ディーン・フジオカ、フジ連ドラ出演を“潰された”!? TBSの圧力に「業界は非難轟々」

 朝の連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)でブレークし、人気俳優の仲間入りをしたディーン・フジオカ。芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスが共演する4月クールの連続ドラマに出演が内々定していたものの、テレビ局による“圧力”によって、出演が完全消滅したという。

 ディーンが出演予定だったのは、フジテレビが日曜午後9時台に3年ぶりに復活させるドラマ枠で放送となる『OUR HOUSE わたしたちのおうち(仮)』。過去同枠で放送された『マルモのおきて』で大ブレークした芦田、『マッサン』(NHK)で注目を浴びたシャーロットが共演するほか、脚本は野島伸司が担当し、早くも話題となっている。

「この新枠開設にケチをつけたのが、同時間帯に連ドラを放送しているTBSです。現在放送中のSMAP・香取慎吾主演『家族ノカタチ』こそ不調ですが、『JIN ‐仁‐』、『半沢直樹』、『下町ロケット』とヒット作品を次々と出している鉄板枠で、ここの責任者が各プロダクションに『フジの日曜午後9時枠のドラマに出るなら、おたくの役者は、今後一切TBSのドラマに使わない!』と言い放ち、マネジャー勢は戦々恐々としているんだとか。こうしたTBSからの“圧力”により、大手プロダクション・アミューズ所属のディーンも、早々に出演を見送ることになってしまったわけです」(芸能プロ幹部)

 確かに、『OUR HOUSE(仮)』のキャスト勢を見ると、大手プロの所属は皆無に等しい状況なのだという。

「芦田は、ジョビィキッズという子役事務所所属で、またバックに“芸能界のドン”ことバーニングプロダクション・周防郁雄社長がついています。さすがにTBSも、バーニングに喧嘩を売ることはできなかったんでしょう。シャーロットもCAMINO REALという小さな事務所に所属しており、主演2人は早々に決定したそう。ほかにも、正式発表はまだですが、山本耕史、松田龍平も出演者に名を連ねているらしく、いずれも個人や家族経営のプロダクションの所属です。対するTBSの4月期日曜午後9時枠のドラマには、ジャニーズ事務所の嵐・松本潤や、研音所属の榮倉奈々など、大手の有力タレントが勢揃いで、少なくともフジは“事務所パワー”で完全に抑え込まれています」(同)

 こうしたTBSの対応には「ここまで露骨な圧力をかける局スタッフも珍しいだけに、各所からは非難轟々ですよ」(同)という声も。ディーンファンにとっては、ドラマ出演が1つ消滅したとあって、ただただ不幸な出来事といえるだろう。

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