「ももクロは場違いだろ!」と批判の声! “嵐絡み”でアンチ急増?

 先月29日に行われた『ボクシングフェス2015』にももいろクローバーZが登場。WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥の防衛戦の直前にパフォーマンスを披露したのだが、ボクシングファンからは「場違い!」「プロレスならまだしも、ボクシングに必要ない演出」など、批判の声が上がった。

「当日、ももクロが披露したのは、11年に発売された3rdシングル『Chai Maxx』(スターチャイルド)という曲なのですが、この曲の振り付けには、プロレスラーのアリスター・オーフレイムの膝蹴りや、武藤敬司のプロレスLOVEポーズが取り入れられており、プロレス会場で披露するならアリだと思うのですが、ボクシング会場では戸惑う人も少なくなかったようです。また、ボクシングそっちのけで、ももクロ目当てに駆け付けたモノノフたちのテンションの高さにも白い目が向けられていたようで、『俺たちは男同士の真剣な殴り合いを見に来たんだぞ』『中途半端にアイドルのコンサート会場みたいな雰囲気にしないで欲しい』など、批判の声が続出してしまいました」(芸能関係者)

 ももクロが敵に回したのはボクシングファンだけではない。昨年は嵐の一部ファンまでも憤慨させてしまったようだ。嵐ファンが憤慨しているのは、先月2日に放送された『2015 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で、嵐とももクロがコラボしたことが原因のようである。

「番組内で、それぞれのメンバーがペアダンスを踊ったのですが、これがマズかった。松本潤と高城れにが軽く手を触れ合うシーンなんかもあり、これには嵐・ももクロ両者のファンから『触れるな!』と嫉妬混じりの怒りの声が上がっていました。両グループとも売れっ子ですから、スケジュールが合わず、ほぼぶっつけ本番とのことでしたが、これに関してもそれぞれのファンから『密室で濃密な練習をしてたんじゃないの?』と邪推する声が上がり、番組内でももクロのパフォーマンス中、玉井詩織がステージから降りて嵐のいるテーブルに乱入した際には、『馴れ馴れしい!』『視聴率欲しいからって、嵐を利用しないで!』と、一部嵐ファンからは批判の声が上がったようです。この放送の批評を受けて、業界内では『男女の人気アイドルグループのコラボは避けた方がいい』と反省する声が少なからず上がっていたようです」(同)

 同番組でももクロがAKB48グループのメンバーらとコラボした“アイドル・コラボレーション・メドレー”にも、「これぞ夢のコラボ」「FNS歌謡祭ならではの贅沢な時間」など、アイドルファンから歓喜の声が出た一方で、持ち歌を1曲も歌わせてもらえないグループもあったことから「かわいそう」「不公平」と不満も上がっていた。アイドル戦国時代を生き残ったももクロだが、2016年は最年少の佐々木彩夏も20歳の誕生日を迎え、全員が成人する。いずれ「非・アイドル」路線に向かわざるを得ない日も訪れるだろう。なるべく敵は増やしたくないものである。

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