「足が曲がらなくなってもいい」 有馬記念優勝・吉田隼人騎手、実は骨折していた……今こそ語れる“運命と決意”
<p>『ゴールドはゴールドでも“シップ”ではなく“アクター”だ!』</p> <p>年の瀬の中山競馬場、8番人気ゴールドアクターの勝利という劇的な幕切れに終わった第60回の有馬記念。優勝騎手インタビューを受けている男のやや緊張した面持ちを一体、何人の競馬ファンが知っていただろうか。</p> <p>「お客さんも入っていたし、レース前は楽しく乗ろうと思った。初めてのG1(勝ち)で実感はわかないが、G1ジョッキーになりたくて、この道を選んだのでとても良かった。くじけなければ、いいこともあるのですね」</p>