『万引き家族』是枝監督への批判に覚える危機感 私たちは日本に感謝して生きなければいけないのか

 第71回カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した映画『万引き家族』。日本映画として21年ぶりの快挙で、是枝裕和監督がはにかみながら記念の盾を持つ姿が記憶に新しいでしょう。6月8日には上映が開始されました。

 『万引き家族』は日本の最貧困層の家族を描いた映画です。貧困などの社会問題に触れているものの、政治色の強い作品ではありません。しかし、この映画は受賞直後から政治的な争いの…

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