『Darling』エロマンガ家が繰り広げるおバカな妄想とは?

 かつてのエロアニメは、ギャグ路線ものが散見された。以前紹介した『ビ・ヨンド』や『Theガッツ!』などはその系統だろう。今回もギャグ路線が強めなちぇりーそふとの『Darling』を紹介しよう。  まずは公式の紹介文を引用しよう。  主人公は新婚ほやほやのエロ漫画家。ある日出版社からエロ漫画の単行本執筆依頼を受ける。ただし、締め切りは1ヶ月後!  常識的に考えれば不可能な納期だが、かわいい奥さんとコスプレHをしてハイパーエレクチオンモードで全力投球だ! チャイナ服に看護婦、はたまたSMと主人公の妄想も超アップモード! 果たして納期は間に合うのか!?  エロアニメ版『Darling』は3巻構成となっていて、原作同様ちぇりーそふとからのリリースだ。凌辱ゲーで評価を得ていたブランドがいきなりギャグ満載の純愛ゲーを発表したものだから、当時は物議を醸したタイトルであった。  1巻に2話収められており、ヒロインはあまっあまの声でかわいいし、主人公に従順で言われるがまま色んなコスプレもしてくれるので、様々なシチュエーションでのエロを楽しむことができる。しかし、その話のどれもが強姦魔との対決、病院でのエッチな研修など非常にバカバカしいものばかりだ。「そんなシチュエーションあるかい!」と、笑いながら突っ込みたくなる。  主人公はバカ&エロキャラ全開だ。「スーパーエレクチオンモード」(性的興奮がMAXになった状態)に入ると仕事が通常の2倍でできる。そんな頭の悪そうな言葉、いまどき中学生でも言わなさそうだ。しかし、そのセンスが作品に魅力と親しみやすさを与えているだろう。  変にエロ特化していない分、アニメとしても十分に楽しめる。少々古い作品だが、観たことがない方には自信を持ってオススメできるタイトルだ。 (文=穴リスト猫) 【視聴はこちら!】 『Darling Page.1』 『Darling Page.2』 『Darling Page.3』

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