「お金なんか要らない」ハズのさくら夫人、やしきたかじんの遺贈を返還要求はなぜ?

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(『たかじんnoばぁ~DVD-BOX THEガォー!LEGEND II』東宝)

 昨年1月に他界したやしきたかじん。死後には、たかじんと彼の三度目の結婚相手であるさくら夫人の純愛の日々を綴った百田尚樹氏によるノンフィクション『殉愛』(幻冬舎)が発売され、大きな話題になった。同時に、さくら夫人の過去やたかじんの遺産の行方などが取り沙汰されるようにもなり、さくら夫人と百田氏は反論を重ねてきたが、彼らの“疑惑とウソを徹底解明”した『百田尚樹「殉愛」の真実』(宝島社)が今年2月に発売されている。こうした騒動の中で、さくら夫人へのバッシングは過熱し、それが原因で彼女が心身ともに衰弱しているとの話まであった。

 4月にはたかじんの長女がさくら夫人に対して、法定相続人が遺産を受領した人物に法的に定められた最低限の割合額を請求できる「遺留分減殺請求」を行使する際に見解相違が生じたとして、訴訟を起こしている。たかじんの遺産をめぐる争いの中で、さくら夫人にはすっかり「銭ゲバ」のイメージがこびりついた。

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