【プロ野球】驚愕の低視聴率3.7%!それでも続く巨人戦中継の謎

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フジテレビ公式サイトより

 清宮だ、オコエ瑠偉だと、今夏の甲子園(全国高校野球大会)は、個性派選手の登場で久々に話題豊富だった。当然ペナントレース真っ最中のプロ野球も、高校生に負けるワケにはいかない…はずが、出てしまった。

 8月25日、19時からのプロ野球ナイター中継「ヤクルト・スワローズ対読売ジャイアンツ」のカードで、平均視聴率3.7%の驚愕の低視聴率が! 

 これまで一昨年に一度3%台、昨年も4%台をゴールデンタイムで出している巨人戦中継だが、この日は首位に迫る2位対3位の好カードだった…。

 近年のプロ野球の人気低下については、何度もあちこちで考察されてきた。だが、今回は別の事情だという声もある。

「壊滅的な視聴率のフジテレビで放送したからですよ。25日、フジはゴールデン帯の平均視聴率が3.6%、プライム帯で3.5%。早朝や深夜を含む全日帯の4.9%を下回るという異常事態でした。これが日本テレビのナイター中継なら、7〜8%は取れたはず」(広告代理店)

 この日のフジテレビは19時からのプロ野球中継3.7%に続き、21時からの『発見!ウワサの食卓』が3.4%、22時から連続ドラマ『HEAT』が3.3%と、もっとも視聴率が稼げるはずの時間帯に悲惨な数字が並んだのだ。 つまり、この驚愕の低視聴率は<プロ野球×フジテレビ>という、いわば「弱者連合」が組まれた結果だという。

 確かにいまフジテレビは、何をやっても上手く行かない状態。しかしプロ野球の問題点は、弱い局のせいにして済むわけではない。強い日本テレビに頼ったところで7〜8%しか取れない。連続ドラマなら主演俳優や女優がボロクソに叩かれ、週刊誌やネットで嘲笑される数字だ。打ち切りになって然るべきなのに、なぜプロ野球中継だけが「聖域」なのか?

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