佐藤健主演・本広克行監督で人気コミック『亜人』実写映画化へ
『亜人』公式サイトより
「ここのところ、またマンガの“実写化”が相次いで発表されていますが、映画『るろうに剣心』を大ヒットさせた佐藤健も、再びマンガ原作の作品に挑むそうです。監督は『踊る大捜査線』の本広克行監督で、作品は桜井画門の『亜人』(講談社)だそうです」(出版社関係者)
5月に公開された映画『世界から猫が消えたなら』で主演した佐藤健。この作品も原作物だったが、マンガではなく小説だった。
「やはり、この映画がコケたことで、佐藤健といえばマンガモノ、しかもアクションモノじゃないかということで、佐藤さんありきで『亜人』の映画化が決まったそうです。マンガそのものはまだ続いているのですが、原作に沿ったオリジナルストーリーになる予定です」(芸能事務所関係者)
マンガ『亜人』は2015年11月からは劇場アニメ化が、今年の1月からはテレビアニメ化もされている人気作品だ。
「アクションシーンも多いですし、CGを多用する作品になるでしょうね。撮影は11月から12月に行われるそうですが、アクションシーンは佐藤さんたっての希望で、スタントをほとんど使わない予定だそうです。まだ佐藤さん以外のキャストは、ほとんど決まってないそうですよ」(テレビ局関係者)
公開は来年の夏になるというが、この作品が佐藤と本広克行監督にとって正念場となりそうだ。
「佐藤さんはやはり『ヒット作=マンガ原作物』というイメージがついてしまう恐れがあります。『るろ剣』のあとにヒットした『バクマン。』もマンガ原作ですしね。それでも、2作続いて主演作品がコケるよりはマシです。本広さんも『踊る』以降はヒット作もありませんしね。東宝としても興収は最低でも20億を見込んでいるみたいです。特に佐藤さんは“色”がついてしまう恐れはありますが、ヒットさせないと、また何を言われるかわかりませんからね」(映画関係者)
どちらも新たな代表作となるか――。