おっぱい好き夫のために……豊胸手術でシリコン600ccを注入した中国人妻は大丈夫か
術前の女性。すでに一度豊胸手術を受けていることもあり、そのままでも小さくはなさそうだ
中国で「辣媽(ラーマー)」という新語が浸透しつつある。英語でいうところの「ホットママ」の意味で、「出産してもファッションや美容に妥協しない女性」を意味している。
ポータルサイト「騰訊」に配信された4月24日付の記事によると、上海市で80年代生まれの辣媽が、母の日の自分へのプレゼントとして豊胸手術に挑んだ。注目を集めているのは、600ccという注入したシリコンの量。中国国内で行われた豊胸手術としては、最大の注入量になるという。
豊胸手術では、通常約50~70㏄のシリコン注入量で、カップがワンサイズ大きくなるといわれている。600㏄となると、少なくとも8サイズアップとなり、AでもIカップになる計算だ。もともとのブラサイズは明らかにされていないが、彼女にとってこれは2回目の豊胸手術であるといい、ネット上では「中国で一番大きな胸を持つ辣媽」として話題となっている。
彼女によると、独身時代に1回目の豊胸手術を行っていたが、出産後は以前より太ったのに胸は小さくなり、スタイルが悪くなった。また、夫がグラマラスな女性が好みといういこともあって今回の手術を決意したという。
術後の女性。包帯が巻かれているが、それでもかなりの大きさになっていることがうかがえる。
執刀医の話によれば、新型のシリコンジェルは乳房の形態をしており、術後の触覚も非常に自然で、見た目も「白鳥の首筋のように美しい」とのこと。おっぱい好きの夫も、満足するに違いない。
中国版Twitter「微博」では、このニュースに関し、賛否両論が巻き起こっており、
「豊胸手術で夫婦円満になるなら安いものだ」
「本当に妻を愛している夫なら、絶対豊胸手術なんかさせない」
「俺は妻に受けさせるなら、豊胸よりも膣縮小手術のほうがいいな」
「夫はペニス増大手術を受けるべき。それがギブアンドテイクというものだろう」
といった書き込みが見られる。
ただ、豊胸をはじめとする中国の美容整形手術には、医療過誤もつきもの。夜の営みの最中に爆発しないことを祈るばかりだ……。