まさに地獄絵図!! 逮捕者が出ても、SNSを閉鎖しても…声優・上坂すみれへの止まらない暴言・セクハラ
声優の上坂すみれさん(25)の公式TwitterとInstagramのアカウントが、7月21日をもって閉鎖されました。今後は、上坂すみれ公式Twitter(@uesaka_official)にて、情報を発信していくといいます。
この閉鎖について、スタッフは「情報発信の集約化を行うため」とLINEブログ上で説明していますが、以前から上坂さんのアカウントにはいやがらせメッセージが殺到していることが問題視されていました。
☆声優・上坂すみれに殺到するセクハラコメント ブロックをしても凝りない迷惑オタクたちの度を越したふざけ方
上坂さんの活動に支障
閉鎖されたTwitterアカウントには、過激なセクハラコメントが常に寄せられていました。上坂さんが何かをつぶやけば、その内容に関係なく「素直に射精です」といった性的なツイートが殺到。上坂さんサイドはそういった悪質なアカウントをブロックするなど対処していましたが、効果が現れるどころか、それに便乗して“ブロックされるために”性的なメッセージを送るアカウントが出現するという、まさに泥沼状態となっていました。
しかも、先日19日には「2ちゃんねる」で上坂さんを「絶対ぶっ殺す」などと書き込んだ25歳の男性が威力業務妨害の疑いで逮捕されるという事件も起きました。これに上坂さんの所属事務所は、「これまで、上坂すみれに対して、脅迫など複数の心痛ませる行為が重なり、上坂本人も事務所も活動に支障をきたしてまいりました。今回、警察に相談させていただき、度のすぎているものについては、刑事事件として対応するとの判断がなされ、今回の逮捕となったと理解しております」という声明を発表。
“度がすぎているもの”については、刑事事件として対応すると判断したとのことですが、Twitterに殺到するセクハラコメントも十分、上坂さんの心を痛ませていたはずです。
その中で今回の公式TwitterとInstagramの閉鎖です。これでもう悪質なファンが性的なコメントを送ることは出来なくなりましたが、上坂さん本人や悪意のないファンにとっては寂しい判断となってしまいました。
しかし、逮捕者が出ても、アカウントを一新しても上坂さんに対する暴言・セクハラが止まる様相はありません。「未来ある若者を逮捕させた心境はどうですか?」と、Twitter上でなぜか被害者である上坂さんが責められたり、新設された公式Twitterにもすでに性的なリプライが寄せられています。
ネットではそんな上坂さんを擁護・応援する声がほとんどですが、中には「アイドル的な売り方をさせた上坂さんサイドに問題がある」「アイドル声優なんだから、セクハラされる覚悟もしないといけない」といった主旨の声も上がっています。どうして、上坂さんを一人の人間、女性として見ることができないのでしょうか。そもそも、アイドル売りされているからといって、セクハラされるのが当然という謎理論にも“素直に疑問です”。
上坂さんは昨年3月にも一度Twitterを休止しています。その時に彼女はブログで「ツイッターは匿名ツールゆえ、投稿内容はその人の良心にゆだねられています。身元を明かさず直接誹謗中傷することも簡単ですが、公式アカウントといえども対話の相手はbotではなく普通の人間であることを念頭に置いてくださいね」と綴っていました。彼女の悲痛な訴えは悪質なアカウントには届かないのでしょうか――。