『ジャングル・ブック』、興行収入で初登場トップ!

『ジャングル・ブック』が公開初週で1億360万ドル(約112億円)を叩きだし、全米興行収入ランキングのトップに立った。この成績は4月公開作品として昨年の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の1億472万ドル(約159億円)に続く歴代2位の快挙となる。

ジャングルにたった1人で取り残された少年がオオカミによって拾われ、育てられていたが、ベンガルトラのシア・カーンから命を狙われ、逃げ出さなくてはならなくなる姿が描かれるラドヤード・キプリングによる同名小説をディズニーが映画化した同作は、中国でも5030万ドル(約54億円)、ロシアで1420万ドル(約15億円)、全英でも1370万ドル(約14億8000万円)の収益を上げており、IMAX形式では世界中で2040万ドル(約22億円)と4月公開作品首位の記録を打ち立てている。

同作ではジョン・ファヴロー監督の指揮のもと、シア・カーン役にイドリス・エルバ、黒ヒョウのバゴーラ役にベン・キングズレー、お気楽なクマのバルー役にビル・マーレイ、ヘビのカー役にスカーレット・ヨハンソン、オランウータンのキング・ルイ役にクリストファー・ウォーケンと豪華キャストが集結しており、主人公のモーグリ役には新人のニール・セシが抜擢されている。

すでに1967年にアニメ化されている本作の実写化を手がけたファヴロー監督はその心境を先日BANGショービズにこう語っていた。「公開を控えて眠れない夜が続くよ。自分や仕事仲間にとって思い入れのある経験だったことがついに世界中の何百万人もの目に触れることになるわけだからね。自分の仕事ぶりを良く受け止めてもらえることを願うだけさ。みんなが楽しんでくれるといいね。それに想像以上の作品になっていることを願うよ」

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