コミケで内閣府防災の人が執筆した『シン・ゴジラ』災害対策本販売予定! ガチ過ぎる内容に購入希望者続出!

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『後藤隆昭』のTwitter(@ryu_)より。

 内閣府の防災で勤務していると自称する後藤隆昭氏が、シン・ゴジラの災害対策本を12月29日のコミックマーケットで販売することをTwitterで宣伝し、大きな話題になっている。

 本のタイトルは『虚構と防災』。後藤氏は映画『シン・ゴジラ』を鑑賞し、“霞が関の中の人”として「危機管理センター」「緊参チーム」「緊急災害対策本部」など日頃からよく耳にする言葉が劇中で飛び交っているのを見て、庵野秀明監督のセンスに笑い転げたという。そして普段、一般の目に触れない緊急事態の政府の対処を眺めるのに良い素材だと思ったそうで、災害対策法制の観点から国家的危機の際にどう対処すべきか考えるきっかけにしようと本を執筆したとのこと。さらに同書をきっかけに多くの人が危機管理を考えるようになればとしている。

 後藤氏のTwitter(@ryu_)では本の一部が掲載されているのだが、ガッツリと文字だらけ、しかも専門用語やいかにも“官”の言い回しが並ぶ内容に「ちょっとこれはガチすぎるwww」「もう論文じゃねえかこれ!」「霞ヶ関の中の人がガチでシン・ゴジラを考察するとこうなるのか……」と驚きの声が上がっている。

 しかし多くのファンが「これは絶対に買いたい!」「今回はコミケを見送ろうと思ってたけどこれのためだけに行くわ!」「俺の狙い商品が定まった。まずはこれを買いに直行しよう」と購入を決意している模様。

 本の概要はB5サイズで44ページ。値段は500円となっており、後藤氏のほかにも、行政各分野の執筆陣が総力特集しているそう。宅配対応も行う予定とアナウンスされており、すでに後藤氏のTwitterには「はじめまして。宅配をお願いしたいです」「お手数をお掛けして申し訳ありませんが、宅配を希望します」「私も宅配をお願いしたいです!」と何件も注文が寄せられている。ツイートは3,000件以上リツイートされているが、一体当日はどうなってしまうのか、そして肝心の内容は……? 今回のコミケの話題作の1つとなりそうだ。

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