『仁義なき戦い』のモデルの“元ヤクザ”美能幸三は、本当は映画化を望んでいなかった?

<p> 1973年に公開され、社会現象を巻き起こした日本映画の金字塔『仁義なき戦い』シリーズ。近年でも、菅原文太(2014年没)や松方弘樹(17年没)の訃報を伝えるニュースにおいて、今から40年以上も前の同シリーズが彼らの代表作として繰り返し紹介されたのは記憶に新しい。だが、公開から長い年月が経つにつれて、このシリーズが戦後の広島県で実際に起きた暴力団同士の抗争をモデルにしていることを知らない世代も増えている。</p> <p> 本書<a href="http://amzn.to/2nhtU74"target="_blank"><u>『仁義なき戦いの“真実” 美能幸三 遺した言葉』(鈴木義昭/サイゾー)</u></a>は、後に広島抗争と呼ばれた抗争劇の真相を、その中心人物となった元暴力団員・美能幸三の手記とインタビューで解き明かす一冊。美能は10年に83歳でこの世を去ったが、著者は生前の彼のもとを何度も訪ねて聞き取りを重ねていたという。<br /> </p>

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