番組でホスト通いを公言するなど、一時期ネット上で話題となっていた美人女医だという。

「この女医は、自身の患者ともトラブルを起こしており、夏頃から各マスコミに悪い意味で注視されていました。メディア関係者が情報を耳にしだした6月頃には、すでに芸能界を引退状態、自身のクリニックも閉院していましたが、近頃でも都内医院でアルバイト中という情報もあります」(スポーツ紙デスク)

 現在マスコミ各社は、この女医に対して取材を行っているものの、「あるテレビ局の直撃取材にまったく応じなかったようで、本人から情報を取ることは難しい状況。もはや捜査関係者も、彼女にベタ付きしていることでしょうしね。芸能人の患者に関しては、この女医が巻き込んだという話もあるのですが……」(同)という。

 大規模な集団詐欺事件として、逮捕者が出た後は連日メディアを騒がすこととなりそうだが、果たして芸能界にどこまでその波紋が及ぶのだろうか。

恋人でも淫行か? 中学副担任とのキス・胸揉みプリクラが流出…結成直後の乃木坂妹分「欅坂46」メンバー

 秋元康総合プロデュースの、新しい女性アイドルグループ「欅坂46」(けやきざかフォーティーシックス)が、今年8月に結成された。乃木坂46の妹分であり、「坂道シリーズ」第二弾のグループだという。乃木坂ばりの美少女揃いだとして、早くもアイドルファンから注目されている。

 10月4日からは冠バラエティもスタートしており、11月14・15日にダイバーシティ東京プラザのZepp DiverCityにて初のイベント「お見立て会」も開催予定だが、さっそくメンバーの1人(Hさん・17歳)が加入前の“男とツーショットのプリクラ”を同級生によってバラまかれ、問題視されている。始末が悪いのは、キスプリ、胸揉みプリが含まれているうえ、一緒にうつっている男性が、当時メンバーの通っていた中学の「副担任」教諭である、という情報つきで拡散していることだ。

 発端は、あるTwitterアカウントが例のプリクラをネット上に貼ったことだ。そのアカウントは自称・Hさんと中学の同級生で、プリクラでHさんとキスをしたり胸を揉んだりしている男性は同じ中学の教員だという。同アカウントはその教諭について「熱血系のウザさだった」「ぶん殴りたい」と記しており、Hさんを貶めるためというよりも、教諭に制裁を加えたい気持ちが強かったのかもしれない。

 アイドルファンの間ですぐにこの情報は広まり、彼女の通っていた東京都内の中学も特定された。ネット上では「淫行条例違反だな」「この教師は逮捕だろ」「加入前の恋愛はNGじゃないとしても、これはアウト」など批判的な意見が飛び交っている。確かに清潔感をウリにするアイドルとしては、この写真はイメージダウンに直結するレベルかもしれない。

 しかし、このプリクラだけでは「条例違反」とは言えないのではないか。というのも、「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の18条の6は、「何人も、青少年とみだらな性交又は性交類似行為を行つてはならない」としているが、キスや、洋服の上から胸を揉む行為は、「性交類似行為」にはあたらないからである。ちなみに、「性交類似行為」とは、参議院第145回国会質問における答弁で、「実質的に見て性交と同視し得る態様における性的な行為…例えば、これは異性間の性交とその態様を同じくする状況下における、あるいは性交を模して行われる手淫、口淫行為、同性愛行為などをいう」とされている。要するに、挿入行為を伴う性交でなくとも、指や口などによる性器の愛撫や、肛門性交があった場合はNGだが、生徒と教員がキスしていたとしても、本条例違反にはならないのである。

「ただ、このプリクラ以外に、性交や性交類似行為があったことを明示する写真や動画などがあれば、条例違反として男性が罰せられる可能性はあります。それは女生徒やその親が通報などしなくても、です。罰せられる場合は、2年以下の懲役または100万円以下の罰金ですね。仮に『真剣交際の恋人同士であり、“みだらな” 性交や性交類似行為ではない』と証明できる場合はまた違ってくるので、ケースバイケースではありますが……」(アヴァンセリーガルグループ山岸純弁護士)

 しかし、条例による罰則を受けないとしても、この男性が勤務先中学や教育委員会などで問題となることは必至。そしてアイドルとしての一歩を進み始めたばかりのHさんにとっても大きな打撃になってしまった。

(清水美早紀)

ドン引きの異常行動、激ヤセ、支配人不信…松井珠理奈SKE専任の背景

【不思議サイトトカナより】

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画像は、『でらSKE ~夜明け前の国盗り48番勝負 VOL.4』バップ

 SKE48の松井珠理奈が、ニッポン放送の『AKB48のオールナイトニッポン』に生出演し、AKBとの『兼任解除』を発表。SKEに専念することになった。表向きは、地元SKEへの愛情や、「いつかはAKBを越えたい」という強い思いが兼任解除の理由とされている。だが、珠理奈のSKE専任については、早くもグループ内で“不協和音”が聞かれるという。

「元々、秋元康総合プロデューサーに気に入られ、11歳でAKBのセンターに大抜擢された珠理奈は、仕事面でも待遇面でも特別扱いし続けられて、メンバーやスタッフからも白い目で見られていました。11月25日発売のSKEのシングルでも、表題曲を歌うニット『ラブ・クレッシェンド』のセンターを務めます。10月5日のSKE7周年記念公演でこれが発表されると、ファンの間でも、『折角若いメンバーを前に出すチャンスなのに、結局また珠理奈かよ』『もう“ゴリ推し”は勘弁してくれ』という声が聞こえました」(アイドルライター)

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大山のぶ代夫・砂川啓介、“投げやり発言”にマスコミ絶句! 認知症本会見が「シーンと静まった」

 国民的アニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)の初代ドラえもんの声で知られる声優・大山のぶ代の夫で、俳優の砂川啓介が26日、都内で著書『娘になった妻、のぶ代へ~大山のぶ代「認知症」介護日記~』(双葉社)の出版会見を行った。

5月のラジオ番組で、大山が3年ほど前から認知症を患っていることを告白したところ、同じように認知症患者を持つ人から「励まされた」という反響が多く届いたことで出版に踏み切ったという本作。徘徊、排泄といった介護の日常から、40年間のセックスレス、自身の浮気など、夫婦の関係まで赤裸々につづり、発売からわずか3日で10万部を超えるヒットになっているようだ。

 社会問題にもなっている老々介護、認知症がテーマのため、会見には一般紙をはじめNHKまで多くのマスコミが集まっていたが、砂川の“ウラの顔”が見え隠れする受け答えに、会場が静まり返る瞬間が何度もあったという。

「会見が始まり、砂川は第一声で、『こんなことになるとは自分でも思っていなかったので驚いています』と、好調な売れ行きについて触れました。彼の告白には『勇気をもらった』『考えさせられる』など好意的な意見も多いですが、一部では『セックスレスなど、夫婦の過去の性事情まで書く必要はあったのか』『知らずに書かれた大山がかわいそう』といった意見があった。砂川本人もそれを知っているのか、会見では『全部書かなければしょうがなかったでしょう、本なんだから』『本には全て書くものでしょう』と、どこか自己弁護にも聞こえる発言も多かったですね。そんな砂川に違和感を抱く記者が、『最初から書籍化をもくろんで認知症を告白したんじゃ』とまで陰で言っていました」(スポーツ紙記者)

 さらに砂川は会見中、投げやりな発言を繰り返し、報道陣を引かせていたようだ。

「著書で浮気を告白したことについては、『今はしていない。妻だけです。だってそう言うしかないでしょう』『認知症を公表してから妻が愛おしくなりました……と言うしかないですね』とどこかヤケクソで、マスコミは笑っていいところなのかどうかわかりかね、シーンと静まり返ってしまいました」(同)

 認知症を公表したことで「精神的に楽になれた」といい、「1人で抱え込まず、周囲に助けてもらうことが大事」と呼びかけていた砂川だが、報道陣には不信感を抱かせてしまったようだ。

ニットをフロシキに? 紗栄子と知花くららの「ワンアイテムを100通り着回す本」が謎だらけ

 「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイの代表取締役・前沢友作(39)との交際でワイドショーを賑わせている紗栄子(28)。18日に同熱愛報道を「日刊スポーツ」が報じた後、高頻度で更新される紗栄子のブログは7日間更新が止まっていた。その沈黙期間中の23日に、紗栄子が表紙を飾った『this is me!』(小学館)なるムック本が発売された。

 同書は、『ひとりのモデルがひとつのアイテムを100回着回す、業界初のワンコイン・ワンモデル・ワンアイテムマガジン』をコンセプトとしたファッション誌。実はこのムックは2週連続で創刊されており、16日には2006年のミス・ユニバース・ジャパン・知花くらら(33)が“ワンモデル”として登場している。

 知花版の“ワンアイテム”はUNIQLOの黒ニット(7,890円)。このニットを「100回着回す」とは、果たしてどんなコーディネートが出てくるのかと期待を込めてページを開いてみた。まずはデニム、ベスト、プリーツスカートなど、ベーシックな着回しを展開。しかし早くも9パターン目には、首の詰まったロングニット×ロングコートを着ており、ユニクロのニットが見当たらない。不思議に思いクレジットを見てみると「手に持ったニット」として紹介されていた。て、手に持ったニット!? 確かに同ページの知花はニットらしきもの手に持っているが、ニット部分は加工されているため、それがニットだということはクレジットを見るまではわからなかった。そもそもコートを着用してニットを手で持ち歩くとは、どんなシチュエーションなのだろう。バッグ……いや、フロシキ代わり?

 そして次のページは、知花の顔面どアップ。身につけているものはブレスレットしか見えない。クレジットによると、どうやら肩にかけているとのこと。10着目にして見えない上に着ていないとは……。「黒ニットがおもわず恋してしまった『4つの時計とは?』」という特集では、案の定黒ニットはほとんど写っておらず、時計と顔面がフォーカスされている。終いには「黒ニットにはコンバースのハイカットが似合う」とハイカットコンバースの物撮り、「黒ニットにはレイバンのサングラスが似合う」とサングラスの物撮り、「黒ニットにはターコイズ×シルバーが似合う」とネックレスとバングルの物撮り……。これらの物撮りが100通りの着回しのひとつとして紹介されている。

 「着回し」への疑問も然ることながら、コーディネートの他アイテムにも首をかしげてしまった。黒ニットとともに紹介されているアイテムはTODSのバック(860,000円)、Editionのコート(210,000円)、ムートントップス(142,000円)など、高額商品ばかりを使ったスタイリングが紹介されている。これらの商品を購入する人は、UNIQLOの黒ニットを着回す必要があるのだろうか。

 知花版で感じたこれらの不思議は、もちろん紗栄子版にも山ほど詰まっていた。紗栄子版の“ワンアイテム”はリーバイスのデニム(16,000円)。さすがに「デニムを手に持つ」というスタイリングはないものの、「デニムには昨日と今日、違う“顔”が似合う」とハットとキャップの物撮り、「デニムにはアンティークな雰囲気のイヤリングが似合う」とイヤリングの物撮り、「デニムにはローテクなスニーカーが似合う」とローカットコンバースの物撮り(とはいえ別ページでは、ハイカットコンバースを着用したコーディネートもあり)の【デニムが写っていない着回し】が掲載され、ブライトリングの時計(779,500円)、ロジェヴィヴィエのバッグ(313,000円)、シャッツィ・チェンのブラウス(118,000円)と安定の高額商品だらけ。

 紗栄子版の最大の特徴は、デニム×ブラジャーのみを着た4ページと下着類を紹介した2ページ。「着回し」と言われても、下着姿で出歩くわけにはいかない。ランジェリーブランド「ピーチ・ジョン」との広告契約上の都合かと思いきや、オペークやハンキーパンキーの商品も……。そもそもデニムに合わない下着なんて存在するのか?

 「7,890円のニットを100通り着回す」「16,000円のリーバイスのデニムを100通り着回す」「ワンコインのムック」というフレーズを全面に出した本は、もっと庶民的な層が手に取るのではないだろうか。早くも知花版のamazonレビューには「庶民にとっては何の参考にもなりません」との声が寄せられている。着回しアイテムと他アイテムの購買層の差異、「着回し」と謳いながらも、帽子や時計など付属品の物撮りページ。果たしてこのムックは、誰に対する何のためのムックなのか……。第三弾、第四弾と続き、その答えが解き明かされる日が来ることを期待したい。
(夏木バリ)

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