中田英寿、五輪は無視でもカズには媚びを売る? 監督としてのサッカー界復帰はあるか

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 49歳162日、横浜FC所属キングカズこと三浦知良が、またJリーグ最年長ゴール記録を更新した。7日に行われたJ2第27節、横浜FCはセレッソ大阪と対戦。2点のビハインドを追う69分に途中出場したカズは、ワントラップから右足でゴール右隅にスーパーゴールを決めた。

 翌日、横浜市内で調整を終えたカズは報道陣に対し「あのヒデ(中田英寿)からメールが来た。『あのシュートを決められるんなら、まだまだいけますね』ってね。うれしかったよ」と語った。

 中田といえば先月、日本酒の表彰式に出席した際にリオ五輪サッカーについて聞かれると「まったくフォローしていないのでわからない。試合を見ていないので選手の名前も知らない」と発言。代表のOBとして相応しくないと批判を浴びていた。他にも引退後の中田は、ゴルフを始めて「個人競技の方が向いている」など、サッカーに対して興味を失ったような発言を繰り返している。

 しかし、オリンピック代表戦は見ていないのに、J2のカズのゴールはチェックしている。これはどういうことなのだろうか?

「ファンの間では五輪は見ていないクセに、カズには媚びを売っていると批判の声が上がっています。でも、本当は五輪のこともある程度はチェックしているんだと思いますよ。本当にサッカーが嫌いになっているのならカズと仲良くする必要などないですからね。五輪の選手を知らないと言ったのは、マスコミを遠ざけるためでしょう。ちなみに、サッカー界と関わりを完全に切っていないのは、いずれ監督として現場復帰するつもりがあるからとのウワサもありますが、おそらくそれもないでしょうね。なんたって極度のマスコミ嫌いですから」(スポーツライター)

 いくら中田本人が現場復帰を嫌がっていても、ファンとしてはどうしても期待してしまうのは事実。今は実業家として活躍しているが、いつかは現場に、少しでもいいから関わってもらいたいものだ。
(文=沢野奈津夫)

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