トム・セレック、水泥棒事件の和解金額を支払う

トム・セレックが水の無断使用を巡って訴えられていた裁判で2万1685ドル55セント(約269万円)の和解金額の支払いに応じた。トムはウェストレイクビレッジに所有する広さ60エーカーのアボカド畑に設置されている商業用水タンクに給水するため干ばつ期に公共給水栓を勝手に使用していたとして、カリフォルニア州サウザンドオークスのカレグアス市水道局から提訴されていたが、15日(水)に合意条件が承認された。

先日に合意条件が提示された際には、カレグアス郡の資源担当主任であるエリック・バーグ氏は「我々はこの合意に喜んでいます。良いニュースですよ」と話していた。

今週になって公開された法廷書類によれば、トムの所有地はヒドゥン・バレー市水道局の管理区域にあるため、カレグアス市水道局の給水栓の使用は禁じられていた。カリフォルニア州の住民たちは、同州の干ばつ対策として水の使用料を25パーセント減らすようにブラウン州知事から1月に呼びかけられていたところだった。しかし、この件のために2万2000ドル(約267万円)かけて行われた私立探偵の調査では、2015年3月までの間にトムと妻ジリー・マックの所有する敷地に幾度となくトラックで水が輸送されているところが確認されていた。また夫妻は、カリフォルニア南部に所有する2件の自宅に2013年にカレグアス市水道局から警告状を送られていたにも関わらず、給水管から引き続き水を使用していたと非難されていた。

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