ペットショップへの腹いせ!? 返品拒否された女が、飼い猫の皮を剥いで店頭に遺棄

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SNSに掲載された、ブリティッシュショートヘアの写真、この猫と一緒に写っているのが飼い主の女だ(出典:南寧電視台)

 香港メディア「東網」(1月16日付)によると、今月8日、雲南省麗江市内にあるペットショップの店頭に、全身の皮を剥がれ、変わり果てた姿になった猫が遺棄されているのが見つかった。犯人はこの店とトラブルになった20代の客の女とみられ、皮を剥がれたのは、同店で女が購入した猫だったというのだ。

 店長によると、今月3日、女が来店。人気品種のブリティッシュショートヘアを気に入り、「値段を安くしてほしい」と交渉してきた。店長はこの女の猫への深い愛情を感じ、値下げを了承したのだった。それから2日後、事態は急展する。猫を買った女が、再びペットショップにやってきたのだ。女は店長に駆け寄ると、「経済的な問題で育てられなくなった。猫を返すから返金してほしい」と言いだした。

 店長は女に、「ペットに健康上の問題が見つかった場合以外、返金には応じられない」と答えると、女はおとなしく帰ったという。しかし8日夕方、女が買ったと思われる猫が皮を剥がされ、ビニール袋に入れられた状態でペットショップのドア付近に捨てられているのが見つかったのだ。店長は、鼻や目の特徴から、あの女が買ったブリティッシュショートヘアだと気がつき、警察に通報した。

 残虐なペット殺害のニュースは大きく報じられ、ネット上ではすぐに人肉検索が行われた。猫を虐殺したと思われる飼い主の女の顔写真、SNSアカウント、住所、電話番号などがあっという間に見つかって、ネット上にさらされた 。

 当初はメディアからの取材にも応じなかった女だが、身元が割れて観念したのか、10日午後に突然、SNS上に謝罪の動画をアップ。その中で女は、「あの時、急にお金が必要になったから返金の相談に行ったのに、あの店長、全然相手にしてくれなかったの! バカにされてるような気がして、だんだん理性が保てなくなった。気がついたら、猫にヒドイことしちゃってたの。みんなの心を傷つけてごめんなさい」と、身勝手な謝罪を展開している。

 女がペットショップの店長に見せた愛猫家の顔は、一体何だったのだろうか?
(文=青山大樹)

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