「木村拓哉一大プロジェクト」の違和感、中居正広に「確かな異変」、マネージャー人員削減…関係者が明かす元SMAPのおかしな近況

 SMAPが解散して早5カ月。毎日のようにその動向が取り沙汰され、騒ぎは一向に収まらず、「芸能界を引退するんじゃないか?」「やっぱり独立するらしい」など、さまざまな憶測が流れている。そのたびに多くのファンは動揺してきたが、最近ではジャニーズ事務所事情に詳しい関係者さえも「何かがおかしい」と首をかしげている。

「まずジャニーズ事務所内の異変です。SMAPの育ての親・Iさんが退社した前後でマネージャーたち、有望視されていた数人のジャニーズJr.たちが次々と辞めていきました。マネージャーに関しては、Iさんの息がかかったグループ担当者ではない中堅クラスの敏腕マネージャーもこぞって退職。彼らに退職理由や再就職先を訪ねてみたら、一様に『いろいろあって今はまだ言えないんですけど、この業界から足を洗います』と返答されたんです。確かに芸能界とは無縁の道に活路を見出した人もいたんですけど、大部分は他大手芸能プロダクションに再就職して、『とりあえず半年くらいは表立った活動は控えます。前の事務所の先輩たちに現場で会うのはお互いに気まずいですし、当分は大人しくしています』って言うんです。芸能界周辺にいる限りジャニーズ事務所関係者と遭遇しないことは不可能だし、再就職先を隠しておくことなんて出来ないんですけどね」(事務所担当記者)

 そんな折、取材陣を一番驚かせたのは、「ジャニーズ事務所の名物広報・C氏が『ついに退社するらしい』との報道だった」という。

「昨年の秋頃からまことしやかに『SMAPと同じく2016年の年末を持ってCさんが勇退する』って噂は流れていたんですけど、あまり信憑性がなかったんです。でも、Iさんが辞めた後、Cさんが弱々しげに『Iがいなくなって何だか寂しくなったね~』としんみり話していたことがあって。長年見てきた人も、そんなコメントは初めて聞いたようで『Cさんに何が起きたんだ?』って騒ぎになり、『上層部が事務所の若返りを図っているらしく、どうやらCさんも肩たたきにあったらしい』とか『年末の勇退が2017年3月に延びたらしい』とか、少しでもCさんと連絡が取れなくなると『もしや、もう辞めたんじゃないか?』なんて言われ続けていたんです。

特にスポーツ紙の担当記者たちは、Cさんがいなくなるとお手上げなんですよ。アイドル誌などとは違って、スポーツ紙は会見や囲み取材ではタレントを直撃しますが、単独でのインタビューはよっぽどのことがない限りしません。紙面で連載を持っていたり、タレントが賞を受賞した時などはインタビューを申し込むんですけど、それ以外はタレント本人との接点はなく、Cさんの口からすべての動向を聞き出して記事にするんです。大切なパイプ役がいなくなるなんて死活問題ですよ。そこで、ある記者がCさんに『3月末でお辞めになるという話は本当ですか?』と聞いたところ、『その噂は僕も耳にしたことがあるけれど、まったくの嘘だよ』と否定したそうです。現在もCさんは毎日元気に出勤し、相変わらずのお得意芸“たぬきオヤジっぷり”を発揮しているみたいですよ」(同上)

 話が通る働き盛りの中堅クラスがごっそり抜け、大幅な人事異動があったとはいえ、結局はC氏も健在。事務所の体制にはあまり変わりがないように見えるが、やはり深く静かに地殻変動は起きているようだ。何でも「最近の元SMAPメンバーの動きが怪しすぎる」とのこと。まずは安泰モードに突入した木村拓哉による“必死すぎる一大プロジェクト”。

「4月29日公開の三池崇史監督の映画『無限の住人』PRは、事前に『木村がキャンペーンで全国を回る予定です。地方の番組にも出演予定ですし、雑誌の取材も全部受けます。さまざまな大きな仕掛け、面白いイベントを考えています』と予告されていたので、ある程度は予測できたんですけど、各地方の無名番組にまで木村自身が出演するとは思いませんでした。その上、各番組で示し合わせたかのようにSMAPやジャニーズについて喋り始めたのも『なぜ急に?』と疑問です。SMAP時代はあり得なかった言動に、天下の木村拓哉の必死さと焦りが透けて見えて逆に痛々しさを感じます。

 とはいえ、結局は“裏切り者”のレッテルを貼られてしまった木村の地に落ちたイメージを払拭するためのプロジェクト。本人もスタッフも、イメージアップのために涙ぐましい努力を毎日行っているそうですよ。やっぱり木村拓哉は事務所の中では別格扱いなんですよね。世間にも、木村が事務所内で今回のようなプロジェクトを実行できるほどの偉大な力があることが知れ渡ったんじゃないでしょうか」(芸能業界関係者)

 さらに、試写会で本編を見た報道陣からは、作品自体を不安視する声もあがっている。

「内容はまさに三池作品そのもの。血は飛び散るし、首も吹っ飛ぶし、グロい三池組の作品が好きな男性には受けるかもしれないですが、木村を見たい女性ファン層が食いつくかは謎ですね。原作ファンからは、木村が主演を務めることが発表された直後から顰蹙を買っていますし、大爆死する可能性もあると思います。大コケが予想されるからこそ、違和感を覚えるほどの精力的な番宣を試みたのかもしれないですね」(映画関係者)

 木村同様、中居正広も多忙を極めている。直近の話題と言えば、4月22日放送の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)にて香取慎吾と中居正広が4カ月ぶりに共演したこと。同番組の視聴率は、通常6%台をうろうろしているが、中居効果で8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)に急上昇。中居のゲスト出演は、自身が館長を務める同局『中居正広のミになる図書館』がゴールデンタイムへと移行した番宣を兼ねていたため、スタッフもある程度の好反応は予想していたそうだが、「予想を遥かに超える大反響で、改めて2人のすごさ、絆の深さを思い知りました」と驚いたとのこと。

「もともと中居と香取は仲が良く、お互い大人になってからはベタベタした関係ではありませんが、中居の父親が亡くなった時も中居はスタッフに『慎吾にだけは伝えておいてほしい。他のメンバーには後で言うから』と話していたそう。2人の結びつきは深く、ファンも関係性を十分に理解していたからこそ、今回の共演に歓喜したのでしょう」(芸能業界関係者)

 中居に関しては『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)もこの4月から火曜夜9時枠へ移動。さらに各局の改編期のスペシャル番組にも次から次へと出演するなど活発な動きを見せており、「中居の地位も安泰か?」と思われたが、同時に「最近の中居の動きが少しきな臭い」という話が漏れ伝わってきた。

「中居は取材規制をかけているようなんです。事務所の指示なのか、中居本人の希望なのかはわかりませんが、今まではジャニーズ事務所のNG媒体以外は誰でも入れた記者会見でも、今後は中居の意向で入れない媒体が出てくるみたいで……。かたやテレビ番組では、今まで『秘密主義』を徹底していた上に、恋愛報道が出たばかりの中居がやたらプライベートを話し始めたことにも違和感を覚えます。水面下で“何か大きな出来事”が起きているとしか考えられません。少なからず“確かな異変”を感じています」(芸能業界関係者)

 心配が相次ぐ中、今度は「元SMAP班の解体」話が聞こえてきた。長年、I女史の下で働き、彼女が退職後も残留しているマネージャーたちにも人事異動が発令され、人員が縮小されたというのだ。

「これまでは、5人ひとりずつにマネージャーがついていたんですけど、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人には、計2人のマネージャーがつくだけ。『2人いれば事足りる』ということらしいんです。Iさんの管轄下にいたグループやマネージャーたちは、事務所内での“明らかな格差”を日々感じずにはいられないそうで、まだまだこれから辞めていくマネージャーたちもいるみたいですよ」(芸能業界関係者)

 9月の契約更新に向けて、6月初旬には“何らかの正式な決断”を下さなければならない元SMAP。どんな結末を迎えようとも「ずっと付いていく」と誓う多くのファンたちを早く安心させてほしいと願うばかりだ。

(夏木バリ)

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