ドクター・ドレーとアイス・キューブ、殺人罪に問われるシュグ・ナイトと共に起訴される

ドクター・ドレーとアイス・キューブが現在殺人罪に問われているシュグ・ナイトとともに起訴されている。シュグがカリフォルニアの駐車場でテリー・カーターを自身のトラックで轢き殺害した上に、クレ・'ボーン'・スローンを殺害しようとした事件を受け、ドレーとキューブ、シュグ、クレ、ユニバーサル・ピクチャーズ、そして他の関係者もテリーの不当な死の訴訟の対象であるとして、2015年1月29日に亡くなったテリーの妻が訴えを起こしているのだ。テリーの妻リリアンはこの一連の事件が事前に防ぐことが出来たものだとして訴訟を起こしており、ピープル誌が入手した裁判所に提出された書類にはユニバーサル・ピクチャーズ、ドレー、アイスがN.W.Aの伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』の撮影現場で臨場感あふれるシーンを作り出すために危険な状況を作り上げたと記載されているようだ。さらに撮影現場が暴力的なギャングたちの活動拠点として悪名高い場所であった上に俳優やエキストラ、警備員にもギャングのメンバーとして知られる人々が参加しており、事件を防ぐことが出来るような状況ではなかったという。訴訟には「この裁判は信頼性を追求するために偽装された無謀な企業欲が、どのように成功していたビジネスマンであるテリー・カーターの死を引き起こすことになった予測できた口論を引き起こさせ、テリーの残された28歳の妻、2人の娘たちによるなぜテリーが亡くなる事件が起きたのかという疑問を考慮していくものである」とも記載されているようだ。

そして書類の中にはジュグとN.W.Aのメンバー達の間には長い間確執があるため、それによってデス・ロウ・レコードの創立者のシュグはテクニカルアドバイザーのスローンによって撮影が行われていたその現場から追い出されたと言われている。その後テリーがシュグと会う約束をして状況を収束させようとしたものの、その面会の場となったタムズバーガーにスローンも現れたためこの事件が発生してしまったという。

リリアンは家族を失ったことへの請求金額を特定しない損害賠償、テリーの葬儀代、逸失利益、懲罰的損害賠償、裁判費用などを求めている。

現在数々の健康面の問題も抱えるシュグは7月7日より裁判がスタートすることになっている。

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