「清原級」大物スポーツ選手にも薬物疑惑でネット騒然!? 最悪のタイミングで発覚した「業界」も

 今年は年明けから衝撃的な芸能ニュースが数多く報じられているが、元プロ野球選手の清原和博の覚せい剤所持・使用の逮捕報道も大きな衝撃となった。

 まあ、このような報道が出ると必ず騒がれるのが「次の大物逮捕者は誰だ!?」というもの。誰もが知る何人かの芸能人が上がり、中には公の場で完全否定する人物もいた。清原の薬物入手などに関係した人物が逮捕はされたものの、それ以外の“大物”逮捕はないまま現在に至っている。

 ところが、すでにネット上で話題となっており、メディア関係者の中には「すでに警察が動き出している」と語る人もいるなど、ある「元スポーツ選手」の“薬物疑惑”が密かにささやかれている。

 その人物もまた、清原と同じく90年代を中心に活躍し、一時は大ブームを巻き起こした。競技での強さもさることながら、現役時のプライベートや引退後の私生活でも世間の注目を集めてきた「メディア御用達」の人物といえるだろう。それだけに、仮に同人物が「薬物に手を染めていた」というウワサが本当なら、それこそ清原と同レベルの衝撃を世間にもたらすことは間違いないだろう。

 もともと“激ヤセ”が伝えられ「別人」「病気か」などとウワサされていた同人物だが、他にも「ブログ内容が支離滅裂」「毛髪鑑定対策として、坊主頭にしたのでは」など、薬物を想起させる憶測や情報が後を絶たない。ただ、この人物は現在も表舞台で姿を現してはいるので、不確定要素も多いのは確かだ。業界もファンもそうでないことを願っているに違いない。

 清原以来、プロ野球界に「薬物」イメージが染みついてしまった。野球以外のスポーツは、なんとかその“トバッチリ”を受けないようにしているはずだ。

 ただ、タイミングの悪かった業界もあった。競馬界では清原逮捕の数日後、短期免許でJRA(日本中央競馬会)に来ていたカナダのルイス・コントレラス騎手がドーピングとしての禁止薬物「オキシコドン」の使用で騎乗停止となった。コントレラス騎手としては自国では普通に手に入るものとして使用できるそうだが、日本では厚生労働大臣の許可がなければ携帯輸入が不可能。同騎手は気がつかないまま持ち込んで誤飲したと語り、故意ではないと主張したが……。

 世間が「薬物」に過敏に反応する只中での「禁止薬物発覚」にJRAも頭を抱えたのは想像に難くない。結局、JRAは2月11日から3月10日までの騎乗停止を決定し、同騎手には今後5年間、短期免許を与えないことも発表さるなど、世間の目も意識された重い処罰が下された。

競馬の話は外国人騎手とJRAの意志の相違という可能性もあり極端な例であるが、今後も芸能、プロスポーツ関係者からドーピングを含め薬物逮捕というニュースは時折明らかにされていくことになるだろう。できることなら、警察にはまずは防止策よりも、捕まえるだけ捕まえて膿を出し切ることに全力を注いでほしいと願う。

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