ショーン・ペン、11億円訴訟終焉を迎える

ショーン・ペンがリー・ダニエルズに対し起こしていた1000万ドル(約11億円)の訴訟が終焉を迎えたようだ。米人気ドラマ『Empire 成功の代償』の監督としてお馴染みのリーは、同ドラマに出演しているテレンス・ハワードの離婚訴訟の際、元妻ミシェル・ゲントへの家庭内暴力に対して言及されたことを擁護するために、あるインタビューの中でショーンが以前家庭内暴力をふるっていたかのような発言をしたためショーンは訴訟を起こしていた。

しかしここにきてリーはショーンに「ショーンを傷つけてしまい本当に申し訳なく思っています。僕の不注意な発言に対して謝罪します。私はどれほど考えなしだったのでしょう。あなたは僕が友人と考える人物であり、素晴らしい俳優である、ハリウッドの伝説的な人物であり、真の博愛家です」「僕も今までこういった虚偽の非難をされる対象になってきました。僕は父として子供たちに、ゴシップを事実として引用することは間違いであると、身をもって教えることが大切であると考えています。そういったことは人にダメージを与え、傷つけることになるということをです」「ドメスティックバイオレンスはとても深刻な問題です。僕はこの問題の厳しさを減らそうとしたわけではなく、国民的な会話の中で人種によって扱いが変わるという点を強調したかったのです。あなたとその家族に苦痛を与えてしまったことをもう一度謝罪します」という謝罪文を発表した。

さらにリーはショーンが運営しているチャリティ団体J/P HROに金額は明かされていないものの募金を行ったとのことだ。

この謝罪文に対しショーンは「リーの心温まる謝罪を受け入れ、このことに感謝します。また、J/P HROへの彼の寛大な募金に感謝します。この募金はハイチに暮らす人々の生活のために役立つことになるでしょう」とコメントを出している。

今回の騒動はリーがあるインタビューに対し「テレンスはマーロン・ブランドやショーン・ペンがやったことと何も変わりないことをしたんだ。なのに彼だけ突然悪者扱いさ。これぞまさにアメリカで現在起きている人種差別のサインだよ」と語ったことで、その後訴訟に発展していた

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