「女、恋愛、最高!」が信条の加藤ミリヤがハマっている“道ならぬ恋”からの略奪狙い?

 現在公開中のディズニー映画『モアナと伝説の海』の主題歌を歌う加藤ミリヤ(28)。2004年にデビューしてから「女子高生のカリスマ」と呼ばれ、主に同世代の女性たちから圧倒的な人気を誇ってきた。現在も、大人になったかつての女子高生たちを牽引し続けるカリスマシンガーとして活躍中だ。

 そのミリヤが、道ならぬ恋に溺れているという。4月11日発売の「FLASH」(光文社)が、ミリヤと恋人・Aさんが伊豆・修善寺にある老舗高級旅館でのお泊り愛をスクープした。あくまで芸能界の人間ではないということでAさんは仮名のままだが、30代後半の料理人で、都内に経営する飲食店はメディアにも何度か取り上げられたことがあるそうだ。顔にはモザイクをかけているものの全身がしっかり写った写真が2枚掲載されており、知っている人が見ればおそらくすぐにそれが誰だか気がついてしまいそうである。ただ、なぜ道ならぬ恋なのかというと、Aさんには内縁の妻がいるから。

 Aさんとミリヤがつきあい始めたのは2年前のこと。当時Aさんには妻子がおり、その時点でミリヤは不倫愛だったのだが、まもなく離婚。ここでAさんがミリヤと再婚したのならまぁよくある不倫略奪愛となるのだろうが、どうやら事態はもっと複雑なようだ。なんと現在Aさんは内縁の妻とその間に生まれた幼い子供2人と一緒に暮らしているのだという。これはいったいどういうこと? 筆者の頭の中はクエスチョンマークでいっぱいになった。

 つまり、こういうことだろうか。Aさんは妻子がいながらミリヤと交際を始めた。おそらくは現在の内縁の妻とも同時に交際をしていたのだろう。そして前妻にバレてしまったのはミリヤとの恋ではなく、内縁の妻との関係だったのではないだろうか? それによりAさんは前妻と離婚。もしかすると内縁の妻はその当時妊娠していたのかもしれない。Aさんはミリヤを選ぶわけにはいかず、そのまま内縁の妻と夫婦同然の暮らしを営み子供をふたりをもうけ現在にいたる。そして不倫二股をかけられていたあげく、現在の内縁の妻に負けた形のミリヤはそれでも変わらずAさんを愛し続けている……。と、あくまでこのストーリーは筆者の想像であり妄想である。ただ同誌記事にあることが事実であれば、少なくともミリヤは、一度もAさんの“本命”(何をもって本命とするかは色々だが、“結婚”をそうだとするならば)にはなっておらず、ずっと不倫相手のポジションにいる。

 ふたりの間に相当な修羅場があっただろうことは想像できるが、今年の初めにはふたりでAさんの故郷へと旅行、Aさんの実家にも訪れていたというからベッキーとゲス川谷もびっくりだ。もしかして不倫相手と連れだって堂々と実家を訪れるって、意外とポピュラーなことなのか? とうっかり勘違いしてしまいそうになってしまう。ミリヤとAさんはほかに京都やバンコクにふたりで旅行をし、ミリヤのコンサートでは関係者席にAさんの姿が。道ならぬ恋のわりには、まったく隠す素振りもなく堂々カップル然としているところが不思議である。今回の修善寺旅行でも、ミリヤはマスクなどで顔を隠すなどの変装をすることなく堂々としており、「FLASH」にはチェックイン時のたまらなく幸せそうな笑顔や、スマホを手に庭園前に佇む様子などを写真が掲載されている。

 ミリヤといえば不倫ソングの女王でもあった。叶わぬ恋に心乱され苦しむ女性の心を歌った曲に「SAYONARAベイベー」「WHY」「Aitai」などがある。あくまでも彼女自身の経験をそのまま曲にしているわけではなく、身の回りの女性たちからインスパイアを受けたものだというが、昨年12月にシングル『最高なしあわせ』をリリースした際のインタビュー記事では意味深な言葉も発していた。たとえばあるインタビューでは「自分が唯一翻弄されるものは恋愛」だとし、その上で「女、最高! 恋愛、最高!」と思っていると話している。不倫にどっぷり浸かっている女性の内心を描いたカップリング曲『愛の国』については「実際、私の周りにもそういう恋愛をししている人はいるから」「(曲作りの際には)友達の話を聞いたり、ネットサーフィンをしまくって自分なりに解釈して書いた」と自分ではなく友達の話を参考にした歌詞であると強調したうえで「その人と出会ったことは意味がある」「人生一度きりだと考えると、自分の愛を貫こうとすることは別に仕方のないことかなって」と、不倫愛に肯定的な見方を示す。最後にも「自分には経験がないことなんではっきりわからないんですけど」とあくまで<叶わぬ恋>の経験はないことを主張していたが……。「最後にわたしを選んで」「誰かの夢 大事なもの 壊しても未来願う」と現妻との離婚からのハッピーエンドを望む同曲の歌詞が、今となってはどうしても彼女の現状とリンクしてしまう。

 ミリヤの芸能界の立ち位置からして、今回の不倫報道でファンが離れていくとは思えない。それどころか「ミリヤは私とおんなじ苦しさを知っている」として、いままで以上に一部の女性層から熱い支持を受けるのではないだろうか。歌手活動には大きな影響はなさそうだが、懸念されるのは彼女のメンタルと体調である。ヘビーな恋愛は麻薬並みに人を壊すもので、そうでなくてももともと細い体が最近さらに細くなり激痩せ報道も出たばかりだ。

 そのルックスからイメージされるキャラクターとは裏腹に、普段の生活は意外に地味だと公言するミリヤ。土鍋で米を炊くなどこだわって自炊し、ライブパフォーマンスのために心肺機能を高めるスピードトレーニングやピラティスのプログラムをこなす健康的な生活を好んで送っているという。料理自慢のミリヤはAさんを自宅に招く際は手料理を振る舞い「引っ越しして一緒に暮らそう、結婚しよう」とAさんに持ちかけているそうだ。それが事実なら、かつてインタビューで答えていた「好きな人と結婚してもしなくてもいいなと思っている」という彼女の言葉はやはり精いっぱいの強がりだったのだろうか……。本当にその男でいいのかミリヤ、独身20代男子じゃダメなのかミリヤ、それが運命なのかミリヤ。

(エリザベス松本)

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