タモリがNHKにキレた!三代目JSBかAKBかで割れるレコ大!荒れる年末歌番組の行方

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司会者選考からドタバタの『NHK紅白歌合戦』。

 今年も残すところあと1カ月半、毎年この時期になると芸能界で注目を集めるのが暮れの音楽特番『NHK紅白歌合戦』と『輝く! 日本レコード大賞』(TBS)だ。もはや形骸化されている祭典とはいえ、出場・受賞をめぐる熾烈な争いは、相も変わらず水面下で繰り広げられている。

「今年の紅白は昨年の『Let It Go~ありのままで~』のような目ぼしいヒット曲もなく、業界全体として目玉がない。冗談ではなく、今年最大のヒット曲はお笑いコンビ『クマムシ』の『あったかいんだからぁ♪』だなんて声もあるほど。しかも、昨年は『ワンピース』の劇場版再放送という異例の白旗で早々に視聴率対決から退いたフジテレビが、今年は10年ぶりに格闘技大会『RIZIN』の中継番組をぶつけてくるなど、ライバル局も大みそかの特番にはかなり力を入れており、苦戦は必至」とは某レコード会社スタッフ。

 そうした中、NHK側は「せめて司会者だけでも話題の人を」と、タモリに白羽の矢を立て、これに多くの芸能メディアが追随したものの、結果、実現はしなかった。11月5日時点では、紅組司会は2年ぶりの綾瀬はるか、白組はV6の井ノ原快彦、総合司会はNHKアナウンサーの有働由美子と報じられているが、タモリ擁立失敗の舞台裏を同局関係者はこう明かす。

「タモリ司会の第一報は10月初旬の日刊スポーツでした。同紙がNHKと太いパイプがあることは業界ではつとに有名で、『日刊なら間違いない』と多くの後追い報道が出た格好です。実際、当初は総合司会はタモリ、白組はV6井ノ原、紅組は有働由美子で内定だったそう。日刊の一報通り、タモリサイドもこれを了承。ですが、後追い報道で『タモリの人脈で(NHK『ブラタモリ』のテーマソングを歌う)井上陽水などの大御所が出演』などと先走った記事が出たためタモリがヘソを曲げたという見方もあります」(スポーツ紙芸能デスク)

 だが、芸能マスコミの飛ばし“予想”記事で、タモリほどのタレントが辞退するとは思えないが……。

「話題性の乏しい今年の紅白をなんとか盛り上げようと、NHKもタモリの名前を利用したフシがあるんです。井上陽水らにアプローチを試みた際、その交渉材料として『総合司会タモリ』という名前を使っていました。これにはタモリ側も憤慨し、『なぜ俺が利用されなきゃならないんだ』と急遽辞退してしまったというのが真相です」(週刊誌記者)

 そこで困ったのはNHK。通常、紅白の司会は10月半ばには決定しているのだが、まさかの辞退で白紙に。

「仕方なく紅組に決定していた有働を総合司会に据え、白組にはそのまま井ノ原を、紅組にはホリプロの綾瀬はるかで収めました。ただ、綾瀬は司会者としての評判は決して高くないため、これはNHKが譲歩したともっぱらです」(前出・デスク)

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