「Jリーグ」の記事一覧(7 / 9ページ)

ブラック企業並み!? “Jリーグ過密試合日程”の功罪とは――2015年のサッカー界を振り返る

<p> AFCアジアカップ2015で見事な戦いを見せたものの、ベスト8で姿を消すこととなったハビエル・アギーレ監督率いる日本代表。決して良い結果ではなかったが、選手交代などで才を見せたアギーレ監督に対するジャーナリストからの批判は少なく、今後への期待の声も上がっていた。そんな矢先の2月、日本サッカー協会(JFA)はアギーレ監督がスペインの裁判所に召喚されたことを受け、契約を解除。アギーレ監督はその後、6月にUAEのアル・ワフダFCの監督に就任している。</p>

チャンピオンシップ成功も、“建前主義”のJリーグ事務局とサポーターの溝は埋まらず……?

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明治安田生命Jリーグチャンピオンシップ公式サイトより

 サンフレッチェ広島の優勝で幕を閉じた今季のサッカーJ1リーグだが、その優勝を決定する「チャンピオンシップ方式」には、疑問の声が多数あった。それでも、決勝のサンフレッチェ広島×ガンバ大阪の第2戦の平均視聴率は10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。この数字だけを見れば成功のように思えるが、第1戦は7.6%、さらに準決勝となった浦和レッズ×ガンバ大阪戦は5.1%止まりだった。ある意味、“一発決戦”好きの日本国民性が表れているともいえる。

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Jリーグ・サガン鳥栖の新監督マガトの特訓が、まるで漫画! 恐怖の“マガトズブートキャンプ”とは?

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サガン鳥栖公式サイトより

 今月1日、J1サガン鳥栖が来季の新監督として、フェリックス・マガトと基本合意したことが明らかになった。マガトはバイエルン・ミュンヘンなど数々の強豪クラブを率いて、3度のドイツ王者に輝いた経歴を持ち、実現すればJリーグ史上トップレベルの大物監督といえるだろう。2015年度の監督最高年俸であるヴィッセル神戸ネルシーニョの1億5000万円に対し、鳥栖はマガトに年俸3億円を用意。その期待は大きい。しかし、そんなクラブの思惑と反して、肝心の選手たちからは悲観的な声が相次いでいるという。

「とにかく厳しいんですよ。1週でも試合が空けば、朝から晩までの三部練習が行われます。基本練習も筋トレが多く、走り込みも他クラブの倍以上。高校球児さながらの厳しさですよ。スイスの高地でキャンプをした時は、ランニングで失神する選手もいたぐらいです。精神力を鍛えるために、15km近く走った選手の眼の前でペットボトルの水を捨てたり、ヌーディストビーチで脇目も触れずに走らせたりと、もう漫画並みですよ。上り下りさせるために、わざわざクラブに階段を作らせたこともありました。さらに、厳しいのは練習だけでなく、チームワークを養うために朝食は全員で取るというルールを作ったり、感情を共有するために全員で映画館に行ったりと、生活のすべて管理しようとします。コーラを飲んで怒られて泣いた選手もいました。父親がアメリカの元軍人ということから、“マガトズブートキャンプ”と呼ばれて恐れられていますよ。これでチームが強くなればいいんですが、練習の疲れが残り、かえってチームが弱くなることも多々あるので、選手からしたら手放しでは喜べないですよね」(スポーツライター)

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元日本代表FW高原直泰の新クラブ沖縄SV立ち上げは、命に関わる? 沖縄との“最悪の相性”とは

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S.C.相模原公式サイトより

 今月1日、今季限りでJ3相模原を退団する元日本代表FW高原直泰(36)が、沖縄県うるま市に新チームを設立することを発表した。クラブ名は「沖縄SV」とし、SVは高原がドイツブンデスリーガで初めて所属したハンブルガーSVから取ったと見られる。サッカー後進県の沖縄とあって、かつてのスーパースター高原がクラブを立ち上げることに県民は歓迎の意を示しているものの、不安要素は尽きないという。

「沖縄は本土から離れているため、どうしても移動での疲労や、遠征費の面で大きな不利を背負うことになります。あのラモス瑠偉が選手兼テクニカルアドバイザーとして所属したかりゆしFCも、わずか10年で解散していますし、今現在J3で戦う琉球FCは、今季選手の大量退団が決まっており、今後はどうなるかわからない状態。高原の沖縄SVも、おそらくは九州リーグからの出発となり、向こう数年間は収益がほとんどないのにもかかわらず、本土への遠征費で大赤字は間違いないです。それなりの勝算があるから立ち上げるのでしょうが、正直いつまで持つかって感じで見てしまいますよね」(スポーツライター)

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予測視聴率15%→結果5.1%……Jリーグ「チャンピオンシップ」はなぜ、盛り上がらないのか

<p> 11月28日、2004年以来のチャンピオンシップとなる浦和レッズ×ガンバ大阪戦が行われた。Jリーグナンバーワンの人気を持つ浦和レッズと、Jリーグ最高年俸の遠藤保仁を擁するガンバ大阪の一戦ということもあり、超満員が期待されたが、入場者数は4万696人。満員(6万2,000人)どころか、ギリギリ4万人である。04年のチャンピオンシップ、横浜F・マリノス×浦和レッズ戦では、第1戦の視聴率が12%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2戦は15%だったということから、今回も高視聴率が期待されたが、結果は5.1%というありさまだった。</p>

「愛するクラブ以外はすべて敵」Jリーグ“コアサポーター”の行きすぎ応援に疑問符

<p> 2004年以来の開催となったJ1リーグチャンピオンシップ。準決勝の浦和レッズ×ガンバ大阪戦は白熱した好ゲームとなり、延長戦の末にガンバ大阪が勝利を手にした。そんな世界に出しても恥ずかしくないハイレベルなゲームの裏で、またも人種差別問題が勃発した。ガンバ大阪のブラジル人ストライカーのパトリックに対し、浦和レッズサポーターを名乗る人物がTwitterで「黒人死ねよ」とツイートしたのだ。</p>

Jリーグ史上最悪の地獄絵図!? 町田ゼルビアを襲った“考えられない悲劇”とは?

<p> 22日に行われたJ1セカンドステージ最終節、サンフレッチェ広島は佐藤寿人の歴代Jリーグ最多得点記録に並ぶゴールなどでステージ優勝と、年間勝ち点総合1位を決めた。翌日23日、ジュビロ磐田がロスタイムにMF小林祐希の劇的ゴールでJ1への自動昇格の2位に滑り込んだ。そして同日に行われたJ3最終節では、この両リーグを上回るドラマチックなラストが待っており、大いに最終節を盛り上げた。しかし、そのドラマの終焉の光景が、まるで“地獄絵図”だったと、サッカー関係者の間で話題となっている。</p>

元日本代表選手の不満爆発で広がる、チーム内の不協和音 セレッソ大阪J1昇格に黄色信号?

<p> J2リーグで三本の指に入る潤沢な資金力を持つセレッソ大阪のJ1昇格に、暗雲が立ち込めている。</p>

<p> 先日行われたJ2第40節では、格下のチームであるツエーゲン金沢に、まさかの0-3での完敗。現在、J1昇格プレーオフ圏内である4位につけているものの、ここ4試合、勝利がない状態だ。</p>

<p> いったい、セレッソ大阪に何が起きているのだろうか?</p>

小倉隆史新監督に早くも暗雲!? 名古屋グランパスにささやかれる“2つの呪い”とは

<p> 先月15日、サッカーJ1リーグの名古屋グランパスエイトが、今年6月からGM補佐を務めている小倉隆史氏を来季の監督にすると報じられた。</p>

<p> スポーツ番組などでバラエティ要員として活躍してきた小倉に、なぜ白羽の矢が立ったのだろうか? </p>

<p>「小倉さんは明るい性格で頭の回転が速いため、テレビ番組で重宝されてきました。ゆえに、タレント扱いされていますが、実は監督向きの人なんです」(サッカー関係者)</p>

<p> 実は、小倉は現役時代から、確立されたサッカー観を持っていた。</p>

「ゴトビ監督を切るべきではなかった!?」清水エスパルスJ2降格の“本当の戦犯”とは

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清水エスパルス公式サイトより

 今年5月、「“サッカー王国”崩壊危機! J1から「意識だけがビック」の静岡勢が消える!?」(参照記事)という記事を寄稿した。

 J1リーグ第13節を終えた段階での記事だったため、清水エスパルスを愛するサポーターからは、「まだファーストステージだからわからない」「嫌味な記事だ」と批判的な声を多く頂いた。だが、今月17日、清水エスパルスのJ2降格が決まってしまった。

 今なら冷静に振り返れると思うが、第13節の時点で勝ち点10しか獲得できていないのは非常に危険だった。とあるサッカーライターも「近年の結果からJ1リーグに残留する条件を考察すると、勝ち点43以上が必要。失点数が多いチームも危険」というが、清水エスパルスの失点数は、この時点で20台に突入していた。完全に、お尻に火が付いた状態だった。

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