アンジェリーナ・ジョリー、イギリス議会で紛争地域での性的暴力撲滅を訴える
アンジェリーナ・ジョリーが8日(火)、イギリス国会に出席し、紛争地域での性的暴力撲滅を訴えた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使のアンジェリーナは英上院の委員会公聴会で、テロリスト集団が性的暴力を「効果的な武器」として使用していると指摘した。「我々の知る今日で最も攻撃的なテロリスト集団は性的暴力が非常に効果的な武器であると知っていて、自分たちの脅威を見せつける焦点として使用しているだけでなく、コミュニティーや家庭を崩壊させ、人間らしさを奪い取る方法としても使用しています」「我々がシリアとイラクで直面しているテロリスト集団は圧倒的にレイプを使用しているのです。この集団は組織の方針として指示しているのです。これは我々がこれまでに目にしてきたことを超越する事態です。彼らは『こうするのだ。これが社会を築き上げる方法なのだ。レイプをしなさい』と謳っているのです」
アンジェリーナはこれまでにその人道的活動に対し、アカデミー名誉賞やジーン・ハーショルト友愛賞など様々な賞を受賞しているだけでなく、英エリザベス女王からデイムの称号も与えられている。