ポジチェン成功の後藤真希が、いつのまにか「ステマ広告塔」状態に!
昨年12月7日に第一子となる女児を出産した元モーニング娘。の後藤真希(30)。妊娠中には料理本『後藤真希の満足おうちごはん』(宝島社)を出版し、ブログなどで出産について綴ることも多かった彼女は、セクシー路線の歌手から、一気に等身大のママタレントへと転身を遂げた。見事すぎる芸能界でのポジションチェンジだ。
産後すぐから後藤の「ママタレ特需」はスタートしており、先月にはママ向け通販雑誌『赤すぐ』(リクルート)の1月号・3月号で表紙、来月7日発売の『saita』(セブン&アイ出版)でも表紙を飾る。
ママタレデビューの洗礼ともいえる「プチ炎上」もすでに始まっている。産後1カ月半の時期にブログで金髪にしたことを報告し「ママさん達がヒソヒソ」「にしてもこの髪の毛目立つのかな? すっごぃバレ率が高いような??」と綴ると、「金髪なんだからそりゃ目立つでしょ」「嫌なら染めなきゃいいのに」と眉をひそめるアンチたち。また、大雪が降った翌日に長女を連れて六本木ヒルズの美術館に行っていたことが週刊誌に報じられ、「インフルやノロが流行ってるのによく連れて歩けるね」「赤ちゃんを美術館に連れていくなんて非常識」と批判された。こうしたことも含め、注目度が高いといえるだろう。
順調なママタレ業の滑り出しを見せている後藤だが、一方で、妊娠前から務めていたある“お仕事”のほうはどうなっているのか? 彼女がチーフ・キュレーターを務めるキュレーション・マガジン『Alifis(アリフィス)』のことである。実母の急逝後、芸能活動を休止していた彼女が2年半ぶりとなる芸能活動再開に伴い、2014年6月に立ち上げた『Alifis』は、初期こそ大々的に大手のネットニュースで取り上げられたものの、このところは一日一記事以下という更新頻度。サイトには「気になるニュースや“ライフスタイルの知恵”を厳選した1日1本の記事にて、6つのキーワードでお届けします!」とあるが、実際にはそれ以下である。その中でも数少ない後藤の担当記事は、プラセンタ美容液などの宣伝がメインで、「なぜブログでやらない?」と不思議になるばかり。キュレーターとは名ばかりで、後藤は単なる広告塔状態だ。
もちろんブログも宣伝媒体として活用しており、所属事務所「エイベックス」が販売する水素水を紹介している後藤。芸能人によるステルスマーケティングは定番となりつつあるが、あまりにも露骨であるとファンから毛嫌いされるだけだ。息の長いママタレ活動を目標とするならば、こうした部分にももう少し気を遣ったほうがいいのではないだろうか。
(ルイコスタ松岡)